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九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

日本には「女性が立候補できない村」があります。 (ネット虫)  

2009年11月25日 21時25分26秒 | Weblog
★愛知県には、女性議員が誰もいない自治体が田原市、阿久比町、飛島村、豊根村の4市町村あります。国際的目標の40%にするにも、まずは女性ゼロ議会をなくすためにがんばろうと思いそれらの地区の現状を調べてきました。

■「既婚女性は立候補難しい」阿久比町

 知多半島に位置する阿久比町では、当選回数が最も多い議員の中で、最長老の保守系の鈴村一夫議員宅を表敬訪問しました。お忙しいようで、ほんの数分しかお話が出来ませんでしたが、アピール文を渡しながら、活動の趣旨を説明すると、「そのとおりだ」とうなずいてくださいました。

別れ際に、「実は共産党で女性議員がいて、私も党派関係なくやっていたんですが、残念ながら山の事故で亡くなられた」とおっしゃいました。

 おりしも、阿久比では産業まつりが盛大に開催されていたので我々は産業まつり会場の町役場周辺に向かいました。商工会の女性部長を発見したので、アピール文を渡し、協力を要請しました。すると「男性議員のおつれあいで、女性活動に取り組んでいる人がいますよ」とご紹介いただきました。そこで、その山本幸司議員のお連れ合いさん方を訪問しました。

 その方は、夫は町議、ご自身は名目上建設会社社長です。町議など公務員は、公共入札する会社を経営できないからです。彼女は、女性議員がいないことによって起きている問題はよく実感しておられました。しかし、「この町では、既婚女性は無理だと思う」と言うのです。男性が、女性が政治に関わる大事さを理解しないからだそうです。また、「地元出身の女性は難しいのではないか? しがらみがあるから」「学校校長退職者など地位の高い女性もいるが、だいたい公民館館長とかに天下りされる。そういう女性は、辞めてまでは立候補はしないだろう」などの事情もうかがいました。

■女性立候補者が「潰された」飛島村

 午後は名古屋市の西隣にある飛島村へ向かいました。
飛島村ウェブサイト
 まずは、服部康夫議長宅を表敬訪問させていただきました。しかし、「けんもほろろ」でした。彼は、「女性が立候補しないだけだよ」「出たければ出りゃいいじゃないの」と、本当に正直におっしゃいました。
 続いて、日本共産党の橋本渉議員宅を訪問しました。7期勤めたベテランです。橋本議員は、見ず知らずの私たちを応接間に上げてくれました。震えるほど寒い日でしたので、ほっとしました。図らずも、共産党(橋本さん)、社民党(坂さん)、民主党(私)と与野党が揃いました。

 この飛島村について彼からつぶさに、驚くべき実情をうかがいました。飛島村は臨海工業地帯があってそこから何十億という税収が入るほか、三菱重工業があり、ロケットなど最先端の産業があり、村の財政は日本一豊かだそうです。このため、逆に市町村合併の波を被らなかったというわけです。わたしの身近な例で言えば、広島県府中町や山口県和木町が大手企業が存在して財政が豊かで合併の波を被らなかったという意味で似ています。

 飛島村は15歳までは医療が無料、老人医療も、「私から見れば不十分だが、他の市町村と比べれば進んでいる」ということです。
 しかし、非常に政治風土が古く、建設中心のハコモノ政治にお金をつぎ込んでいるそうです。10人いる村会議員は彼以外は保守系なのです。
 村民は4500人で、有権者が3700人。村は、と呼ばれる22カ所の地区に分けられています。各保守系議員はその3つのから推薦をもらって選挙をするそうです。の役員たちで、議員候補を決めるのですが、そもそもの寄り合いに出るのは男性ばかり。女性が出る幕はまったくないというのです。また、他自治体では最低一人は女性議員を出す場合が多い公明党も立候補する力はないそうです。
さらに驚くべき事実をうかがいました。共産党はかつて、地元女性の擁立を決めたのです。しかし、村内で凄まじいいじめにあい、彼女は立候補を辞退してしまったそうです。ピンチヒッターとして名古屋市内出身の橋本さんが落下傘で立候補したというのです。
 立候補予定の女性へのいじめは、「あんたは親戚じゃない」と、親戚付き合いを絶つ。さらに実家からも締め上げる、などでした。その後、革新系無所属で出た女性もいましたが、無所属では当選は無理でした。
 なお、村役場は最近まで課長に女性がまったくいなかったが、女性が3人課長になりました。役場も大卒しか採用しなくなったので、村内だけでは人材はまかなえないため、他地域から新人が流入しています。ただ、村役場には労働組合がなく、有給休暇を取りづらいなど、議会が取り上げないといけない問題が多々あるそうです。
 橋本議員は「女性が議員に出たら、ぐっと変わるだろう」ともおっしゃいました。「ただ、多分女性が出るとしたら私の後継者くらいだろう」と苦笑いしていました。
 
 21世紀の現在なお、この日本には、女性が立候補すらできない自治体があるのだと確認しました。


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イイ事やった、岡田ジャパン

2009年11月25日 15時32分16秒 | スポーツ
これは、スポニチサイトからの転載記事であると、初めに、敬意を込めてお断りしておきたい。素晴らしいニュース、試みだと即座に確信した次第だからだ。僕としては珍しく要約せずに、その全文をご紹介する。

