宙組『NEVER SAY GOODBYE』-4月7日東京宝塚劇場
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/874e6db8e078eedbbb1e046e771c8edd
2022年4月7日(木)13時30分~、東京宝塚劇場公演
「NEVER SAY GOODBYE~♪
さあ 見てごらん 夜が明ける
海を紅く染め
この世界が 例え暗闇に閉ざされているとしても
いつか朝日が 差し込む日が 訪れる
僕らの力で 闇を晴らそう
だから言わない サヨナラは
生きることの意味を求め
今日までさ迷って来た
まだ探そう 僕の進む道
どんなに 長い道のりでも 構わない
僕らの時代は 今始まる
だから言いはしない サヨナラだけは
NEVER SAY GOODBYE」
カメラを置いて戦闘に加わることを決意した写真家のジョルジュ@真風涼帆さんが、死を覚悟して、キャサリン@じゅんはなちゃんに語りかける歌なのだと気づき、体が震えるような思いがしました。ポーランドに生まれて根無し草だったジョルジュがたどり着いた真実、民衆がファシストから命をかけて大切なものを守ろうと立ち上がった姿を写真に記録し発信する、命である写真をキャサリンに出版するよう託し、自分の肉体が死すとも魂は生き続ける、これは永遠の別れではないのだと。歴史が変わろうとしている大きな場面に立ち会っていることに心震わすジョルジュが、その民衆たちと行動を共にする決意をキャサリンに語りかける。オリーブの木が立つ丘、シンプルな舞台の上で向き合うジョルジュとキャサリンの横顔。全体をみたくてオペラグラスを使いませんでしたが、キャサリンの目には涙がにじんでいたかもしれません。
ジョルジュの最期を暗示する戦闘の場面は、地面を表現しているだけの舞台の上で、センチュリア・オリンピアーダのメンバーたちによる銃をもってのダンス、キキちゃん(芹香斗亜さん)たちが地面に臥せっている瞬間という表現でした。美しいカゲソロ、どなたかとプログラムを確認すると、朝木陽彩ちゃん。宙組の層の厚さを感じました。
「NEVER SAY GOODBYE」、フィナーレのキキちゃん、銀橋ソロは、劇中の真風さんとはまた違う、ぬくもりのある歌声。いちだんと大きな拍手が客席から送られていました。
どうしても現実世界と重ね合わせないではいられない物語、フィナーレで記憶がなくなるかと思いました。フィナーレのある宝塚、必ず幸せな気持ちになって帰ることができるのはいいですね。KAORIalive振付の男役さんがマントを翻して踊る場面、銀橋の真風さんを筆頭にみなさま、圧巻。娘役さんたちは手拍子してみんなで、はあっ!って言っているのかな、大盛り上がり。オペラグラスを使わず全体をみました。二階席からみるとフォーメーションの美しさと共に堪能できます。キキちゃんはじめ闘牛士たち、劇中でもマントを翻して踊っているし、民衆は旗を振って踊ったり、ハードなのに最後にまたこれをやれるって、ほんとにすごいです。
『プロミセス・プロミセス』に続いて女役の留衣蒔世くん、女性闘士というキャスティング、大正解と思いますが、フィナーレも女役で、キキちゃんにリフトされる姿は圧巻。長身が映えます。キキずんもオペラグラスで確認。劇中では悪役だったずんちゃん(桜木みなとさん)がニコニコ、満面の笑み。ずんちゃん可愛いなあっていう表情でみているキキちゃんも笑顔満開。全体をみたいし、一人一人もみたいし、やっぱり目が足りません。デュエットダンス中に開脚を披露するじゅんはなちゃん、最後はどうやって体を支えているのか、すごい体幹、美しきアスリートよ。
「一つの心に 固く結ばれ
明日を目指し 歩いて行く
友を信じて
一つの心に熱い血が流れて
互いのぬくもり感じられたら
憎しみも 消え去る」
世界中に届いてほしい平和への祈りの声、届いてほしい、届けと祈るばかりです。
