たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

雨の一日の終わりに・・・

2015年09月17日 22時52分40秒 | 日記
また怒りと悔しさにのたうちまわるような思いをするしかないようなことがあり、
ニュースもまたとても気になり、気持ちが落ち着くことなく、涙がにじんでしまうような
一日でした。
大荒れの様子を流す画像の中で、縁あって直接顔をみて話をする機会を持った方々の姿を確認。
しばらく前まで自分の日常からはすごく遠かったことが、ぐっと近くになりました。
特別なことなんかじゃなくて、身近な、私たちの問題。とても勉強になりました。

さて私はこれからどう生きていけばいいのか。
頭ばっかり使い過ぎて疲れています。ここ一年半あまりかつて経験したことのない、思いがけないことの連続で気持ちもやすまっていません。でも家賃あるので、いい加減まずは目先のことを考えざるを得ません。そうしているとまた負のスパイラルにはまってしまい、抜け出せなくなってしまいそうですが仕方ありませんね。
苦労して国家試験に合格しましたが、実利には結びつかなさそうです。
なんのきっかけにもなっていません。
所轄の省庁を全く信用できないとはっきりわかったので、それはそれでいいのかもしれません。
そもそも資格を生かしたいといよりは、母と妹のことを受け入れられる自分になりたい一心で
勉強して、結果的に合格しただけのこと。
国家資格を持っているからといって、それで仕事をしていない人は他にもたくさんいるし、
実利を追い求めない方が賢明なのかもしれません。
入口をせまくしているのは私ではなく、社会なので私にはどうしようもないです。
もう少し先に、精神医学の本を読みなおしたりしながらボランティアで何かやれれば
いいかなぐらいの気持ちで今はいます。

生活基盤を立て直すという最大の課題のクリアするのはけっこうきついです。

突然のお別れからもうすぐ丸22年。
見守っていてほしいと心の中で祈り続けます。
色々にあふれ返っている思いが、いつかどこかにたどり着くことができますように・・・。


『戦火のなかの子どもたち』より

2015年09月15日 23時36分47秒 | いわさきちひろさん
「もうずっとむかしのことといえるかしら
 東京のくうしゅうがあけたあさ
 親をさがしていた
 ちいさな姉弟(きょうだい)のおもいで。」

(岩崎ちひろ作『戦火のなかの子どもたち』1985年第25刷、岩崎書店より)


阿蘇山噴火、東京湾の地震、大雨・・・色々と心配なニュースが続き、気持ちがとてもざわついています。
五輪のエンブレムがどーとか、どうでもいいのに、もっと大切なことがあるのに。

日本がとても危ないことになっていることを図らずも知ることになりました。
私たちの暮らし、命に関わるとても大切なことがきちんと話し合われないまま、決められていく場面をこの目でしかとみることになりました。
でもそういうことは一般にあまり知られていません。そういうことは知られないようになっています。その場にいた者にしかわかりません。
だからとても伝えにくい。伝わりにくい。私の言葉が足りないこともあってなかなか人に伝わらないもどかしさを感じています。
私にできることを精一杯やったと思うけれど、私が収入の手立てを見つけられないままやってきているので、なかなか賛同もされにくい感じがしています。なんと言葉にしたらいいのかわかりません。すごく大切なことをやってきたつもりだけれど、伝わりにくいです。
そもそも東京オリンピックなんてできないんじゃないかぐらいの危機感を持っているのですが、伝わりにくいです。

今日久しぶりにコミュニティハウスを訪れました。
顔なじみになった子どもたちがまた大きくなっていてびっくり。
この子たちが大きくなった時に、負の財産を背負わせるようなことはしたくない。
心の中でそう叫んでいるのに、そんな言葉をその場で口にするのはふさわしくありません。
説明するのがむずかしいです。
でも心の中で願い続けます。これ以上子どもたちに大きな負の財産を背負わせるような方向に
進んでほしくないと。
人の考え方、感じ方、受けとめ方は様々です。
自分の伝え方が十分ではなくて本当にもどかしいです。
でもこれからも伝えようとする気持ちはなくしたくないです。