【 岡田ジャパンが陸上部になる。日本代表の岡田武史監督(53)は24日、東京・本郷のJFAハウスでスタッフ会議を開き、来月8、9日に都内で行う日本代表候補合宿に、陸上女子短距離指導の第一人者である福島大陸上部の川本和久監督(51)を招へいすることを決めた。スタートダッシュのスピードアップを目的に走り方に関する特別講義を要請した。岡田ジャパン初となる外部招へいコーチの指導を受け、世界を勝ち抜く走力を身につける。

 川本監督の招へいを決めた岡田監督は「走りのコツを話してもらいたい。サッカーと陸上では違いがあるけど、今回はスタート(の改良)だけやってみる」と説明した。

 川本監督は女子短距離指導の第一人者。走り幅跳びの井村(旧姓池田)久美子、400メートルの丹野麻美ら教え子には日本記録保持者が並ぶ。指導は独創的で、地面からの反発力を生かし跳ねるように走る新走法「ポン・ピュン・ラン」を提唱し、その理論は他競技にも応用できるとしている。

 400メートル障害の為末大とも接触するなど陸上に関心を持っていた岡田監督が川本監督の独特の理論に着目。今年に入って数回対面し、9月のオランダ遠征前にも指導を要請した。その後、代表選手の走りを撮影したDVDを渡してコメントを求めたが、その的確な指摘に感銘を受け、22日に福島を訪れて直談判した。

 合宿初日に30分程度、実演を交えた特別講義を行う川本監督も意欲的だ。「DVDを見て全員改善点があると思った。スタートから2、3歩目の動きで重心を斜め前にずらすことで、数歩で体一つ分速く走れる」と改善に自信を見せた。

 岡田ジャパンのサッカーは攻守の切り替えの速さが生命線。川本理論を吸収しスピードアップすれば世界の強豪にも対抗できる。W杯まであと6カ月余り。世界との差を埋めるため、岡田監督は着々と準備を進めている。】

「福島大陸上部の川本和久監督」とは、知る人ぞ知る陸上界の名伯楽。
また、今をときめく岡崎慎司のこんなエピソードも、関係者の間では既に有名な話。静岡大学の専門家から走り方を1年間も教わって、「身体の使い方」全般が急に進歩したと。それが現在の彼の得点力アップの源泉であると。
こうして、上に書いてある記事、話は全て、ホンモノ。心から期待したいし、また期待できることだと思う。
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ホームレスの方々などに朗報   文科系

2009年11月25日 15時00分17秒 | 国内政治・経済・社会問題
ホームレスの方々などに朗報である。新政権の緊急雇用対策などとして現在話題を呼んでいる、いわゆるワンストップサービス関連で、本日の新聞にこんな見出しの記事があった。
【 生活支援相談 窓口一本化30日試行 全国77カ所ハローワークで 】
これは、一昨日の拙稿、「『鳩山政権の通信簿』 本日の毎日新聞要約」にある以下の記述の延長、具体的施策の一つなのである。
【 実現した公約は、衆院選で既に実施した立候補制限に加え、10月23日に連立政策合意にある緊急雇用対策を決定し、二つとなった 】
大切な内容だし、短い記事だから本日の記事全文を転載しよう。

【 長妻昭厚生労働相は24日、雇用・住宅の確保、生活支援相談の業務をハローワークの窓口に一本化して対応する「ワンストップサービス」を30日に全国77カ所で試行すると発表した。厚労省は試行後に開始時期を検討する方針で、長妻氏は「利用者の意見も聞いて、どういう形で継続するかを30日の結果を踏まえて議論する」と述べた。
 同サービスは失業者へのセイフティーネット強化の一環として、政府の緊急雇用対策に盛り込まれた。これまでハローワークと市町村が別々に対応していた「職業相談」や「公営住宅の空き室情報の提供」「生活保護の相談」などを一つの窓口に集約する。試行には197市区町村が参加する予定。】

湯浅誠氏らが内閣参与となって発案されてきたこの緊急雇用対策、政権発足後わずか2ヶ月でここまで来たのは、嬉しい話だ。この上は該当する方々に少しでも早くこの制度が周知され、行き渡ることを望みたい。

このワンストップサービスに緊密に関連することとして、同じ新聞の3面にはこんな記事も載っていた。ワンストップサービスの活用によって、こんなことが一刻も早く少しでもなくなるように望みたい。
【 無料低額宿泊所の規制 貧困ビジネス 見極め困難 】
「見極め困難」? 小見出しで【 厚労省「悪質」排除に壁 】? 全国439施設、14,089人が入所し、うち92%の12,894人が生活保護受給者(いずれも今年6月現在、とあった)であるこの施設の見極めが?
そんなはずはない。厚労省などが「臭いものに蓋」とばかりに、サボってきただけではないか? 現にこの記事では、利用者たちからのこんな声が、紹介されていたのである。
「ハローワークの場所さえきちんと教えてくれなかった」
「路上生活は厳しいが、宿泊所よりはましだ」
「自立に向けて地域福祉のあり方を議論しないと問題が解決しない」

生活保護費を食い物にするような悪質商売。それを放置するがごとき厚労省。いずれも許せない思いがしたものだ。長妻、頑張れ! 明日には、この悪質度、例を毎日新聞から抜粋したい。上に数え上げた箇所数、人数は「自治体に届けられた」数であって、無届けの施設はそれより多いとも言われているらしい。
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良いことやっても、難癖をつけたがるマスメデア

