たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『1789バスティーユの恋人たち』_パネル展

2018年04月15日 11時17分13秒 | ミュージカル・舞台・映画
 昨日の余韻から、なかなか整理できていなかった2016年初演時の『1789バスティーユの恋人たち』、日比谷シャンテ内八重洲ブックセンターで開催されたパネル展の写真をようやくアップ。ゆんロベスピエールの冷やかさにすっかりはまっていました。2年の時がすぎ、日比谷シャンテも日比谷界隈もリニューアル。私自身も役者さんたちも社会も、キャストも半分ぐらいはかわったし、また感じるものも違ってきていると思うので、じっくりと味わいながらおいおい振り返っていきたいと思います。5月にWキャストのもう一方を観劇予定だし。そうそう昨夜の舞台では、最初の登場シーンの最後に、かなめさんアントワネットのドレスの裾が降りてきた幕に引っかかってしまいどうなるのかとひやっとしていたら、すぐにスタッフさんが直しにきたのがわかってホッとしました。こういうところが生の舞台だし、外には現れない力が終結してこその舞台なんだなあと。





















 東宝初演、一路さんシシィの『エリザベート』のCD、今も帝劇の売店で売られているのをみて、祐一郎さんトートバージョンを持っていますがすごく懐かしかったです。

 余談ですが昨日東京宝塚劇場は、大手派遣会社の貸し切り公演だったみたいでびっくり。感謝の集いっていう看板が出ていました。キャトルレーヴは開演前、〇〇プのロゴとキャラクターが入ったビニール袋をもった女性であふれかえっていました。この大会社、わたしが13年も働いた結果使い捨てにされたので大会社に損害賠償を求めて、一年間がんばって、最後わずかな補償金をユニオンが出させた名目上の派遣元会社だったんですよね。4年前の今頃、『レディベス』に助けられながら、この派遣元会社がどでかいビルにかまえるオフィスにも出向いて、大会社の悪代官弁護士と対面していたことをいやでも思い出してしまいました。宝塚を貸切るとは、宣伝やなー、金あるんやなー、わたしのしたことなんか巨大組織にとって痛くもかゆくもなく、なんでもなかったんやなと複雑な気持ちになってしまいました。チケットを全部買い取って希望者に抽選で配ったのか、福利厚生の一環として希望者はチケットを購入できたのか。登録して働いて会社に売り上げをもたらしている派遣スタッフたちにどれぐらい還元されたのか、お得意さまたちへのパフォーマンスなのか。ふだん〇〇プのオフィスに行って仕事をしているわけではないから、どういう仕組みにしたのかと考えてしまいました。わたしはもう二度とかかわることはない。こういうふうに宝塚が使われるのはちょっと哀しい。まあこんなマイナス要素を振り切り上回るだけの幸せオーラが日比谷には満ちているからいいですけどね、ちょっと哀しくなってしまった、『1789~』観劇前のひとときでした。余談のわりには長いね、失礼しました。

『1789バスティーユの恋人たち』_悲しみの報い

2018年04月14日 23時52分08秒 | ミュージカル・舞台・映画
「悲しみの報いとして
 人は夢を見る権利を得る
 悲しみを乗り越えて
 新しい世界を築き上げる
 愛し合う自由が
 約束された

 歴史の波間に
 浮かんで消えてゆく
 ひとつ ひとつの
 命の叫ぶ声が
 響き合い 重なって
 明日の歴史 創る
 歌い続けよう
 永遠に

 苦しみの報いとして
 人は 許す心を持つ
 力に頼ることなく
 希望と勇気 求める

 歴史の波間に
 浮かんで消えてゆく
 ひとつ ひとつの
 命の叫ぶ声が
 響き合い 重なって
 明日の歴史 創る
 歌い続けよう
 永遠に

 人はいつの日か
 辿り着くだろう
 愛と平和に満ちた
 輝く世界
 いつの日か

 歴史の波間に
 浮かんで消えてゆく
 ひとつ ひとつの
 命の叫ぶ声が
 響き合い 重なって
 明日の歴史 創る
 歌い続けよう
 永遠に」


 2018年4月14日(土)、2年ぶりの『1789バスティーユの恋人たち』、17時開演を観劇してきました。一人だとわりとよくあたる1階A席最前列。客席降りが多い作品なので臨場感がすごい。岡さんペイロールが左手のドアから登場するのに始まって、ペイロールの部下たち、一幕終わりに革命派たちが客席に降りてはけていくとき、続いてロナンがはけていく、二幕革命派たちが客席を通って舞台の球戯場へと集まっていく時、いずれも至近距離でばっちりでした。鋭い目つきの岡さんと目が合ったような気が、って合ってないよ。すごい人は観客にそう思わせてしまうんですよね。岡さん濃かったあ。鞭を振るう様にもさらに磨きがかかって迫力ありすぎでした。

