たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

笑いが心を救う

2020年03月17日 23時05分33秒 | ミュージカル・舞台・映画
「三宅裕司率いる熱海五郎一座の「Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~」の製作発表記者会見が17日、都内で行われ、座長の三宅を始め、出演者の渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、紅ゆずる、横山由依が登壇した。」

「本作は、熱海五郎一座の新橋演舞場シリーズ第7弾として、今年6月2日から同30日までの全37公演を予定している。今回のゲストは、宝塚歌劇団を退団後の初舞台となる紅と、「AKB48」のメンバーでAKB48グループ2代目総監督を務めた横山が参加となる。」

 「座長の三宅は「暗いニュースが多いので、この一座の話で明るいニュースを届けられればと思います。毎回爆笑の連続で最後に感動に持っていくというお芝居をしています。普段の嫌なことを全部忘れて、このお芝居を見終わったあとに、よし明日から仕事頑張るぞ、と思えるような楽しい笑い。お年寄りと小学生が一緒に笑えるような、ギャグと笑いを最初から最後まで、最後に感動に持っていくことを目指しています」と、演劇で元気付ける決意を語った。」

「とにかく笑いにこだわった、東京喜劇“軽演劇”のエンターテインメントという。三宅はさらに、「わかりやすい笑いは免疫力を上げます。みなさん免疫力を上げてもらえれば。熱海五郎一座が日本を救う、こういった形で挑みたいと思います」と、演劇を続けることの意義を語った。」

「ラサールもあいさつで、熱い思いを語った。先日、井上ひさし氏の演劇を観劇したといい、「昨今、エンタメ界、特に演劇では中止が相次いでいまして、小劇団の人たちは泣いています。そんななかこの間、こまつ座さんの『きらめく星座』というお芝居を観ました。これは井上ひさし先生が書いた本で、戦時中の統制が厳しい中で、レコード屋さんを営む家族が毎日ジャズを歌って明るく暮らしているというお話です。歌は生きる力を付けてくれるというテーマでした。今回のお芝居にも非常にリンクするものがあります。『こんな中だけど、演劇の火を消すな』ということを井上先生から背中を押されたような気がしております。このままの状態がずっと続いて6月まで続くと、大手もちょっとやばいことになるので、みなさん万全の体制を整えて開催して、早い(コロナウイルスの)収束を願います。できるだけ演劇を続けていきたいと思っています」と胸の内を語った。」

https://encount.press/archives/32334/

 記者会見の動画をみて久しぶりに笑いました。わかりやすい笑い、頭からっぽにして笑えるの、いいですね。紅ゆずるさんの役名は、元星久美、もとほしぐみ?これだけでも十分に楽しいです。4カ月前ではなく5カ月前まで男役だったとは思えない綺麗なお姉さん。今の日本の演劇会を創り上げてきた井上ひさしさん、蜷川幸雄さんがもしご存命だったら今の演劇界、いや日本をどうごらんになるのだろうとふと思います。

 帝国劇場、日生劇場、シアタークリエ、東京宝塚劇場、宝塚大劇場・・・大好きな劇場たちの幕が開いていない、生きる糧の幕が閉じられたまま。いつ開けられるのかわからない状況が続くと心がしんでしまいそうです。同調圧力に負けないでほしい。日本が破綻してしまう前に「Show Must Go On!」。一日も早く幕が開くようにと祈り続けています。

10回目のお給料日でした

2020年03月17日 19時22分39秒 | 日記
「自己紹介 下山嘉一郎

 なん年はたを織り続けたことだろう
 私の顔に波うつしわが時の流れを物語る
 私の手の運命線が小さな歴史を物語る
 はた織りおばさんとよばれながら
 私は今日もはたを織る
 お召は見事に織れるのに
 なぜ私の幸せは?
 悲しい糸は切れなくも 嬉しい糸はすぐ切れる
 私の名は“キヌ”
 はた織りおばさんとみんな呼ぶよ」

 6月から数えて10回目、正解なのか不正解なのかわかりませんが、最後のお給料をもらってしまいました。今日が終わり、残りの稼働日数が8日となりました。カウントダウン、一日間違えてしまっていました。楽しい時間はあっという間に終わってしまいますが、つらい時間は一分一秒が長く感じられます。電話当番のとき、58分とかなるともう電話ならないでくれー!と心の中で祈ります。苦手、馴染めない地域での合わない仕事、一日も早く逃れたいばかりですがまたようなし人間になり家にいたら電気もガスも水道も使ってしまいます。昨夜、底冷えがする家の中でお手洗いに入りながら心身共に凍りつき、帰ってきてから苦しいことばっかりでいいことがなにもない、帰ってこなければよかったとまた涙が止まらなくなってしまいました。孤独、都心で一人暮らしをしていた時よりも孤独、気がつけば生きることがなおさら苦しい。自分いなくなっても困る人はいないので宝塚大劇場に日帰りでいける距離だということだけが心の支え、この支えがなかったらもうどうでもいいのかもしれません。就労開始したときはその先に作文通って辞退した援助職という道が待っているのだという希望を持っていたようが気がしますがとうにぶっ飛んでしまいました。地域性そのものが自分には苦手だとわかったり、家から通勤がやっぱり無理なんだとわかって希望を見失ってしまいました。この、内輪の中で敵意むきだしみたいな、激しい戦闘態勢みたいな空気なんだろうなあ、どういうレベルなんだろうなあ、今日も朝から怒りと不満と憎しみに満ちたことばばかりで疲れました。なにかあったら受け付けた人の責任、なにかあったら電話とった人の責任という伝統があるせいか、それは自分の担当ではない、わたしは知らない、わたしはやっていないみたいなのが激しすぎてこわい。そのせめぎあいの間にはさまれてもなあ、よりによって大変なところへ来てしまった感しかなく、一日も早く逃げ出したいという気持ちばかり。そしてまた駅に近い便利なところに部屋を借りるところからやり直し。今さら慣れない地域で暮らすのはつらすぎました。慣れた地域でやり直せるのでしょうか。先がまったく見えない不安しかなく、気持ち追い詰めら。電話当番、あとまだ三回もあります。ゴールの先になにもないですが今はゴールを目指すことしかできない、それ以上のことはわからないまま時は流れていきます。ごっかんはもう終わりでしょうか。木曜日にまた雨の予報、自転車に乗る時は降らないでほしい、こんなにつらい冬の朝を過ごすことはもう二度とできない思います。信号がないのをいいことに法定速度をこえてとばしまくっている車が昨夜も直前まで視界にはいってこなくって危なかったです。車で命を落とす前にまた離れなければと思います。

 今週はあと2日、折り返しました。明日もなんとか生き延びていくしかないのだと自分に言い聞かせます。舞台を観たいから、旅にも出たいから、まだ死ぬわけにはいかない。それだけ、それだけです。

 つまらないグチ日記への訪問、ありがとうございます。生きる糧である「Show Must Go On !」の記事、今日は書けないかもですがまた書きます。