2009年11月24日 12時50分55秒 | Weblog
◎国民の拍手喝さいを受けているという新政権の事業仕分けも政治主導と言い切れない面があると時事通信が伝えているそうですが、これも難癖のうちかもね。
                       (ネット虫)
☆ 時事通信の記事によると
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009111700618

{事業仕分けで極秘マニュアル=財務省の視点を指南-政治主導に逆行・行政刷新会議}

 政府の行政刷新会議が2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」で、事務局が極秘の査定マニュアルを作成し、民間有識者など仕分け人に配布していたことが17日、明らかになった。財務省の視点に基づき、仕分け対象事業の問題点を列挙、各担当省庁の主張に対する反論方法まで具体的に指南する内容。政治主導を掲げた事業仕分けが、財務省主導で進んでいる実態が明らかになった格好だ。
 事業仕分けは、予算圧縮に向けて国会議員や民間有識者ら仕分け人が、各省庁が要求した事業項目を外部の目を通じ、「財務省には無い視点」(枝野幸男ワーキンググループ統括)でチェックする仕組み。すべて公開で実施され、鳩山政権初の予算編成に当たって導入された。
 査定マニュアルは、事業仕分け前に「参考メモ」として仕分け人に配布され、事業ごとに「論点」を提示し、問題点などが個条書きされている。マニュアルに従えば、対象事業に詳しくない仕分け人でも、厳しく問題点を指摘できる仕組みだ。
(2009/11/17-15:09)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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「鳩山政権の通信簿」、本日の毎日新聞要約   文科系

2009年11月24日 11時33分31秒 | 国内政治・経済・社会問題
本日の毎日新聞朝刊に、「鳩山政権の通信簿 発足2ヶ月 マニュフェスト(実行状況)検証」という記事が載った。このブログ10月20日の拙稿「公約実現率」で要約した毎日新聞第1弾通信簿報告の続き、ご笑覧を。

1面に概要報告があって、11面全てがその178項目の実施状況資料・解説に当てられているという、力作である。まず、1面の通信簿概要、総評から、抜粋する。

【 対象178項目の政策のうち着手したのは10月の前回から13項目増えて100項目に達したが、(中略)調査対象は、①民主党の衆院選マニュフェスト(7月)の政策各論に列記された173項目②民主、社民、国民新3党の連立政策合意(9月)のうち、民主党マニュフェストとの重複を除く5項目ーーの計178項目。
 実現した公約は、衆院選で既に実施した立候補制限に加え、10月23日に連立政策合意にある緊急雇用対策を決定し、二つとなった。また、生活保護の母子加算の12月復活が決まり、中小企業者等金融円滑化臨時阻止法案は成立の見通しとなり、実現に向けた最終段階に入っている。これらを含め実行・達成は前回の87項目から100項目(初期83、中期13、後期2、達成2)となった 】

178項目の資料、一覧表では、こんな分野の実行が目立つと言える。「子育て・教育」「雇用・経済」「外交」「ムダづかい」である。
逆に、ごく少数だが後退と明記されたものもある。はっきりしたとされるのが二つ。一つは普天間絡みの「日米地位協定改定を提起、米軍再編の見直し」。今ひとつが、「国家公務員の天下りあっせんを全面禁止」である。ただし、後者については、僕は異論がある。「天下り」「あっせん」の定義によって解釈が変わるからだ。この点については、ここに何回か拙稿を書いてきたとおりである。この点に関しては大手マスコミ関係などは利害関係者だとさえ僕は思っているが、どうだろうか。記者クラブ制度などとともに。

いずれにしても、発足2ヶ月でこの実行度、公開度。自民党時代とは雲泥の差と僕は思うが、どうだろう。後退部分を批判するのは当然だが、数少ないそういう点から政権全体を否定するような議論はとんでもなく時期尚早、為にするような誤ったナンクセだとさえ思うが、どうだろう。
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提言:沖縄海兵隊の撤退は要求できないのか(南雲和夫)

2009年11月23日 20時01分52秒 | Weblog
 普天間飛行場の辺野古への移設「見直し」問題をめぐって、与党民主党の閣僚間の「ブレ」ははなはだしい。このブレをとらえて、野党である自民党による鳩山政権への攻撃が喧しい。また同政権に対する世論の評価にも一定の影響を与えているようにも見受けられる。
 だがこれも、そもそもマニフェストおよび社民党・国民新党との連立合意で県外移設を主張していながら、断固とした態度を取りきれていない民主党首脳部に責任がある。この点はおそらく衆目の一致するところであろうが、一つ忘れられている問題がないだろうか。

 そもそも普天間基地に駐留するアメリカ海兵隊は、日米安保条約の建前から行っても、日本の「安全保障上」何の役にも立たない部隊である(実質的な役割から見てもだが)。かつて小沢一郎が「(安全保障には)第七艦隊があれば十分」と述べていたように、おそらく民主党幹部を含めて、かつての自民・公明の幹部にも、海兵隊が日本の安全保障上必要不可欠だと認識しているものは一人もいないのではないか。

 実は海兵隊の撤退論自体は、95年の沖縄における少女への性暴力事件が問題になった際に、ブルッキング研究所研究員(当時)であるマイク・モチズキが沖縄の新聞等で述べていることでもある(ちなみにブルッキングス研究所は米国民主党ともつながりが深い)。そもそも、イラク戦争の際における海兵隊の役割を考えれば、お世辞にも外国の侵略に対応できるような部隊ではありえないことくらい、筆者のような素人にも一目で理解できるのではないのか。

