会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

中秋の名月

2019-09-15 18:56:14 | 料理
2019年9月15日(日)晴 31.2℃~16.8℃
「中秋の名月(十五夜)とお酒」

 いつの間にか蝉の鳴き声が聞こえなくなり、赤とんぼが飛び、虫の声が聞こえてきた。秋が静かにやってきているのだろう。
9月13日は中秋の名月十五夜だった。十五夜は毎月あるのに今月の13日だけ中秋の名月というのだろうかと疑問を持ったことがあった。
中国では7月、8月、9月を中秋といっていたので、9月13日が旧暦では8月15日になるので中秋の名月というようになったそうだ。
 
 流れる雲の中に満月が明るく輝いていた。数枚パチリ、パチリ。
 子どもたちが小さかった頃は、ススキを飾り、餅15個と野菜や果物15種類をお供えして中秋の名月を愛でたものだった。
いつの間にか昔からの行事をしなくなってしまった。寂しい限りである。

 中秋の名月をみているとなぜか若山牧水(旅と自然とともに酒をこよなく愛した漂泊の歌人)の句を思い出す。
 生涯に残した七千首のうち酒を詠ったものが二百首に及ぶ。
 ■ 有名な句 ■
  ・人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたの
  ・それほどにうまきかとひとの問ひたらば何と答へむこの酒の味
  ・白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり
  ・酒飲めば心なごみてなみだのみかなしく頬を流るるは何ぞ
  ・酒飲めば涙ながるるならはしのそれも獨りの時にかぎれり
  ・友に盃すすめつつ泣かまほしかり酔はむぞ今夜

  ベルーナ通販から全国の本醸造酒,吟醸酒、純米酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒をいろいろ注文して酒を味わい、楽しんでいる。
  今回は新潟蔵元限定 五酒蔵の大吟醸 原酒 を飲み比べてみる。
  日本酒の最高クラスといえる「大吟醸の原酒」
  酒本来の旨みをダイレクトに味わうには、しぼった酒に一切加水を加えず、そのままビン詰めした。
  精米歩合50%、アルコール度数17度~19度、酒米(国産米)