会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

モニタリングポスト

2012-01-17 15:59:27 | Weblog
2012年1月17日(火)晴れ
 6434人が亡くなった阪神大震災は、発生から17年を迎え確実に復興の歩みをしているが、まだまだ心の癒えない方々も多い。兵庫県内の追悼行事では東日本大震災の被災者も参加。二つの地震の発生時刻に合わせて黙祷を捧げ、次世代に教訓を継承していくことを誓った。規模や被害状況は違うが東北との絆を深める祈りはすばらしい。

 福島県は3.11後に起きた原発事故の収束をみないまま、復旧・復興は進まない。
新聞を開くと、二本松市の新築マンションで放射能物資に汚染された疑いのある砕石を原料とした生コンが使われた問題、ヤーコンの葉基準上回る、牛乳メーカー独自に放射能物資検査、コープ福島食事調査、18歳以下医療費無料との記事が紙面に躍る。

 原発事故現場から100kmも離れている会津若松市は放射能物資の飛散状況も少ないと思っていたが、昨年10月5日に「生活空間における放射線量低減化対策に係る手引き」が配布され、また線量軽減化活動支援事業でサーベイメーター(線量計)の補助申請の受付が24年2月末日と説明を受けた。

 町内数か所で測定したが低い数値なので、補助申請はしなかった。

 ところが今日城西コミュニティセンター前にモニタリングポストが設置されていた。設置者からは事前の連絡も無い。放射能物資の数値が高い所があったのかと不安になった。特に近くには保育園、西若松駅などがあるので心配になり市役所の環境生活課に行って設置の経過を聞いた。
 文部科学省から設置依頼があったので場所の提供をしたとの返事。「学校には?、公園には?」と尋ねても「あると思います」とよくわからない返事。
 よくわからないのでパンフレットのようなものはないのかと聞いてみたら、NECの簡単な説明書を2枚いただいた。役所としての地域への説明するものは何もない。


 区長として地域住民から「あれは何?」と聞かれても答えようがない。
『パンフレットでは「モニタリングポストB」とは空間線量率をリアルタイムに測定・表示・データ公開を行うことにより、空間線量率を見える化を実現し、被災地域の安心・安全確保に貢献します。』
 この説明だと会津若松市も被災地ということだろうか? 
 線量計 数値をみては 安堵する



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