 もちろんマイク・モチズキの「見解」は、その後の著作を読むと、海兵隊の「撤退」と引き換えに、日本による主体的な「軍事力」の強化と安保体制へのより一層の「関与」を前提としたものではある。しかしながら、 おそらくは米国政府内部(たとえば国務省)にも、海兵隊が沖縄・日本であまりにも問題を引き起こしていることから、その役割をいい加減縮小しても、問題はないと考えるものも出てきているのではなかろうか。また、同じ国防総省内部にも、あまりにも沖縄で問題を引き起こすことが多いことに、眉をひそめている幹部も出始めているのではないだろうか。

 これらは無論仮定の話だが、仮に安保体制を維持することに賛同する、あるいは止むを得ないと見ている国民であっても、沖縄海兵隊の撤退自体には反対しないのではないか。だとすれば、鳩山内閣は、閣内の統一見解として「海兵隊の無条件撤退」を打ち出し、普天間基地の無条件返還を強く要求するべきである。また、沖縄県民と、その歴史的苦悩に共感する本土の国民は、その方針を強く後押しする具体的な意思表示を示すべきときではないのか。日本国民の多数派を結集して「沖縄海兵隊の無条件撤退」を要求すれば、かつての「沖縄返還」のように、おそらく米国政府国務省はその世論に「配慮」せざるを得なくなるだろうし、国防総省内部でも、海兵隊と「それ以外の部隊(陸軍・海軍・空軍)との間に「クサビ」を打ち込む条件が客観的に生まれるだろう。すなわち、敵の内部に「二重の内部分裂」を持ち込み、結果として日米両政府内部での力関係を、こちら側に「有利」にする客観的条件を生み出せるのである。

 原則的な「安保廃棄」論を強く主張し、その世論を隅々まで広げる運動をより強化することはもちろん必要である。その一方で、彼らの内部における「敵の中の矛盾」を拡大し(『三国志』の「敵中作敵の法」?)、力関係を有利にする世論と運動を強化するー政権交代後のいまでこそ、それを実現できる条件が大きく広がっていると考えるのは、果たして甘いだろうか。各位の見解をお伺いしたいところである。


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総会と大西氏の記念講演が九条運動の新たな決意で終わりました。 まもる

2009年11月23日 18時48分46秒 | Weblog
★先日ご紹介しました、昭和区九条の会総会は、50名ほどの会員の方々にお集まりいただいて開催されました。
 
☆一部では大西五郎氏の「総選挙後の憲法をめぐる情勢とマスコミ報道」という極めて切実なテーマのお話で参加者全員引き込まれて聴き入りました。
 内容については、近日中に詳しく掲載させていただきます。

 要点は①政権交代のみに終始したマスコミ報道と小選挙区制の危うさ。
    ②総選挙で国民が示した意志は?
    ③民主党の安保でのふらつき
    ④民主党の憲法問題での不統一
    ⑤われわれの9条運動の影響力と発展に自信を持とう
    ⑥憲法は自主憲法だ
    ⑦世界の非核・平和への動き
    ⑧マスコミにアクセス権を使おう

 と盛り沢山でした。

☆二部の総会では、質疑で生涯センターの講座で平和をテーマにしたものを持てるような積極的な運動の必要、マスコミへの投書活動の勧め、積極的にマスコミに行事をアピールし関係を深める工夫また、国民投票法への対応の仕方など大西氏のアドバイスを含めて具体的な提案が多くだされ、アピールを拍手で採択し終了しました。
☆このプログを見たと参加していただいた方もありお礼申し上げます。
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2日前の随筆の書き直し  文科系

2009年11月22日 17時07分27秒 | 文芸作品
二日前の随筆「『新しい友の話』後日談」を所属文芸誌用に書き直した物を転載してみました。ご笑覧を。


「音楽」の友達    

 今朝、ギター仲間Nさんからこんなメールがあった。冒頭の文言からして、その嬉しさのほども分かろうというもの。『おはよう? こんな時間に目を覚ましてしまった。でも善は急げ、朗報です』 午前二時四四分発送とある。
 【昨日レッスンが終わってからAさん宅に行ってきました。彼から「一度私の『月光』を聴いて欲しい」ということで。結論は、大変驚いた。半年くらい前に聴いたのとは違い格段に上達されていたので。ゆっくりたんたんと、そしてしっかりとしたテンポとタッチ。私も要望されて『月光』を弾いたが、確実に私の負け。でも嬉しくって涙が出てきた。絶対に人前で曲を弾かなかった彼が「自分の演奏を聴いて欲しい」という気持ちになったということが嬉しかったなぁー。忘年会のことも快諾と書かれていたようにあなたとの再会も楽しみにされていましたよ。そこで未だ予約をしていませんが、忘年会を下記のように決めようと思っています。(以下略)】
 僕が三人の忘年会を受けたのは言うまでもない。ある意味僕を敬遠している感のあるAさんに会うのも、一年ぶりのことなのだ。