 凰稀かなめさんアントワネット、二年前は花ちゃん一辺倒だったので初見でしたが華やかオーラにあふれていて素敵でした。なんと目鼻立ちのはっきりした美しい方なのかと。男役さんだったのでイメージなかったですが、声が可愛くてびっくり。さすがに背が高くって渚あきちゃんポリニャック伯爵夫人・神田さやかちゃんオランプと並ぶと男役と娘役みたいでしたが、本当の自分に還った時には時すでにおそしの運命にあがないきれなかった王妃の生き様をいさぎよく演じられていた姿が美しくて、ラスト「悲しみの報い」の場面の姿には涙。

 色々と書きたいことはありますが、最後に立場の違う全員が「悲しみの報い」をそれぞれの立場で歌うところがこの作品の素晴らしいところかな。天に召されたロナンが巨大セットに現れ、みんなを見守るように歌う姿にはぐっと心をつかまれて涙。そして圧巻のダンスパフォーマンス。身体表現をとおして伝わってくる感情の躍動感。2月にライブビューイングでみた雪組の『ひかりふる路 ~マクシミリアン・ド・ロベスピエール』が『1789~』のその後、ロベスピエールが断頭台にのぼるまでを描く物語で、ロベスピエールが革命にとりつかれたようなったその後を思うと虚しさと切なさ、入りまじりつつの観劇となりました。『1789~』は、ひとりひとりの生きるエネルギーが伝わってくる作品だから、ロック調の音楽に彩られた躍動感あふれる作品世界に生きる人たちとして感じればいいんだよね。

 加藤和樹さんロナンの生き様が終わってからじわっときていて、はじめて『レディベス』で拝見したときからミュージカル役者としてすごい成長ぶり。ぼさぼさの髪が武骨な農民らしくてよかったです。芝居歌が響いてきました。上原理央さんダントンはますますいい声で、登場場面でシャルロットにおじさんって言われてずっこけた時ほんとにずっこけていた感じ。よりダントンらしい雰囲気になっていました。見どころのひとつは三部会の場面、三浦涼介さんになってもやはりロベスピエールのマリオネット感と岡さんペイロールがロベスピエールを踏みつけるところ、あと二年前は唐突だったロベスピエールの恋人が伏線はって自然に登場していたところ。とまあ書き始めるときりがありません。三週間後にキャストをかえてもう一回みるんですがそこまで待てないでもう一回みたくなっちゃうじゃないですか。2年前のように交代の平日休みがあるわけではないので無理ですけどね。帝国劇場の中は躍動感にあふれていて、プラスのエネルギーに満ち満ちていました。いい空気吸って心が生き返りました。こういう時間、大切。開演前にシャンテで野菜をたくさんいただいたので体もたぶん生き返りました。ひさしぶりの日比谷、宙組のチケット引き換えてきたし、金色の砂漠のクリアフォルダーとききちゃん・まどかちゃんのツーショット舞台写真を買うという無駄遣いも。日比谷はうれしい、日比谷は幸せをくれます、ありがたいね。おそくなってきたのできりないけど今日のところはこれでおしまい。

 写真は二年前の八重洲ブックセンター、パネル展です。

 

宝塚歌劇の殿堂より_宙組展(2)

2018年04月14日 10時30分06秒 | 宝塚
 久しぶりにまたようやく7時間眠れた土曜日の朝、平日は悪い夢を見続けているとしか思えない土曜日の朝、マイナスオーラにあたりすぎてようやく生き返った心地の土曜日の朝。息抜きに大劇場遠征の時のお写真から、宙組展をアップ。ブレブレもありますが、飛行機の時間を気にしながらの急ぎ足だったのでご容赦を・・・。

初代トップスター姿月あさとの手型。
2月の宙組20周年記念イベントの映像をみていると、ずんこさんは宙組にとって大老ポーのような存在になっていて、新しく誕生した組の初代を任されたってすごいことで、その時代にリアルタイムで会えた自分、幸せなんだなって思いました。『シトラスの風』がなつかしすぎて、「明日へのエナジー」そうそうこんな歌だったってすぐによみがえってきました。現宙組の稽古場で歌唱指導されたそうでこんな時が訪れるとは、なんともいえない感慨深いものがあります。自分もこれだけの時間を生き延びてきたんだなあと。素はほんわかずんこさんなところが変わっていないのもなんだかうれしい。