当たり前すぎる日常生活こそ、かけがえのないもの。
当たり前の日々が続いていってほしいです。

戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)
岩崎 ちひろ
岩崎書店

ここまできてようやく

2015年09月14日 23時06分26秒 | 日記
ここまでやってきてようやく、自分の枠から大きくはみ出し、あふれかえってどうしようもなかったことが少しずつおさまりつつあるのだと気がつきました。それでもまだ終わりではなくむしろこれからなのですが、私自身のことに関してはひとまず区切りでしょうか。
話がでかすぎて、自分ひとりのことにはとどまらないので、社会に対して一生懸命に伝え、
共感してくれる人たちと出会うこによって、ようやく自分の中におさまり始めました。
6月頃の記事を読み返してみると、まだまだ怒りと悔しさに、どうにもならない私がいました。
かなり残念な結果になりましたが、社会に伝えられる機会を得ました。
思いもしなかった経験をたくさんし、とても勉強になりました。
私のような者のいることが救いだと言っていただきました。

失ったものの大きさに気づくと同時に、得られたものもたくさんあることに気づきました。こ
ここまでこだわり続けたことが、いつか私の人生の中でご褒美となって帰ってくる日が訪れることを信じたいです。
去年のお正月明けには全く想像だにしなかったところまできました。
自分でも信じられません。
ここまでこないとどうにも自分の中で納得できなかった、でかいことでした。
よくやりましたね、わたし。ほめてあげていいと思います。

これからも続いていきますが、むしろこれからがまだ本番ですが、ひとまず一回軽くリセットボタンをようやく押すことができそうです。共有できる人たちとの出会いがあればこそです。
明日からどうやって生きていくんでしょうか。
一番長く暗いトンネルを抜けることができません。
今だ出口を見つけることさえできないでいます。

色々と書きたいことがありますが、またあす以降に。

妹とのお別れからもうすぐ丸22年が過ぎようとしています。
なぜ妹が先に逝って、私が今ここにいるのか、その答えを探し求め続けてきたけれど、
どこにもありませんでした。
ただ背中に背負いつつ生きるのみ。
私が進むべき道への指標となってほしいと祈るばかりです。

『戦火のなかの子どもたち』より

2015年09月13日 23時23分47秒 | いわさきちひろさん
「風?

 かあさん?」


(岩崎ちひろ作『戦火のなかの子どもたち』1985年第25刷、岩崎書店より)


ちひろさんの描く女の子の瞳、口元、手をここに載せることができないのが残念です。
何も語らない口元が、ちひろさんの悲しみ、怒り、やりきれなさ・・・
様々な思いを雄弁に物語っているように思います。

台風は通過しなかったのに、台風後の前線で大雨による被害が起こったニュースをみながら
あらためて思います。
災害救助隊として自衛隊の力は欠かせないのだと。
彼らの力は日本に必要。
願わくば彼らの役割は災害救助であり、それ以上でもそれ以下でもあってほしくないと。

どうしてこんなにおかしな方向へどんどん進んでしまっているのか、
私がとめることなんてできるはずもなかったのだけれど、
なにかもう少しやれることがあったのではないかという思いが少し残ります。
願わくばとまってほしい、これ以上おかしなことにならないでほしい。

暗澹とした思いの中で涙がにじみます。

ちひろさんはどんな想いで空からご覧になっているでしょう。


戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)
岩崎 ちひろ
岩崎書店

『戦火のなかの子どもたち』より

2015年09月13日 23時23分47秒 | いわさきちひろさん
「風?

 かあさん?」


(岩崎ちひろ作『戦火のなかの子どもたち』1985年第25刷、岩崎書店より)


ちひろさんの描く女の子の瞳、口元、手をここに載せることができないのが残念です。
何も語らない口元が、ちひろさんの悲しみ、怒り、やりきれなさ・・・
様々な思いを雄弁に物語っているように思います。

台風は通過しなかったのに、台風後の前線で大雨による被害が起こったニュースをみながら
あらためて思います。
災害救助隊として自衛隊の力は欠かせないのだと。
彼らの力は日本に必要。
願わくば彼らの役割は災害救助であり、それ以上でもそれ以下でもあってほしくないと。

どうしてこんなにおかしな方向へどんどん進んでしまっているのか、
私がとめることなんてできるはずもなかったのだけれど、
なにかもう少しやれることがあったのではないかという思いが少し残ります。
願わくばとまってほしい、これ以上おかしなことにならないでほしい。

暗澹とした思いの中で涙がにじみます。

ちひろさんはどんな想いで空からご覧になっているでしょう。


戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)
岩崎 ちひろ
岩崎書店

見届けました

2015年09月12日 19時59分34秒 | 日記
社会に対して「本当にこれでいいのか」と問いかけ続けた一年余りの困難な日々。
私の問いかけに対する一つの答えを、昨日社会から受け取りました。
残念ながら日本がもっと危なくなっていくであろう、暗澹とした思いにさせられる
答えが出た瞬間を見届けることになりました。涙がにじみました。