 この二人、あるギター教室の七十に近い同門生で、Nさんとは同じ歳、Aさんは一つ上。去年の早春、発表会の打ち上げ会で知り合ってからお付きあいしてきた方々である。そして、打ち上げ会の十二日あとに我が家に三人が集まった「ギター遊び・飲み会」以降しばらくして、ある事件が起こった。Aさんが教室を辞めてしまったのだ。この事件の微妙さを部外の方々に分かってもらうのはとても難しいのだが、こんなことだ。
 まず、Aさんが教室の先生に大きな不満を持ち始めた。どうも、僕たち二人の批評がうすうす自覚し始めていた欠点と一致して『先生が、この年寄りとしてはこんなもんとだけ扱ってきた』と思い至ったようなのだ。ぼくらの関係もナーバスなものになってきた。特に、僕の古いアルペジオ楽譜二枚にショックを受けたとしきりに語られる。定年後先生につく以前、一人習いの昔から、ちっとも上手くならないのでいつも基礎に帰って弾き込んできてぼろぼろになった二枚であって、僕の常用練習ファイルの冒頭に張られたものだ。これのことも含めて、おおむねこんな思いを彼は語っていたかと思う。
〈習って二十年。『アルハンブラ』完成目指して、これだけでも三年。ちっとも前進しなかったのはタッチがいい加減だったからだ。練習時間と熱意とでは誰にも負けぬと自負してきたが、それもどうもあやしい。俺のこのギター、これから一体どうしたら良い!〉

 以降の彼は僕とは話したくないようだった。今分かるのだが、僕が何気なく口に出した言葉が彼をずいぶん傷つけてもいたようだ。
 そして、彼との接触を委ねたNさんからこう聞いたのが、去年の夏。「別の先生について、音だしの基礎練習だけをやっているらしい」。秋には、Nさんの努力で三人の下呂温泉一泊旅行が実現した。Aさんは、僕ら二人が思いもしなかったことだが、Nさん持参のギターでその音だし成果を披露してくれた。訥々とはしているが、見違えるようにしっかりしたタッチだった。Nさんが事実通りに褒めていたし、僕も言葉に注意しつつ何かを言ったと思う。この時の彼の心境! これもなぜか僕にはよく伝わってきた。帰宅翌日のメールにこうあったのである。
 「正直言ってお二人の前でギターを弾いた時は、清水の舞台から……の心境。緊張感を凌駕した恐怖感。結果、弾き終わって『汗びっしょり』でした。お二人に対する敬意のつもりで弾きました」
 ギター、「音楽」へのなにかとてつもない愛着を僕に感じさせた。
 その後しばらくして「曲の練習に、『月光』に取りかかられた」と聞いていた。

 この三人で出発した「ギター遊び・飲み会」の方は、彼が不在の二回目以降もずっと続き、来新春で春夏秋冬ともう二回り、八回目になる。常連出席も男女八名と賑やかなパーティーに育っている。二重奏、合奏なども混じり、僕も含めてこの日を目標、励みにしている人も多い。献立も買い物も料理もワイン、酒選びも連れ合いの手を一切借りないが、これは気楽にできる自由を確保しておくため。これがなぜか、楽しいばかりなのだ。当日の差し入れがバラエティーに富んでいて、また楽しみなこと。
ここに必ず、このAさんに戻って来て欲しいと考えている。Nさんと僕の暗黙の誓いのようなものだ。その理由は自分でもよく分からない。が、こんな気はしている。こういう「音楽」の場所に彼がいないのは、おかしい。
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九条の会で大西五郎さんの「総選挙後の憲法をめぐる情勢」について話していただきます

2009年11月21日 21時11分07秒 | Weblog
◎昭和区九条の会では、総会に先立ってあいち九条の会、東海放送人九条の会の大西五郎氏に最近の政治情勢とマスコミそして九条運動について講演していただきます。是非おいでください・  (まもる)

★明日(22日)午後1時30分から4時(予定)まで、昭和区九条の会の総会を行いす。 ★会場は、昭和生涯学習センター・視聴覚室です。

☆ 総会の内容は、マスコミ関係の権威(元CBC放送局次長・元愛大教官)である大西五郎さんから、「総選挙後の憲法をめぐる情勢とマスコミの裏話など、私たちの知らない実態が聞けると思います。

☆ 総会では、政権交代後の九条、来年5月に「国民投票法の施行」されるなど、新しい状況の中で昭和区九条の会は、どのような運動を行えばよいのか、時間を取って話し合いたいと思います。
 お忙しいとは存じますが、ご出席いただきますようご案内致します。

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沖縄の基地問題について   落石

2009年11月21日 12時47分07秒 | Weblog
沖縄の基地をなくすということについて、
本土は沖縄に基地をおしつけてノウノウとしてきた。
日米安保体制が当然とされてきた自民党政治が終って
ようやく、基地問題がまっとうに議論されるようになった。

沖縄の人たちは、ほとんどが基地はいらない、という気持ちを持っている。
これまで沖縄は東京とワシントンを相手にしてきた。
いま東京が変わって、どういう可能性が開けたのか?
まだ、未知数。
鳩山さんの決断が、どのようなものになるのか?
(現状追認になるか?)


ここでの議論を読んでいると、基地を県外へという声が大きい。
しかし本土の人たちの多くは、これに積極的に支援しているようには感じられない。
どうしたらもっと多数の賛同を得られるのか?

基地反対議論に、なにかが抜けているのではないだろうか?

基地を廃棄するためには何をしなくてはならないのか?
という外交的な戦略が語られていないという点もあるのでは?

基本的に、共産圏対策ではじまった安保。
社会主義国の多くが崩壊、中国の変身、北朝鮮の核武装・・・
こうしたなかで、日米安保は、どうあるべきか?