和央ようかさんの手型。




和央ようかさんと花總まりのトップコンビ時代。
在任5年、長かったですね。お勤めと勉強の両立で、忙しくなって観劇の時間がなくなっていった頃の退団公演をのぞけばほとんど観劇したんだなあと。写真なかったですが、ベルばらもありました。充実の作品群たち。懐かしいことしきりでした。





ヅカから離れていた頃の宙組。和央ようかさんのあと、貴城けいさんは一作だけのトップだったのか。



大和悠河さんが月組から宙組に異動してトップスターになっていたの知りませんでした。
華やかオーラをまとっていますね。




大空祐飛さんが月組から宙組に異動してトップスターになっていたのも知りませんでした。
真琴つばささんがトップスター時代のお正月、東京宝塚劇場公演、たしか当日券を購入した観劇した『黒い瞳』二番手だった紫吹淳さんが怪我で休演、代役を務めたのが新人公演で紫吹さんのブカチョフを演じた祐飛さんでした。真琴さんを相手に堂々たる二番手ぶり。敵役で最期の壮絶な死に様は今でも記憶の中に蘇ってきます。すごい若手がいるもんだと感激したものです。祐飛さんのトップスター時代、リアルタイムでみたかったなあ。蘭寿とむさんがいらっしゃる。宙組の方だったんだなと。




凰稀かなめさん、かっこいい。今はアントワネット様。
ヅカから離れていたの、もったいなかったなあ。







ヅカと再会し、最後の方、ライブビューイングだけどリアルタイムで観劇できたまあ様時代。昨年のことなのにすでに懐かしいものに。

新生宙組のお披露目公演のチケットとれたの嬉しい。観劇するの日が待ち遠しくてなりません。




歴史のバトンが受け継がれつつ、この唯一無二の美しい世界がずっと続いていく平和な世界でありますようにと祈ります。

今日も幸せのお花屋さん

2018年04月13日 22時46分26秒 | 日記
 ようやく金曜日の夜、濃い一週間が終わりました。疲れました、ほんとに疲れました。いちいち事務手続きがわからないのでつっかえつっかえでききながらやるしかないのでなおさら疲れました。知っていればきっともう少しすすっとやれるんだろうなっていうことがわからないので疲れました。昨夜はまた眠剤にたよって就寝。眠れるかしらと不安になるよりは時間も限られているので頼って眠れるならそれでいいと思いました。今日もお花屋さんのDVDに、舞台写真に、プロマイド写真にと、リュックサックにお守り代わりの荷物をいっぱい入れて出勤。なんでこんな思いをして仕事しているのか自分でもよくわかりませんが、一般人の感覚ではとてもじゃないけどついていけない強いマイナスエネルギーに負けないために、愛しいものたちをそばにおいておくのは大切なこと。プライベートで遭遇することはありません。遭遇したくありません。遭遇することなんかあってはなりません。ヘンなのはヘンなのしか引き寄せない。負の連鎖ってすごいんだなってわかりました。言葉がでないぐらいすさまじいです。うまく言えませんがいいものと出会う、いいものを引き寄せる、それも人がもつ力の一つなんだなあってよくわかりました。残りの人生、できるだけいいものと出会いながら生きていきたいです。ミュージカルがあれば、宝物があれば残りの人生、バラ色さ。美しいものは、楽しいものは心のエネルギーを満たしてくれてありがたいです、ほんとに。心の底からありがたいです。

 明日は日比谷。東京宝塚劇場で宙組のチケットを引き換えるんだ。それからシャンテで食事して帝国劇場へ。『1789バスティーユの恋人たち』、Wキャストの両方を観劇できるようにチケットをとりました。明日のキャストはあえて確認せず、行ってからのお楽しみとします。あとで振り返れば、先月ウィルス性胃腸炎にかかりながらよく国際フォーラムに行ったよなあ、って思います。それ以来の日比谷。平日の疲れがあまり出ないといいけどな。疲れが出てしまうとつらいよね。とにもかくにも一週間お疲れ様でしたね、わたし・・・。