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/874e6db8e078eedbbb1e046e771c8edd
2022年4月7日(木)13時30分~、東京宝塚劇場公演
「NEVER SAY GOODBYE~♪
さあ 見てごらん 夜が明ける
海を紅く染め
この世界が 例え暗闇に閉ざされているとしても
いつか朝日が 差し込む日が 訪れる
僕らの力で 闇を晴らそう
だから言わない サヨナラは
生きることの意味を求め
今日までさ迷って来た
まだ探そう 僕の進む道
どんなに 長い道のりでも 構わない
僕らの時代は 今始まる
だから言いはしない サヨナラだけは
NEVER SAY GOODBYE」
カメラを置いて戦闘に加わることを決意した写真家のジョルジュ@真風涼帆さんが、死を覚悟して、キャサリン@じゅんはなちゃんに語りかける歌なのだと気づき、体が震えるような思いがしました。ポーランドに生まれて根無し草だったジョルジュがたどり着いた真実、民衆がファシストから命をかけて大切なものを守ろうと立ち上がった姿を写真に記録し発信する、命である写真をキャサリンに出版するよう託し、自分の肉体が死すとも魂は生き続ける、これは永遠の別れではないのだと。歴史が変わろうとしている大きな場面に立ち会っていることに心震わすジョルジュが、その民衆たちと行動を共にする決意をキャサリンに語りかける。オリーブの木が立つ丘、シンプルな舞台の上で向き合うジョルジュとキャサリンの横顔。全体をみたくてオペラグラスを使いませんでしたが、キャサリンの目には涙がにじんでいたかもしれません。
ジョルジュの最期を暗示する戦闘の場面は、地面を表現しているだけの舞台の上で、センチュリア・オリンピアーダのメンバーたちによる銃をもってのダンス、キキちゃん(芹香斗亜さん)たちが地面に臥せっている瞬間という表現でした。美しいカゲソロ、どなたかとプログラムを確認すると、朝木陽彩ちゃん。宙組の層の厚さを感じました。
「NEVER SAY GOODBYE」、フィナーレのキキちゃん、銀橋ソロは、劇中の真風さんとはまた違う、ぬくもりのある歌声。いちだんと大きな拍手が客席から送られていました。
どうしても現実世界と重ね合わせないではいられない物語、フィナーレで記憶がなくなるかと思いました。フィナーレのある宝塚、必ず幸せな気持ちになって帰ることができるのはいいですね。KAORIalive振付の男役さんがマントを翻して踊る場面、銀橋の真風さんを筆頭にみなさま、圧巻。娘役さんたちは手拍子してみんなで、はあっ!って言っているのかな、大盛り上がり。オペラグラスを使わず全体をみました。二階席からみるとフォーメーションの美しさと共に堪能できます。キキちゃんはじめ闘牛士たち、劇中でもマントを翻して踊っているし、民衆は旗を振って踊ったり、ハードなのに最後にまたこれをやれるって、ほんとにすごいです。
『プロミセス・プロミセス』に続いて女役の留衣蒔世くん、女性闘士というキャスティング、大正解と思いますが、フィナーレも女役で、キキちゃんにリフトされる姿は圧巻。長身が映えます。キキずんもオペラグラスで確認。劇中では悪役だったずんちゃん(桜木みなとさん)がニコニコ、満面の笑み。ずんちゃん可愛いなあっていう表情でみているキキちゃんも笑顔満開。全体をみたいし、一人一人もみたいし、やっぱり目が足りません。デュエットダンス中に開脚を披露するじゅんはなちゃん、最後はどうやって体を支えているのか、すごい体幹、美しきアスリートよ。
「一つの心に 固く結ばれ
明日を目指し 歩いて行く
友を信じて
一つの心に熱い血が流れて
互いのぬくもり感じられたら
憎しみも 消え去る」
世界中に届いてほしい平和への祈りの声、届いてほしい、届けと祈るばかりです。