アメリカのアジア政策は、黒船の頃から、中国が中心。
それは今も昔も変わらない。
オバマさんの中国訪問もこうした基本に変化を及ぼすことはなかった。
したがって、アメリカが、日本の役割を変更するような変化は起きていない。

鳩山さんも、それは充分に理解している。

アメリカよりも日本のほうが新しい変化を望んでいる。
敗戦から半世紀以上経っても、まだ敗戦国を引きずっている。
安保のみに頼らない安全保障の核組みをどうつくるのか?
日本の主体性を、どう構築するのか?
基地反対の議論も、この大きな枠のなかで議論される問題。

民主党が安保に風穴をどこまで開けられるのか?
沖縄は21世紀のアジアの行方を示す道標。
もう少し視野の広い議論も聞きたいものです。



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随筆「新しい友の話」後日談  文科系

2009年11月20日 15時06分09秒 | 文芸作品
 今朝、ギター仲間Nさんからのこんなメールに気付いた。冒頭の文言からして、嬉しさのほども分かろうというもの。
『おはよう? こんな時間に目を覚ましてしまった。でも善は急げ、朗報です』
 午前2時44分発送とあるから、深夜に起き出して書いたらしい。
【 昨日レッスンが終わってからAさん宅に行ってきました。彼から「一度私の月光を聴いて欲しい」ということで。結論は大変驚いた、半年くらい前に聴いた月光とは違い格段に上達されていたので。ゆっくりたんたんと、そしてしっかりとしたテンポとタッチ、私も要望されて月光を弾いたがこれは確実に私の負け、でも嬉しかったし何故か涙が出てきた。ラグリマもまずまず、少し音が切れるのが気になったが良くここまで頑張られたと感心した。
 絶対に人前でギターを弾かない彼が「自分の演奏を聴いて欲しい」という気持ちになったということが嬉しかったなぁー。あなたがずっと言い続けていた「Aさんは必ず弾けるようになる!」が現実となってきたね。私は否定的だったが……。
 忘年会のことも快諾と書かれていたようにあなたとの再会も楽しみにされていましたよ。そこで未だ予約をしていませんが、忘年会を下記のように決めようと思っています。(以下略)】
 僕が、自分で提案した3人の忘年会を大喜びで受けたのは言うまでもない。ある意味僕を敬遠している感のあるAさんに会うのも、1年ぶりのことなのだ。
 さて、このメール、ちょうど1年前12月19日付でこのブログに載せた随筆「新しい友の話」の後日談なのである。以下、その随筆も再掲する。


 出会って一年弱、できたてほやほやの親友二人とのあるエピソードを話そう。他人は「ただ、マニアック仲間というだけ」と評するかも知れない。が、僕ら三人にとっては、到底そんな話ではないのだと前置きしておいて。

 初冬の飛騨路。あらかたの落葉樹は丸坊主に近く、かろうじて残っている葉もつまんだ端からくしゃっとなりそうな季節。そんな山々をぬって、Nさん提供兼運転の車は、下呂駅に近いリゾートホテルに着いた。まずは温泉。その露天風呂もそこそこに部屋に戻って、Nさんと僕は持参のギターを交互に弾き始める。ギター持参のないAさんは、ほほえみながら二人の音を聴いている。そんな時間がかなり長く続いたあとにふっとAさんがこう申し出た。こんなありふれた言葉なのに、僕は、一瞬で我が身が固くなったのを感じた。
 「Nさん。ギターちょっと貸して。僕も弾いてみるわ」
 弾きだしたのは、何の変哲もないアルペジオ、分散和音である。単純な基礎練習というだけではなく、ことさらなようにゆっくりしたテンポだ。ぎこちない弾き方とさえ言えるが、これはとにかくAさんのような二十年選手が人に聴かせるような曲でも、感じでもない。あとの二人がまた、この単純なアルペジオを神妙に聴いている。時には、二人交互に演奏者の方に身を乗り出すようにまでして。

 この二人、あるギター教室の四捨五入すれば七十歳になる同門生で、Nさんとは同じ歳、Aさんは一つ上。この早春に発表会の打ち上げ会で知り合ってから、お付き合いが続いてきた方々である。そしてその「事件」は、打ち上げ会の十二日あとに我が家に三人が集まった「ギター遊び兼飲み会」以降しばらくして起こった。Aさんが教室を辞めてしまったのである。この事件の微妙さを部外の方々に分かってもらうのはとても難しいのだが、とにかくやってみよう。
 まず、Aさんが教室の先生に不満を持ち、抗議したらしい。「『アルハンブラ宮殿の思い出』で、必要な指摘をしてくれなかった」と。どうも、僕たち二人の批評がうすうす自覚し始めていた欠点と一致して、『先生が、この年寄りとしてはこんなもんだろうとだけ扱ってきた』と思い至ったようなのだ。ぼくらの関係もナーバスなものになってくる。特に、僕の古いアルペジオ楽譜二枚にショックを受けたとしきりに語られる。定年後先生につく以前、一人習いの昔から、ちっとも上手くならないのでいつも基礎に帰って弾き込んできてぼろぼろになった二枚であって、僕の常用練習ファイルの冒頭に張られたものだ。これのことも含めて、おおむねこんな思いを彼は語っていたかと思う。
〈習って二十年。アルハンブラをなんとか完成させようと、これだけでも三年。本当に三年!! ちっとも完成していかなかったのはタッチがいい加減だったからだ。練習時間と熱意とでは誰にも負けぬと自負してきたが、それもどうもあやしい。俺のこのギター、これから一体どうしたら良いのだ!〉
 以降の彼はギターのことを僕とは話したくないようだった。今分かるのだが、僕が何気なく口に出した言葉が、ずいぶん彼を傷つけてもいたようだ。「一人で基礎練習をしているらしい」とは、Nさんから聞いたことである。なおまた、この旅行参加を土壇場近くになってきっぱりと決意したのも、NさんとミセスAとの合作らしい。彼女はこの決意を喜んで二人へのおみやげを用意し、前日にへそくりの一部をさりげなく手渡して、持ち金を増やしてくれたとのことだった。Aさんはそんなことまでを話してくれたのである。