 安心のみりらん、みりおさんと蘭ちゃんに癒されつつ、ようやく金曜日の夜のつぶやき日記でした。

幸せっていうことば、すてき

2018年04月12日 22時19分51秒 | 日記
 こい一週間、とりわけこい二日間が終わり、 なんだかね、ほんとに疲れました。あー、疲れた。明日はようやく金曜日、また紙ごみが出せます。明日もまたこいのがやってくるのでしょうか、もうフラフラ、くらくら。昨夜はかなり久しぶりで、お風呂上りに吉村和敏さんのプリンス・エドワード島の写真集をしばし眺めながら過ごしました。幸せなひと時、幸せ感で心を満たしてくれるものに触れたひと時、幸せっていう言葉、すてきだなってしみじみ思ったひととき。なんでもいいんです、自分にとって幸せだなって思えるものに触れるってすごく大切なことなんだなって、心の底から思います。わたしにとってそれは、プリンス・エドワード島への旅の想い出だったり、ミュージカルだったり、宝塚だったりするだけ。リュックサックのなかには、荷物がさらに増えて重いですがお花屋さんのDVDを入れて持ち歩いています。そばにあるだけで強いマイナスエネルギーから身を守ってくれるような気がします。あとは舞台写真に、読まなくても『赤毛のアン』の原文を書き写したリーフレットに、帝劇で購入したかわいいイケメン清史郎君の写真に、イケメンゆうロミオの写真など、そりゃ荷物重いでしょって感じですが、わたしにとってお守りのような者たち。これがあれば大丈夫っていうものを持ち歩いています。だから先だってのように清史郎君のプロマイド写真を朝のターミナル駅で落としてしまったりもしたのですが、とにかく、ひょえ~、良識ある一般人にはさっぱりわからん、とてもじゃないけど感覚が追いついていかんよ、っていう災いの種たちに振り回され続けているのでこんなふうに心を守っています。すごいマイナスエネルギーにあたって引きずりこまれても自分に戻ることができるっていうものをいつもそばに置いておきたいです。デスクにはみりおさんの卓上カレンダーとお花屋さんの写真をそっと、ささやかな癒し。

 明日の夕方は自分へのご褒美に、パソコン立ち上げながらパフェを食べようかな。毎週金曜日、息抜きに入っているデパートの中の店、飲み終わったら自分で器をさげなきゃいけないのだるいですが、一週間の終わりにささやかなガス抜き。土曜日はややおひさしぶりの日比谷。洗濯物干して、もう少しDVDや動画をだらだらと流したら休むモードに入らねばね。引きこもりのオッサンが相変わらず引きこもっている気配の、ちっそくしそうな部屋に帰ってくるのつらいですが、寄り道すると足腰が痛くって体は休まりません。宝物を全部持ち歩くことはできないし、帰ってくるしかないよね。とにかくこの世のものとは思えないことが多すぎてほんとに疲れました。ひょえ~。普通がいいよね、普通がいちばん、普通がなにより、普通がいちばんむずかしいですからね。普通でいられるの、ありがたいです、ほんとに。

 明日は金曜日じゃー、なんとか無事に出勤して、無事に一日が過ぎていきますように・・・。

蘭麗、双子美人姉妹のツーショット写真にも癒されています、二人とも可愛すぎ。蘭ちゃん足長くってかっこいい。

吉村和敏 PHOTO BOX プリンス・エドワード島 七つの物語 (講談社 ART BOX)
吉村 和敏
講談社

幸せを呼ぶ力

2018年04月11日 19時44分33秒 | 日記
 昨夜は眠剤で就寝、一番気持ちよく眠っているときに携帯アラームで起こされて始まった一日。予想どおり、というか予想を上回ってこい一日となりました。マイナスオーラを放ちまくる人の、災いを呼び寄せる、災いしか呼び寄せない力にあらためて驚愕。振り回されて非常につかれましたがあらためて勉強になりました。本当に不思議なもので、マイナスがさらなるマイナスを引き寄せる、マイナスしか近づいてこないんです。世の中よくできたもので、なぜだかそうなっているんです。だから自分はプラスのエネルギーを放つ、幸せを呼び込む力のあるものを身近にもっているってすごく大事なことなんだなって心の底から学びました。こういう類の人とお近づきになっては絶対にいけない、まあ普通に生活していたら、良識ある一般人はお近づきなることがまずないはずで、今の業務についていなかったら人生の中で出会うことはない類のはずですが、いつどこで誰とお近づきになるかわからないので気をつけないとって思います。普通がいいの、ほんとに普通がいい、普通がいちばん大事で、普通がいちばんむずかしい。普通がいちばんですよ。普通に働いて普通にお給料もらって、舞台を楽しむ、ミュージカルがあれば、宝塚があれば残りの人生バラ色。それでいいじゃないかって思います。麗しいみりおさんの笑顔と夕暮れ。疲れた頭と心に沁みて癒されます、なんだか幸せな気持ちになります。それだけで幸せ。幸せを呼ぶ力のあるものにどんどん触れていくの、大切です。

