https://twitter.com/he_greater_i/status/1655855928061853698
「マスクを外せない子の為に。
参考になるか分かりませんが、娘がある日を境に学校でマスクを外す選択をした話を一例として綴ります。
娘は、マスクの害を分かりつつ
「みんなと一緒がいい」
「マスクを外したら先生や友達に嫌われる」
「マスクしないなら死んだ方がマシ」
と言う子どもでした。
それでも一度、外してみると言ったので1年ほど前に私が学校と話を付けて外し始めました。理解ある担任が守ってくれる環境だったのに、学年でたった1人ノーマスクを貫くのは居心地が悪かったのか、マスクを着ける時間が徐々に増えていったようです。
私は娘が学校にもうマスクを持っていっていないと思っていて、娘もそう言っていました。実際、洗濯カゴに使用済みのマスクが入る事がなかったので娘の言葉を信じていました。ですが、ひょんな事から、お道具箱に仕舞い込んだ1枚のマスクを毎日使っていた事が判明しました。それも何ヶ月にも渡って。
雑菌だらけのマスクをし続けている事に加え、私にバレないようにこっそりマスクをしていた事にショックを受けました。そうさせてしまっていた事、そして我が子の様子に気づかずに過ごしていた事。自分は毒親なのかもしれない…と思わざるを得ませんでした。
娘には、もう何も気にせずマスクをしてもいいから毎日新しい物に変えてほしい、不潔なマスクをする事が一番良くない、と話しました。しかし、娘はその後も私にマスクを外せるようになったと見せかけて、学校で1つの同じマスクを着け続けました。洗濯カゴにマスクが入る事はありませんでした。
私がその事に気付き、マスクの話をしようとすると「あーもう💢うっせえな😭💢💢」と泣きギレされるようになりました。しかしこのままではいけないと思い、腹を割って話し合う時を持ちました。
娘の正直な気持ちは、
・本当はマスクをしたくない
・でも友達の目が怖い
・ママと弟のように自分も平気でノーマスクを貫きたい
・家族の中で自分だけ強くない
・弱い自分が大嫌いで受け入れられない
というものでした。娘は理想と現実に挟まれて、なりたい自分になれず、もがき、葛藤していました。
「自分を嫌いになるくらいなら、マスクなんてどれだけでもしたら良い」
私は心からそう思いました。娘を抱きしめて「強いとか弱いとか本気でどうでも良い。ママはそのままのあなたが好きだよ。」と伝えました。
人は誰でも弱さを持つ。弱い自分も自分の一部。丸ごと受け入れてあげよう。勇気を出す事は大切だけど、出せそうな時に出せば良い。
そんな話もしつつ、二人でわんわん泣きました。すると翌日、娘が「ママ!初めて一日学校でマスクとれた!先生に聞いてみて良いよ!!」と大興奮で帰ってきたんです。
その日を境に娘は自分の殻を破って素顔で通学し始めました。
長くなりましたが、色々理解している子でもここまで苦労するケースがあります。外したくない子は着けたままで良いと簡単に言うけれど私には問題を後回しにしているようにしか聞こえない。まずは子どもの本音を聞き出す事が大切だと思います」
「マスクを外せない子の為に。
参考になるか分かりませんが、娘がある日を境に学校でマスクを外す選択をした話を一例として綴ります。
娘は、マスクの害を分かりつつ
「みんなと一緒がいい」
「マスクを外したら先生や友達に嫌われる」
「マスクしないなら死んだ方がマシ」
と言う子どもでした。
それでも一度、外してみると言ったので1年ほど前に私が学校と話を付けて外し始めました。理解ある担任が守ってくれる環境だったのに、学年でたった1人ノーマスクを貫くのは居心地が悪かったのか、マスクを着ける時間が徐々に増えていったようです。
私は娘が学校にもうマスクを持っていっていないと思っていて、娘もそう言っていました。実際、洗濯カゴに使用済みのマスクが入る事がなかったので娘の言葉を信じていました。ですが、ひょんな事から、お道具箱に仕舞い込んだ1枚のマスクを毎日使っていた事が判明しました。それも何ヶ月にも渡って。
雑菌だらけのマスクをし続けている事に加え、私にバレないようにこっそりマスクをしていた事にショックを受けました。そうさせてしまっていた事、そして我が子の様子に気づかずに過ごしていた事。自分は毒親なのかもしれない…と思わざるを得ませんでした。
娘には、もう何も気にせずマスクをしてもいいから毎日新しい物に変えてほしい、不潔なマスクをする事が一番良くない、と話しました。しかし、娘はその後も私にマスクを外せるようになったと見せかけて、学校で1つの同じマスクを着け続けました。洗濯カゴにマスクが入る事はありませんでした。
私がその事に気付き、マスクの話をしようとすると「あーもう💢うっせえな😭💢💢」と泣きギレされるようになりました。しかしこのままではいけないと思い、腹を割って話し合う時を持ちました。
娘の正直な気持ちは、
・本当はマスクをしたくない
・でも友達の目が怖い
・ママと弟のように自分も平気でノーマスクを貫きたい
・家族の中で自分だけ強くない
・弱い自分が大嫌いで受け入れられない
というものでした。娘は理想と現実に挟まれて、なりたい自分になれず、もがき、葛藤していました。
「自分を嫌いになるくらいなら、マスクなんてどれだけでもしたら良い」
私は心からそう思いました。娘を抱きしめて「強いとか弱いとか本気でどうでも良い。ママはそのままのあなたが好きだよ。」と伝えました。
人は誰でも弱さを持つ。弱い自分も自分の一部。丸ごと受け入れてあげよう。勇気を出す事は大切だけど、出せそうな時に出せば良い。
そんな話もしつつ、二人でわんわん泣きました。すると翌日、娘が「ママ!初めて一日学校でマスクとれた!先生に聞いてみて良いよ!!」と大興奮で帰ってきたんです。
その日を境に娘は自分の殻を破って素顔で通学し始めました。
長くなりましたが、色々理解している子でもここまで苦労するケースがあります。外したくない子は着けたままで良いと簡単に言うけれど私には問題を後回しにしているようにしか聞こえない。まずは子どもの本音を聞き出す事が大切だと思います」