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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『1789バスティーユの恋人たち』より(8)

2016年05月25日 22時40分55秒 | ミュージカル・舞台・映画
 今日は土曜日出勤分の振替休日。ぽわんとお昼寝して夕方近くようやく重い腰があがり用事を済ませに出かけました。お茶できるほどの時間はなくなってしまったので買い物をするといつものごとく、だらだらとツィッターやブログをチェックしながら食事。なんにもしていません。気がついたらもうこんな時間。だらだらよくないですが、だらだらもしないと持たないですね。

『1789バスティーユの恋人たち』。花ちゃんが大阪で千穐楽公演を無事に終えたようです。舞台全体が帝国劇場よりもさらに熱気を増して、役者さんたちの芝居も違っているようです。その中で花ちゃんの歌と演技もさらなる高みへとたどり着いたような。アフタートークショーのあと、フェルゼンとルイ16世陛下が花ちゃんアントワネットをエスコートするために登場したことがツィッターで沸騰中。楽しそう。近いなら生きなかった。大阪は遠すぎます・・・。

 お昼間プロモーション映像をみていたら、雪組初演『エリザベート』のカーテンコールの映像が続いて出てきたのでビデオ持っていますがそのまま観てしまいました。不思議なことに20年前より今の花ちゃんの方が衣装をまとったとき若くみえます。ミーミル役で初舞台を踏んだ花ちゃんが星組から雪組へと移籍して一路さんの相手役となったことを懐かしく思い出しました。一路さんのサヨナラ公演だった『エリザベート』は花ちゃんにとっても大きなターニングポイントになりました。芝居の雪組と言われた雪組に移籍して、一路さんの隣に寄り添ったことが花ちゃんの芝居心を大きく育てたと私は今も思っています。

 「Q:わたしにとっての”革命”とは・・・。わたしにって革命的なことといえば、今こうして再び舞台に立っていることです。宝塚退団5年間、もう2度と舞台に出演することはないであろうと考えていた時期に今の所属事務所の人達と出会い、話合い、ここへ戻ってくる事ができました。今となっては革命的なチャンスを与えてくださった関係者全ての方々に感謝しています。」

 プログラムの中の花ちゃんの頁の紹介。現在(いま)帝国劇場の真ん中で華やかな衣装を着こなして立っている人にもこんな沈黙の時があったのかとはじめて読んだときは胸がいっぱいになりました。エリザベートの観劇日記を書いた時にも書いたと思いますが、花ちゃんが宝塚を退団した頃私は個人的にとても忙しかったので退団公演の少し前あたりから舞台をみる余裕がなくなりました。数年間観劇から全く遠ざかったので退団後の花ちゃんがどうしているかも全く知りませんでした。エリザベートのガラコンサートとモンテクリスト伯で花ちゃんがまた舞台に戻ってくることを知り、変わらない花ちゃんにすごく安心感をおぼえました。去年の『エリザベート』で19年の時を経て再び花ちゃんシシィに出会えたのは奇跡でした。そして『1789~』で、ハプスブルクつながりのもう一人の王妃アントワネットを演じる花ちゃんに再び出会えたことも奇跡でした。きっと実在したアントワネットもこんなふうにふんわりと可愛らしい人だったんだろうな、って思わせてくれるアントワネット像を見事に体現。それだけになお史実はなんとも切ないものがあります。つらつらと語り始めるとまたきりがなく、想いは途切れませんが時間とエネルギーがきれてきたのでまたの休日に思いつくまま書ければと思います。

 ブログはいいですね。誰がいいねしているとかぜんぶわかってしまうSNSよりずっと気持ちが楽です。過去の記事も残って一覧で読んでいただけるし・・・。どんな方が読んでくださっているのかな。思いめぐらしながら書けるのがうれしいです。たまたま訪問してくださった方ありがとうございます。よかったらまた訪問してください。今日はこれでおしまいです。


写真は初日前記者会見の様子。ローチケ演劇部より転用しました。

昨夜は・・・

2016年05月25日 09時50分30秒 | 日記
 昨夜はかなり久しぶりにブログを更新しませんでした。一昨年の12月にこの部屋の下の階への水漏れが起きたのが、あれやこれやで長引いていて終わらず、大家さんがヘンな人みたいで水漏れの件で突然メールが入ってきたのに困ってしまい、帰りに相談のため不動産屋さんに寄りました。帰ってくると同じく水漏れの件で、管理組合も大家さんのことが困っているらしく私の部屋を訪ねてきました。現在の業務でヘロヘロな毎日なので正直こういうの負担になってかなりきついです。違う業者が何回も見積もりにきていて、その度に立ち会わねばならずもうカンベンしてほしいです。落ち着いて食事をする時間が少しおそくなってしまいました。いつものように楽しみなツィッターやブログを一通りチェックしてから、いつも清史朗君の写真をお借りしているドラマ『OURHOUSE』の第6話をインターネットで視聴しました。アクセスが多いから?か動画のおそいこと、おそいこと。脚本がよくなってきているし、なかなかに切ない終わり方が90年代の青春群像の残像のような雰囲気で心に沁みました。自分の想いを伝えられまま、相手の想いがわからないまま、もう彼に会うことはかなわず桜子ちゃんは生きていかなければなりません。泣きつくしても翌朝には輝くような笑顔。若いっていいなって思いました。清史朗君演じるお兄ちゃんのハスキーボイスで、妹に近寄るな、っていう場面がしびれました。なんともほんとにかっこよくてくらくらします。

 ヤフーにこんな記事が掲載されています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00000005-flix-ent

 一昨日急に暑くなったせいか来所者が減ってきています。大変ですがわたしたち要らなくなってしまうとそれはそれで仕事がなくなるので微妙なところです。大きな声を張り上げなければならないのはほんとに消耗します。いつまでもつやら。契約が終了したあと、今度はどこでどうやって生きていけばいいのか。今は考える力がなく、ネットの中で出会えるイケメンやプリンスたちに癒されながらなんとか心のバランスをたもっている毎日です。これって軽度の依存症かもしれませんが誰かに迷惑かけるでなし、必要程度の依存だと思っています。こういう心の逃げ場所がないとこわれてしまいます。逃げ場所をもっているのは大切なこと。

 お風呂上りにいつも通りにワインのお湯割りを少し飲んだら、ちゃんと寝る体制に入る前に布団の上でいつの間にか眠ってしまったようです。私には珍しいことですが、普段は寝なければならない、起きなければならなし緊張であまり眠れずほんとにきついです。今日もお昼寝できるといいなー。窓の外は風がごうごうとうなっていて落ち着きません。一日一日がどうにかこうにか無事に過ぎていくようにと祈りながら生き延びる日々です。これからどうやって生きていけばいいのか、ふとものすごい不安が押し寄せます。収入が途絶える&社会から孤立するというとてつもない不安におそわれます。生きていくのはむずかしいですね・・・。