 今日は水曜日、明日はいちばんきつい木曜日、明日を乗り切れば週末、日比谷。帰りたいけど帰りたくないちっそくしそうな部屋に帰ったら、また幸せを呼ぶお花屋さんのDVDを流し続けます。これがあれば大丈夫、これがあれば幸せ。幸せのお花屋さん。心の宝物。今日あびたマイナスオーラを洗い流してくれます。幸せのお花屋さん。幸せという言葉をどんどん口にしていくことも大切かな。ささやかでも幸せオーラを取り戻して明日もなんとか無事に過ぎていきますように。マイナスオーラは帰ったら忘れる、忘れる。ミュージカルがあれば、宝物があれば大丈夫、大丈夫・・・。


土曜日は日比谷

2018年04月10日 22時13分55秒 | 日記
 火曜日、場所によって暑いんだか、寒いんだか、電車の中は冷房きいています。就労場所に入ると、マイナスオーラが満ち満ちていて、どんよりと暑くって気持ちが悪くなりそうなほどです。夜エネルギーを振り絞ってかかりつけ医に行った帰りに寄ったスーパーはなんだかすごくおトイレに行きたくなったなあと思ったら冷房がけっこう入っていたようです。そして最寄り駅に戻り店に入ったら今度は暖房なのかなあ、送風なのかなあ、こんどはまた暑かったです。真冬もこんなに暖房きかせんでも、こんな出入り口に風を送らんでも、っていう空調けっこうありましたが気温が上がったり下がったり、冷房だったり暖房だったり、空調の温度設定ってどこでだれが決めているんでしょうね。なんだかすごく大変です。厳しい夏が待っているなあ。ほんとに厳しい。体が持つのだろうか、持たないような気がします。気力でやれる範疇をとっくに超えている就労場所、業務内容。なんだかね、そんなにやれないさ。なにも書けませんが女性のメンタルさんが放つマイナスオーラってすごいんだなと実感。フラフラなっています。希望がみえなくって心がぼきっと折れています。なんでわたしがそんなことを心配せなあかんのか、よくわかんないです。それこそ自己責任で人がなんとかしてくれることじゃないのにと怒りがわくばかり。明日はすごく健康なエネルギーを吸い上げられてきついことが予想される面談、二連弾。はあっ。このちっそくしそうな部屋に暮らしながら、こんなきつい仕事するなんてきついなり、きついなり。

 今日もお花屋さんのDVDを流しながら息抜き、可愛い蘭ちゃんとみりおさんの画像をみて現実逃避。土曜日は日比谷、マイナスオーラが満ちあふれている平日から逃れてプラスのエネルギーが満ちている休日の日比谷が待っている、そう言い聞かせながらの明日は水曜日。乱視のひどいのが疲れにのっかってすごくきついんですけど、大丈夫かしらわたし。とにかく眠らなければなりません。眠剤に頼ってもこのちっそくしそうな部屋で眠るしかありません。土曜日は日比谷が私を待っている、帝国劇場が、東京宝塚劇場が私を待っている。『1789~』、開幕しました。エネルギーに満ちあふれた舞台。心のエネルギーチャージ間違いなし、ってもうわかっているので安心。またあの世界観に出会えるのか。二幕最初にまたキャストのみなさんが客席を通って舞台へ上がっていくのに目の前で会える席なので楽しみ、ゆんロベスピエールがいないのはさびししいですがりょんりょんロベスピエールはきっと魅せてくれると思うので楽しみにしませう。マイナスを並べると幸せが逃げちゃう。土曜日は日比谷が待っているのを心の糧になんとか生き延びていくしかない厳しい一週間、明日は水曜日、倒れないでいられますように、無事に過ぎていきますように。

 写真は二年前の帝国劇場。あっという間だったのか、長かったのか・・・。



 