 訥々とはしているが、見違えるようにしっかりとしたタッチと思った。僕はなにか目頭が熱くなった。Nさんが激賞しているのが聞こえる。僕も言葉に注意しつつ何かを言ったと思う。この前後、彼自身の心境はどうだったか。帰宅翌日のメールにこうあった。
 「正直言ってお二人の前でギターを弾いた時は、清水の舞台から・・・の心境。緊張感を凌駕した恐怖感。結果、弾き終わって『汗びっしょり』でした。お二人に対する敬意のつもりで弾きました」
 潔いというかなんというか、竹を割ったように見事な人格にうめいてしまった。そして、ギター生活を育んできたその思いの根深さが、僕をも掻き立てたようだった。
「俺もその思いなら負けんぞ。ぼけても弾き続けてやる」
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田中宇さんのブログをお勧めします。   らくせき

2009年11月19日 19時18分37秒 | Weblog
官僚機構は、ブリーフィングや情報リークによってマスコミ報道を動かし、
国民の善悪観を操作するプロパガンダ機能を握っている。
冷戦が終わり、米国のテロ戦争も破綻して、
明らかに日本の対米従属が日本の国益に合っていない状態に
なっているにもかかわらず、日本のマスコミは対米従属をやめたら
日本が破滅するかのような価値観で貫かれ、
日本人の多くがその非現実的な価値観に染まってしまっている。

今や日本の財界にとっても、米国市場より中国市場の方が大事であり、
対米従属は経済的にも過去の遺物だ。
だがこの点も、日本のマスコミではあまり議論検討されていない。
外務省などによる価値観操作をともなった対米従属戦略は成功裏に続いている。

  

なぜ、マスコミは外務省の考えを垂れ流すのか?
この疑問に答えてくれています。
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民主党は、雇用対策を最優先に。 らくせき

2009年11月19日 15時09分49秒 | Weblog

経済成長の時代から低成長、さらに成長なき時代に、そして大不況。
貧富の格差は、絶対的なものとなってきました。
どうしたら良いのか?
これが先回の選挙の大きな争点だったと思います。

公的な援助をどうするのか?
このルールをどのようにつくるのか?
2つの方法があります。
ひとつはヨーロッパ方式。
最低生活を保障する。そのためには、かなりの税負担をする。
大きな政府。
もうひとつはアメリカ方式。
努力すれば、成功するチャンスのある社会システム。
個人の努力に負う。
小さな政府。

日本は、自民党がアメリカ方式をとって失敗。
自民党は誰にでも成功するチャンスのある社会をつくってこなかった。
規制緩和は強いものをますます強くしただけ。

民主党が政権をとって、ヨーロッパ方式に近い政策を行うのか?
そこは、まだ分かりませんね。

いずれにせよ、国の政策は、雇用を確保して、
国内の消費を活性化することを最優先にしないと。
民主党にはそれを一番にのぞみます。

赤旗によれば、企業の内部留保は、この不況にもかかわらず
増えているという。
これでは、ますます格差は大きく。
労働分配率が低下したままでは、国内消費は一向に伸びない。
冷え込んだままの悪循環。
経団連のみなさんには「人間、もちつ、もたれつ」という古い格言を
思い起こしてほしいものです。
会社と社員はもちつもたれつの関係にあるのでは?
一人勝ちは結局ないのでは?

民主党も、ここには手をつけないようですが、
私が一番、民主党に望むのは、このことです。


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不破哲三さんのこと  文科系

2009年11月19日 07時42分20秒 | スポーツ
落石さんからこの人の社会主義論について質問がありました。最初に結論ですが、この人にそんなことが答えられるものですか。彼の言葉を信じているのは今や組織内の、それも少数だけで、一歩外へ出たなら彼のいい加減さは「学界の常識」。そういう常識の出所、次第は、例えばこういうことです。