それは一部の利益享受のために嘘で塗り固められたあまりにもミエミエなもので、どうしてこんなことがまかり通ってしまうのかさっぱりわかりませんが、残念な一つの答えが出ました。
どっちみち私自身が救済れることはもうありませんが、それでも一年余りの困難な道のりの中で気づいた「おかしい」を伝えなければ、という思いで歩み続けてきました。
本当のひと区切りが昨日ついたのかもしれません。

困難な道のりを歩み続けたことを後悔はしたくありません。
やるだけのことはやったし、あのままずっと会社にいたら出会うことがなかったたくさんの出会いがあり、経験することのなかったことをたくさん経験しました。
私の人生の中で、無駄なことではなかったと思いたいです。

暗澹とした思いの中で、公的機関を信じることはできないことがさらに明確になった中で、
これから私はどこを目指して歩んで行けばいいのか、色々な思いはあればご飯を食べていかなければならないことを考えると、ますますわからなくなりました。

無気力になってしまいそうですが、希望は必ずどこかにあると信じたいです。
本当にあるのかな、こんなに仕組みがヘンなのに、もっとヘンになっていこうとしているのに・・・。
どこかに希望が見出せるところにたどりつけるような感じが今は全くありません。
おしえてほしい。希望はここにあると・・・。

子どもたちの笑顔を見ると心が痛みます。
今の日本は、将来この子たちに大きな負の財産を背負わせることになっていくと。

観劇日記を落ち着いて書くことがなかなかできません。
もう行くところはないのですが・・・。

見届ける

2015年09月11日 10時17分11秒 | 日記
わたしがずっと問いかけ続けてきた社会に対する「本当にこれでいいのか」という疑問。
その問いかけに対する一つの答えを今日この目で見届けます。
残念ながらさらに悪くなってしまう、日本はもっとダメになってしまうという答えが出る
瞬間を見届けます。

雨の夜のひとりごと

2015年09月08日 22時52分53秒 | 日記
大事な役割がひとつおわり十分とはいえなかったけれど、私の中でようやくひと区切りなのかもしれません。いつまでもひきずっているわけにはいきません。
かといって何を素直を信じることができるのか今はまだわかりません。
でも気持ちの救いになる人間関係を持つこともできたし、これはこれで私に必要なことだったような気がします。そろそろ手を引くタイミングがひとつ訪れたような気がします。

明日からはまた行くところもなくなってしまいました。
わたしはこれからどう生きていけばいいのだろう。
いまだ希望の芽に出会うことがないまま、秋がおとずれました。

窓の外では、しっとり雨の音と秋の虫の音のハーモニー。
季節はうつろい、今年もあと四カ月で終わりですね。



どたばたしています

2015年09月06日 22時39分06秒 | 日記
今日の午後は学会のセミナーに参加し、その前後にメールをばたばたとチェックしたり送ったりしていました。慌ただしい一日でした。
明日・明後日と大事な役割を果たそうとしています。
全部持ち出し、色々あれど今はこれが私に与えられたと信じてやろうとしています。
これでようやくひと区切りなのかもしれません。

そのあと社会に戻っていけるあてなど全くありませんが、他の人ができない分も
私を含めてやれる人がやります。
誰かがやらなければこの国は本当にだめになります。
それぐらい大変なこと、大切なこと。
きっと妹が背中をおしてくれていると信じて頑張ります。
スタミナもつかな、あんまり自信ありません。

『エリザベート』のプロモーションビデオをみて少しエネルギーチャージ。

観劇日記はもう少し先にまたゆっくりと書ければと思います。

「わたしの命ゆだねる、それはわたしだけに♪」

自分を信じる気持ちを大切にしたいです。

故国の内戦で難民となった幼い命、短く燃え尽きた生涯。
ちっちゃい子をみると、この子が大きくなった時戦争が起こるような国になってほしくないと
心から願わずにはいられません。
人はどこまでも愚か。そんなこと許してはいけません。なんて一人で言っていてもどうにもなりませんが、ニュースに注目してください。

『戦火のなかの子どもたち』より

2015年09月04日 22時48分15秒 | いわさきちひろさん
「にいちゃん
 
 きのうのぼった木だ。」

(岩崎ちひろ作『戦火のなかの子どもたち』1985年第25刷、岩崎書店発行。14頁より)


当たり前のような日常生活。
かえがえのない日々。
人の暮らしといのちが大切にされる社会であってほしいと心から願います。

今の日本はすごくあぶない方向へと舵をきっていこうとしているの、目の当たりにしました。


戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)
岩崎 ちひろ
岩崎書店