こい一週間、始まりました

2018年04月09日 22時39分34秒 | 日記
 昨夜は眠剤を飲んで1時ごろ就寝、休みあけに眠れないのはつらいのでね、おかげで明るくなってからお手洗いで目がさめて二度寝したら、携帯アラームで目覚めたのが6時45分。25分も寝過ごしたことになるのですがなんとかいつも通りの電車に間に合いました。いつも通りの電車が、混雑のせいかな5分遅れたのでいつもの乗り換えが間に合わず就労場所には1分ほど遅刻することになりました。事前に電話を入れました。焦って汗だくになるよりもそのほうが気持ちが楽。スパで体が疲れたかな。体が疲れるのはいいことですね。まあまあの睡眠だったので朝からがんばってしまいましたが、お昼ごろにはなんだかすごく疲れを感じました。こい毎日、こい一週間、水曜日は午前中も午後も大変なメンタルさんたちと面談することになり、考えただけで頭がくらくらのこい一日となりそうです。一人で面談するわけではないのでまだいいです。こんなん一人で対応するの無理、無理。一人でやろうなんて思う必要ない。つながって助け合ってやるしかないんです。あー、疲れる、考えるだけでげっそり疲れまする。スパでセルフマッサージしましたが股関節と足が痛いのには変わりなく体もすごく疲れていますが、それ以上に頭ばっかり疲れてしまい眠れない平日。ちっそくしそうな部屋で緊張しながらいるからなおさら頭が疲れてしまいます。オッサンはいる、ずーっと引きこもってどこにも出かけないでいる、出入り口すっごい自分のドアと近い、一日も早く引っ越したいですが、次の部屋を探すのかもう引き上げるのか毎日迷ってばかりで答えを出せないまま過ぎていく日々。もやもやすることが多すぎるので、息抜きに舞台の動画やDVDでささやかに現実逃避、ノリノリの楽曲を聴くとなんだかすっきり。この世を旅立つ時に送ってほしい楽曲たち。今週の土曜日は日比谷が待っている。だからなんとか生き延びていこう思える一週間、日比谷が待っていなかったら、舞台がなかったら、観劇がなかったらこんなん到底無理。チケット代と生き返るためのスパにお金を使っているので、服はほとんど買っていません。モノが増えるし、買い替えが必要なものあるのですがどうしても必要なユニ〇ロで買えばいいかな。それぐらい物欲はもうありません。とにかく少しずつ荷物減らし。今日は15年ぐらいお世話になったキティちゃんの敷物とお別れ。前の部屋とこの部屋の汚れがしみついているので断捨離しました。だんだん捨てるモノがなくなってきてあとは大量の紙類、本、捨てるに捨てられないレコードかな。巣少しずつ、少しずつ・・・。

 またしばらく雨が降らないのかな。気温が上がったり下がったり、場所によって日によって冷房だったり、暖房だったり。どちらにしても空調はきついので大変。ちなみに電車の中はすでに冷房モード。暑くてもいやだけど、寒いよ~。あー、ほんとにちっそくしそう。明日は何を捨てようかな。何とか無事に一日が過ぎて行ってほしいな。頭ばっかり疲れる毎日、つらいなり。いやいや、タカラヅカがあれば、舞台があれば、残りの人生バラ色。

 蘭ちゃんのブログにも癒されてます。月組観劇とか、花ちゃんの舞台を観劇とか。安心感のみりらんも癒しなり・・・。

文房具ありますかって気を使いながらきくのも面倒くさいので、ボールペンと付箋を百金で調達。一円も返ってきませんがしゃあない、しゃあないとグチの追加でした。失礼しました。

一路さん35周年記念コンサート(3)

2018年04月08日 22時27分42秒 | 宝塚
 日曜日の午後、3時過ぎまで断捨離がんばりましたが限界がきて、またちっそくしそうな部屋を逃げ出しスパにきました。引きこもりのオッサンは朝から風呂に入っているの、その音が丸聞こえなんですけど、どういう集合住宅なんや、気味悪い、かんべんしてくれー、早く逃げ出したいけど、荷物減らしは時間がかかるし、仕事つらくってへばっちゃってるし、つらいところ。


2017年9月9日

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/preview?eid=dbfc980613e102e2c494f5be0f02045e&t=18148090135ac9d6cc0500c?0.9031431759047306

2018年4月1日
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/739fca2d95d342cf25ab7be7b58f5628


