会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

成人

2018-01-08 17:13:28 | Weblog
2018年1月8日(月)曇/雨 2.0℃~-7.2℃

  「成人の日」
 

祝日法が改正されて1月15日が変更になり、今日が成人の日となった。各市町村では前日の7日(日曜日)に開催するところが多かった。
たまごっち流行、消費税5%、磐越道全線開通などがあった1997年生まれの新成人は約123万人。福島県は2万人を切って約1.98万人だった。会津若松市では稽古堂で成人式をで行い、新成人のうち男性510人、女性557人計1,617人の出席だった。
大学生の孫も20歳。成人式に出席するため帰省した。身長も伸び、がっちりした体格、留学したいなど夢を語る。
保育園の送り迎え、小中学校時代は祖父母が預かる、高校では野球部で活動、ユニホームは毎日祖母が洗濯などしていたころが懐かしい。
素直な孫が夢をもってすくすくと成長してくれることを願う。
孫や新成人のみなさんに下記のコラム谷川俊太郎「わかんない」の詩を贈りたい。

どうにも納得できないのが各地で工夫した成人式が開催されているのに、参加した若者の中に式を壊すような行動をとる者達がいる。
成人しているわけだからそのような行動をした者達の顔を隠す必要はないのではないか。マスコミの方々に聞きたい。
はっきりと映したまま報道してほしい。今後その者達が自分の行動を反省し立派な社会人になっていくことを期待している。

昨年の成人証書(市のホームページより借用)


日本経済新聞コラム「春秋」には
『バブルの熱気も知らない、その後のバブルがはじけた谷の深さにも実感がない。生まれて2年前「ウインドウズ95」が発売され、パソコン、携帯電話、スマートフォンとネットやデジタル機器に囲まれて育ってきた。情報への感度が高い世代といえる。誰もが当たり前に情報を発信する。
しかし、他人をうなずかせ、なるほどと思わせる言葉や映像を世に問うのはなかなか大変だ。「同じものを買った。食べた。そうした浅いところでつながっている感じがする」詩人の谷川俊太郎さんは先日開いた日本記者クラブの会見でスマホ世代のやり取りに一抹の懸念を語っていた。

 谷川さんに「わかんない」という詩がある。「わかんなくても/ じかんがあるさ/ いそがばまわれ/ またあした」
人生の残り時間の長さは若者の特権だ。疑問や不満に対してぱっと検索して得られる答えの価値は知れている。
立ち止まり、じっくり考え、道を探す、二十歳を機にそんな習慣を身に付けてくれればと願う。』


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