九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

麻生財務相の暴言、その本質  文科系

2021年07月03日 05時34分12秒 | 国内政治・経済・社会問題

  「赤木ファイル」について、またまた麻生財務相の暴言が続いている。こういう彼の言動については、6月28日エントリーに「女性自身」の記事から、こういう文章を紹介した。

『(2019年)12月10日に行われた会見の冒頭で、幹事社を務める東京新聞の男性記者が「政府が5日に決定した経済対策」について麻生氏へ質問。基金の活用について麻生氏の見解を求めた。
すると麻生氏は訝しげな表情で「何新聞だっけ?」と尋ね、「東京(新聞)です」と答えた記者に対して政府が発表した資料のなかに基金という言葉が使われていないことを指摘。「ブリーフィングのなかでは基金のような……」と口ごもった記者に対して、麻生氏は「あなたの言い方は気をつけなよ。これ、テレビに映ってるんだから。基金って言ったろ?」と質問を遮って注意する。
最終的に記者が発表のなかで基金という言葉が使われていないことを認めると「基金という言葉は対策のなかには使われていないよね。まずそれだけはっきりしようね」と発言。続けて記者に「返事は?」と同意を求め、声が小さかった記者に対して「マイク入ってないけど。大きな声で」と詰め寄っていた。

 このほかにも、寡婦控除制度について質問した女性記者に対しては「ん!?」と顔をしかめて大きな声で聞き返し、「長い話ですな。あなたの生まれる前から(議論を)やっています」と回答。また、麻生氏が『文藝春秋』1月号のインタビューで安倍晋三首相(65)について「憲法改正をやるなら自民党総裁を四選するべきだ」という趣旨の発言をしたことについての見解を別の記者が質問。すると、麻生氏は記者に「憲法改正をされるんでしょ!? 聞いてんだよ、俺が」と語気を強めながら質問返しをする一幕も。麻生氏と記者の間には終始緊張感が流れながら、会見は終了した。』


 ところで、一を聞いて十を知るという言葉があるが、逆を言えば「一を語って、十を語っている」という言葉もある。記者達への麻生のこの粗暴な言動はまさにそういうものであって、ここで語られた十はこういうものだろう。『主権者に対する公僕という意識の欠片も無い粗暴さを示して、日頃どんな仕事をやっているというのか!』

 彼を税金で雇っているのは国民である。国民のための仕事をするために。これに対して彼がやっているのは、国民の代表でもあるマスコミの質問に答えずに、上から目線で文句を付け、お説教している。国民を上から支配するような言動、態度ではないか。ちなみに、安倍の「こんな人たち」発言も有名だが、自分らに反対するかとも見える国民にこのように上から目線で感情的に物を言う態度は、反対派を押さえつける全体主義思考、政治にも繋がっていくものだ。朝日新聞に対する安倍の言動などにも常に、こういう傾向が見られる。

 反対派国民も国家や自分ら公僕のご主人だということを忘れているのだろう。四分の一程度の多数派国民に選ばれたのだからと言って、許される態度ではない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする