会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

サケ(鮭) と さけ(酒)

2014-10-30 21:07:39 | 旅行
2014年10月30日(木)晴 18.3℃~2.4℃ 

「鮭屋と酒屋が隣あわせ」

城下町の風情が漂う黒塀の通り(安善小路)には、登録文化財の浪漫亭があった。背の高い美しい建物で、JR東日本の大人の休日倶楽部(モデル・吉永小百合)のCMの撮影スポットにもなりました。昭和初期の名建築と謳われ、時代を感じさせる格子が印象的でした。


 この小路からバスで移動し、今回の旅行の大きな目的であった村上の鮭食文化を求めて「味匠喜っ川」を訪ねた。ホームページによると
 『喜っ川の町屋はうなぎの寝床のように細長く、村上の典型的な町屋の一つです。


 店舗部分は、昔の座売りをしており、実際に川漁で使われていた細長い川舟がディスプレイ用に置いてあるのがお店の特徴です。店から奥に進むと、タイムスリップしたような茶の間や吹き抜けの天井、大黒柱に松の梁があらわれます。仏壇、神棚に囲炉裏があって、喜っ川の店舗 茶の間明治時代の町屋です。また裏まで通り土間が通って、天井の梁から1000匹以上の鮭が吊るしてある光景には、多くのお客様が驚きの声を上げられます。また、この吊るしてある鮭のために年中、裏も表も窓も開けっ放し。鮭が美味しく発酵するように、真冬は住んでいる人間が鮭に合わせて、喜っ川の店舗 座敷マイナス4℃にまでなるような環境の中で暮らしています。』

 

 丁度、台湾から映画撮影に来ているので邪魔にならないようにと言って店員がいろいろと説明してくれた。
 「発酵させてつくる代表的なものに塩引鮭、鮭の酒びたし、鮭の飯寿司、鮭のめふんなどがありますが、塩引鮭で約3~4週間、酒びたしで一年、飯寿司は一ヶ月、めふんは2年もかかってでき上がります。」
 塩引きは1週間位塩漬けをし、その後水で洗い、冷凍する。そして、日中でも零度以下になって来た時、天井につるし、窓を全開して寒風に晒す。家族は寒ければ厚着をし、塩引き作りが優先するそうです。売店で塩引鮭、鮭の酒びたし、寒干塩引鮭を買って隣の酒屋へ移動。



「味匠喜っ川」の隣も町屋で「益甚酒店」であった。ここでは、村上の地酒「紫雲大洋盛」を買った。
 男の料理味覚会の日帰り旅行は、村上のまちづくり、鮭の食文化などを知ることができとっても有意義であった。特に酒好きにとっては(笑)


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