 気を取り直して上記に続く、2017年9月9日(土)一路さん35周年記念コンサート、夜の部、後半はミュージカルメドレーでした。


またショーがはじまる『キス・ミー・ケイト』

Hello Young Lovers『王様と私』

魅惑の宵『南太平洋』

So in Love『キス・ミー・ケイト』

Shall We Dancw?『王様と私』

生まれ変わる夜『イーストウィックの魔女たち』

グランチェン邸の火事『ブラック・メリーポピンズ』

『シャーロック ホームズ』メドレー 

  切り裂きジャック

  この道の果てで

  みんな同じ

モスクワへの旅『アンナ・カレーニナ』

夢にも思わなかった『アンナ・カレーニナ』

セリョージャ『アンナ・カレーニナ』

夢とうつつの狭間に『エリザベート』

夜のボート『エリザベート』東宝版

私だけに『エリザベート』東宝版

 
 こうして振り返っていると『キス・ミー・ケイト』『イーストウィックの魔女たち』を除いて全作品観劇していることに気づきました。『アンナ・カレーニナ』はファイナルの東京公演千穐楽を観劇。いつか観劇日記を書けたらいいなと思っています。『ブラック・メリーポピンズ』『シャーロック・ホームズの冒険』と韓国ミュージカルは歌いこなすのがすごく難しくて短時間で身に付けてくれたコーラスのみんなすごいって一路さんが繰り返していたのが印象的でした。どちらも東洋的な湿り気のある作品でした。こちらもいつか観劇日記を書けたらいいなと思っています。

 前半に続いて、『エリザベート』からの楽曲が多かったですね。「夜のボート」はコーラス参加の戸井勝海さんとのデュエット。「夢とうつつの狭間に」は一路さんしか歌っていないかけがえのない楽曲。東宝版、宝塚版と性別を超えたところで歌える一路さんとエリザベートとの関係はほんとに不思議。今の一路さんで歌った「私だけに」。なんだろうなあ。技術的にこの歌をすごく上手く歌える人ってたくさんいると思います。でも上手いだけでは違うものがこの歌にはあります。上手く言えませんが歌い手の人となり、生き方、舞台にかける情熱、全てが問われ丸裸になるような気がします。歌い手のその時のコンデションや心情によっても違ってくると思います。歌い手自身に問いかける歌。だから技術的に優れているだけとも違うような気がします。エリザベートの楽曲はすべて神がかっていますが、そんな意味で、「わたしだけ」にはとりわけむずかしいと思います。帝劇で一路さんがエリザベートを演じることはもうないでしょうが、これからも節目、節目で一路さんの「わたしだけに」に出会えるような気がします。チケットがとれればね。エリザベートに携わった演者は生涯関わりが続いて行く、宝塚、東宝を通してその第一人者が一路さん。

 アンコールでアッキー登場して、幕が降りた途端、一路さんが衣装替えのためにすごい勢いで袖に走っていった姿を目撃したと暴露、客席の笑いを誘っていました。アッキーが『モーツァルト』から「ぼくこそミュージック」を歌い、衣装替えして登場した一路さんが「星から降る金」を歌ったと記憶。アッキーのヴォルフガングはみていないので貴重でした。一路さんが中日劇場だけ、ヴァルトシュテッテン男爵夫人を演じていたのを知ったのは『Golden Songs』の時。あの時はアッキーが体育坐りして見上げているところで、一路さん「星から降る金」を歌ったと記憶。幻の公演と言われていると一路さんが紹介していました。一路さんとアッキーとの共演は中日劇場の『モーツァルト』だけなのかな。共演は少ないけれどアッキーが好きだからゲストに呼んだというやりとりがありました。一路さん、35周年って、宝塚を退団してから35周年? エっ?! 初舞台から35周年ですよ、っていうやりとりがあったのは9月9日のブログに書いたとおり。

 ここまで生き延びてきた自分自身をもお祝いするような気持ちで出向いたコンサート。ほとんど同世代の一路さんと共になんとか生き延びていってさらなるアニバーサリーを一緒にお祝いできるといいな、そんな日が訪れるまでどうにかこうにか普通の生活を営みながら生き延びていけたらいいなと思います。


 9月9日、日比谷シャンテの外壁のキャンペーン広告。この時、この瞬間、一期一会の出会いでした。時は移ろいゆきます。宙組トップスターだった朝夏さんはは11月に退団されて、現在は一路さんと同じ東宝芸能所属。雪組は新トップコンビのお披露目全国ツアー公演中だったかな。歌うま一路さん率いる雪組を、20年余りの時を経て歌うまトップ望海さんが率いているというのも、なんともこみ上げてくるような感慨深いものがあります。移ろい行く時の流れの中で変わっていくものと変わらないもの。美しい世界は世代を超えて、形をかえながらでも根っこにある心は受け継がれながら今も生き続けています。









