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守備に比重、伊東と三笘

2022年12月21日 10時19分00秒 | スポーツ
このワールドカップは後世への話題も満ち溢れ、凄まじい熱戦が連続した歴史的な大会となった。そんな中でモロッコと並んで語り草になった日本の活躍だが、事前予想とはことなった個人結果の背後に隠れたある真実、縁の下の力持ち的話題をあげてみたい。
選手諸個人の話題、談話などだけを各ライターに扱わせたナンバー最新号は事前準備が足らないこと明らかな文章ばかりでつまらなかった。中では最も学べたことがこれである。

予選など大会までは、日本の両エースと目され、騒がれてきた伊東、三笘についてのことだ。この二人には大会中隠れた任務があって、期待された第一の仕事だけに専心突入できなかったと知ることができた。それぞれご本人らから言われてみれば本当に「なるほど」なのだ。

強豪相手ばかりで守備的なスリーバックで闘う時が多くなったから、二人はいつものウイングからウイングバックに下がる。途中出場が多い三苫が大変だったと言っているのだから、持久力もあり先発完投が期待されてウイングバック時の攻撃参加には80メートルも走らねばならぬ伊東は、本当に大変だったろう。それでも、ドイツ戦、スペイン戦のそれぞれ1得点目は伊東から始まっていることを僕は覚えているけど、アシストさえ軽視する日本スポーツマスコミ下で一般の心の中に伊東のこの功績はちゃんと残っているのかどうか。
「三笘の1ミリ」は話題になり、堂安の2得点、「浅野のトラップ」が騒がれて当然だが、守備に最後まで走り続けたこの伊東、この面でもイングランドなどからも評価された前田と同じに評価されて良い。ただ、この任務変更を以東も三笘も「当然のこと」と受け止めている。三苫は「絶対的な攻撃手になりたい」と語っていたが、伊東は平然とそう語っていた。こう語る彼は、賢い選手なのだなと心から思えたのである。


病状は、肝臓の手当てをしていること。抗生物質続きでこの数値が上がっているからだ。気になる他の数値は下がっているから、退院はもっと近づいて来た。マイわさびをつかいはじめてから、完食も多くなったし。

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2 コメント

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Unknown (文科系)
2022-12-21 10:55:45
手前味噌だが、こういう記事は大切と考える。どの世界でもそうだが、縁の下の力持ちが評価されねばその世界は歪む。サッカーで言えば、誰かさんのように中央攻撃に励みつつ得点重視になって、時にチームをバラバラにしかねない。「観客が選手を育てる」とは、そういうことなのだ。賢い選手も目の超えた国の観客もこれをよく知っている。今回イングランドで前田の評価が高いのも、岡崎が「プレミア奇跡の優勝チームで先発レギュラー」という歴史的実績を残せたのも、デュエルの数値が出るからドイツで遠藤の評価が高いの も、そういうことなのだ。
特に岡崎のこの世界的かつ歴史的業績については、どれほど未来の日本選手が越えることができるだろう。だけど日本人はその事をほとんど語って来なかったのである。
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Unknown (9vs9qvsq)
2022-12-21 15:21:49
地味な名技という同じ趣旨で、前田が鎌田のことをこう語るのを聞いたことがある。
「鎌田は、ファーストタッチで僕ら前の選手を必ずみてくれるから走りやすい」
自分のゴ−ルも多い鎌田が常にアシストを「同等以上に」狙っている利他選手と前田が語っていることになるから、珍しい選手なのだろう。
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