1 既存社会主義国を巡る日本共産党の態度から 
 日本共産党は社会主義に3つの規定を与えてきた。「労働者の権力の確立」「生産手段の社会化」「計画経済による生産力の発展」である。そして、この三つを満たしていると見たからこそ、東欧、中国などを長い間社会主義国と観ていた。さらに、その体制が民主主義面で世界の不信を買い始めた80年代でさえ、これを擁護してきた。「生成期にある社会主義国」という言葉まで編み出してのことであった。ところで、これらの国が消滅すると、「あれらは社会主義とは縁もゆかりもない」と切り捨てたのである。
 さてこの変転、右往左往の整理は、ことが社会主義社会を目指して「科学的社会主義」を標榜する政党のことなのだから普通の社会なら最重大問題となって、簡単な総括では済まないはずである。ところが、何の理論的説明、釈明もない。社会主義の3つの定義が間違っていたというのか、定義は正しかったのだけれど、対象国の実態を見誤って言葉の適用を誤ったというのか。いずれにしても、党の理論責任者の責は免れないはずだろう。普通の社会ならそうなるはずである。
 こういう思想・教育でもって全党員向け教科書までを作り引き回してきたのである。そういう政治家としての責任もいまだに誰も取っていない。この幹部たちの無責任さは、誰が見ても「詐欺師」と呼んでも良いくらいのものではないか。
 なお、一政党最高幹部がその最重要問題でこれだけ無責任であれば、他のことも推して知るべし。僕はそう思う。そして、これを見てきた古参幹部たちの心が、東欧諸国のように腐敗しないわけはないはずだとも、僕は考える。この党に多い、人として正義感が強く、誠実な党員たちが可哀想にさえ思われるのである。

2 既存社会主義国消滅の最大原因
 では、東欧社会主義諸国はなぜ消滅したか。その民主主義に問題があったとは、誰もが気付いていることだ。スターリン、官僚制。彼らが「労働者階級」を詐称し、生産力を「私有」し、「計画経済」も私物化し、「生産力の発展」を著しく遅らせたと。それだけではない。現存の中国も民主主義の面で多くの問題現象を指摘されている。「労働者階級の権力」として出発した国が、いつの間に、どうして、こんな風になってしまったのか。
 それらの非民主的出来事の根幹にある原因として、既存共産党が一般に取り入れてきた民主集中制という組織制度が多くの学者たちによってこれまで指摘されてきた。共産党を離れた学者たちのほとんどが、これを最大問題視してきたはずである。これがあるから、1のような無責任が起こると。官僚制、幹部独裁、ある個人への権力集中などもこれが最大の原因であると。さらに、民主主義の力が発揮されなくなり、トップや幹部以外に創意工夫が起こらないのも、ここに起因すると。
 民主集中制の問題は、例えば現代日本ではこんな形で指摘されてきた。日本共産党の議席がどんどん減って40年ほど前の数に後退しているのに、幹部責任を誰も表立って指摘しないのはどうしたことであるかと。各級の代議制度において上部組織に行くほど幹部支持の代議員しか残らず、より上部の組織になるほどに民主集中制の集中へと思想的一元化、純化が進んでいくからであると。
 こういう中央のある理論に対して異論が多く、全国的に存在しても、民主集中制のためにその異論が各支部に閉じこめられることによって横断的、全国的なものにはなれないということが起こってくる。異論を支部以外で語るのは許されないという制度なのだ。だから、大きな理論闘争も全く起こらない。そのかわり、中央が公式理論を替える時には、即座に全体が大きく変わる。そういう転換は中央が自主的にやったものであって、以前の誤りの責任は誰も指摘せず、誰も取らない。それが先述の「社会主義とは縁もゆかりもない」であった。
 こういう組織では、民主主義が本来持っているはずの人々の自主性、創意工夫、新鮮なエネルギーが全く発揮されなくなっていくのは自明であろう。また上級幹部や専従職員などが、「上部理論の受け売り」「物言えば唇寒し」となり、根本的な問題について自分で情報を集めて自分でモノを考えるという習慣もなくなっていく。そんな習慣は、我が身を危うくするものだからである。世界の共産党の歴史的には、そんな習慣が捨てられずに切られた人々は無数に存在してきた。そのほとんどが、民主集中制に基づく「規律違反」「分派工作」という罪名であったはずだ。
 こういう制度を未だに残しているというのは、幹部にとって都合が良いだけ。幹部独裁の証拠だと言われてきた。健全な社会主義概念を育むことができる健全な「共産党」には、民主集中制の廃止という要件が不可欠である。これこそが、東欧崩壊からの一つの重大な教訓だと、言われてきた。 

 以上二つの問題点から、不破哲三という人を僕は全く信用していません。理論家としてはもちろん、政治家としても、いや人間として最も、と、そういうことです。
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不破さんの講演    らくせき

2009年11月18日 09時55分09秒 | Weblog
先日の赤旗に不破さんの講演要旨が2ページにわたって載っていました。
基本は昔、学んだことなので分かるのですが、
一部、説明が不足しているようです。
詳しい方は教えて下さい。

①巨大な生産体制を社会がにぎり、生産の集団が主人公になって
それを動かす社会主義社会、という展望が語られています。

Qソ連は、こうした社会主義ではなかったのか?
なかったのなら、なんだったのか?

②社会主義を目指す国として、中国・キューバ・ベトナムがあり、
これは社会主義を目標にしている発展途上国としています。
そしてこれから社会主義と資本主義の競争の本番が始まる、とのこと。

Q中国が社会主義を目指しているとは、どういう点を指して言っているのか?
中国の最終目標が、なぜ社会主義といえるのか?

③南米の諸国について、アメリカの覇権主義とたたかい、国内改革をやろうと
思うと、社会主義が目標に浮かんでくると指摘しています。

Qどういう点が社会主義的なのか?
生産体制を社会がにぎるということと現在の政権体制は同義語なのか?

Q一番知りたいのは、ソ連が崩壊した「社会主義」体制と
不破さんがいう社会主義とどう違うのか?と言う点です。

よろしくお願いします。



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