みりおさんだけ、二枚。







シアタークリエのお向かいの東京宝塚劇場。




 スパで時間かけて書いたブログは実は投稿したときネットにつながっていませんってなってしまいました。そしてSafaceはなぜか固まってしまい、書いた時間無駄だったのかと哀しくなりましたがかなり生き残っていました。下書き投稿をまめにせねばという注意を、集中しているとつい忘れていましたが、無料Wifiはどこでセキュリティにひっかかるとわからないし、ブログは途中からネットにつながってなくても投稿するまでわからないのでひやひや。

 明日からの辛い一週間をどうにかこうにか生き延びたら土曜日は日比谷。ややお久しぶりの帝劇。夕方だからその前に東京宝塚劇場で宙組のチケットを引き換えたいし、日比谷ミッドタウンの鈴懸に行ってみたいし、シャンテで少しゆっくり食事したい。2年前の写真をほとんと整理しきれないまま、『1789~』の観劇を迎えます。気がついたら2年が過ぎてしまいました。ためこんだものの整理は少しずつ、できるときに少しずつ、少しずつ。でもこの部屋はトラブルになる前に出たい、出るべきだと思う。でも仕事辛くって疲れちゃってね、お金かかることだし、どうしようもない。何事もないことを祈るしかない。自分、なんでこの世に生まれてきたんだろう、自分がこの世にいる意味ってなんだろうってふっと思ってしまいました。でもここまで生きていて、時間は過ぎてしまって、そんなこと考えても仕方ない。残りの人生、舞台があれば、宝塚があればバラ色。それでいいじゃないか。願わくば旅にも出たいですけどね・・・。

 まずは一週間が無事でありますように・・・。





  






2008年8月‐12月『フェルメール展』_光の天才画家とデルフトの巨匠たち(4)

2018年04月07日 19時22分35秒 | 美術館めぐり
会場で購入した公式カタログより

「デルフトの文化と社会

 デルフトの贅沢品の輸出産業は、数名の熟練した金銀細工師も擁していたが、その数と収入は、より大規模な地方産業の不況を埋め合わせるほどのものではなかった。17世紀のデルフトでより大きな成長を遂げた産業は陶器であった。最初のうち、陶工たちはイタリアのファイナンスをまねて錫釉(しゃくゆう)をかけた陶器を生産したが、後には、非常な人気を博した近代中国磁器を模倣した。特に1640年代における中国の内乱後、中国磁器の輸入が急激に縮小した1665年から1670年の間、デルフトの陶器製造所の数は倍増した。ちなみに、デルフト陶器は今日もデルフトで製造されている。しかしなが経済の減退という全体的傾向はとどまることを知らなかった。1654年の火薬庫の大爆発はそれを悪化させたに過ぎない。その事故は画家カレル・ファブリティウスの命を奪い、町の大部分を廃墟と化した。

 だからといって、デルフトに富裕層や美術のパトロンやコレクターがいなかったと言いたいわけではない。それどころか、実際は全く逆である。デルフトは幾つかの由緒あるけ家系が牛耳る寡頭政治で支配されていたのである。その多くは、いわゆるフルッドスヒャップと呼ばれる40人議会にその起源を求めることができる。40人議会は、1445年には、ホラント伯のブルゴーニュ公フィリップによって市の行政権を認められていた。市長、財務官、州長官、参事会員、団体理事、港長といった市政の権力者たちは、伝統的にその階層から選出された。議会の議員の地位は終身で、より高い公職につくための必須条件であった。新参者が特権グループに近づくには、実際のところ、彼らと婚姻関係を結ぶしかなかった。当然のことながら、親族徴用主義が生まれ、固定化したエリート市民が現れた。これらの家系は、彼ら以外には閉ざされている特別な離職の好機に接することもできた。たとえば、巨万の富をもたらすオランダ東インド会社が1602年に全国会議によって設立され、世界中の広域にわたる交易の独占権が最初の株式公開有限責任会社の一つに与えらえたとき、六つの指名事務所の一つはデルフトに設立された。初代の12人の所長のうち、5人は40人議会のメンバーだった。そして1618年以後、ほとんどすべての所長は40人議会から選ばれた。この特権の価値は莫大だった。1602年に株式を購入し1650年まで保持した者は、平均27%の年収益率を手にした。こうして16世紀に醸造業と織物業で財をなし、その富を17世紀に東インド会社の交易に再投資したデルフトの家系は、あり余るほどの財産を蓄積し、その富で当地の芸術家たちを庇護した。しかしながら、富裕階級が高利回りの外国の投機に従事し、あるいは地方経済への再投資よりむしろ慎重な金利生活を選んだことは、デルフト経済の基盤縮小を促進させた。」


                               まだまだ続きます。