会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

平成26年8月豪雨 広島市

2014-08-22 21:29:48 | 時事
2014年8月21日(木)晴 33.0℃~22.7℃

 広島市では19日深夜から20日未明にかけて局地的な豪雨となり、同市安佐南地区、安佐北地区の広範囲で土砂崩れや土石流が発生して80人以上の死者・行方不明者が出る大惨事となった。活動中の消防署員、警察官も犠牲になった。お見舞い申し上げる。
 3年前会津でも水害があったが、それ以上の土砂災害で警察、消防、自衛隊による救助活動が続いいている。
 

ニュース報道によると
『政府は21日、広島市の土砂災害に関し、首相官邸で関係省庁災害対策会議を開いた。安倍晋三首相は静養先の山梨県鳴沢村の別荘から帰京、「避難所で不自由な状況に置かれている被災者や、家を無くした方々への支援に、関係省庁が一体となって遺漏なきよう対応してほしい」と指示した。

 首相は、災害による死者・行方不明者が多く、被害が拡大していることから現地視察を検討。被害規模や復旧作業の進捗(しんちょく)状況を確認し、避難所で被災者を激励したい考えだ。政府は、広島の土砂災害を災害復旧事業で国の補助率を引き上げる「激甚災害」に指定する方向で調整に入った。政府筋は「これだけの被害なので指定は当然あるだろう」と述べた。

 与野党は21日の参院災害対策特別委員会の理事懇談会で、災害現場の現地視察と、閉会中審査を行うことで一致した。』

 首相も静養先でのゴルフを止め災害に対する対応をした。天皇陛下も静養を取り止められた。 いつどこで災害が起きるか分からない気象異常にただただ驚いている。何度も何度も言うが地球が病んでいる。ではどうすればいいのでしょうか。エコ生活をし温暖化対策に一人一人が積極的にかかわることが大事。このようにブログに書くが自分自身の生活水準を変えることは難しい。自家用車に乗らない。クーラーは使わないなどとするべきことはわかっていても何もできない。ずるずる、もやもやしたままの生活をしている自分が恥ずかしい。自己嫌悪に陥るが、まず自分からという行動が???・・・・。

 「バックビルデング現象」

今回の集中豪雨は、どうして起こったのか。
それは、発達した雨雲が同じ場所で次々に発生する「バックビルディング現象」が原因だったとみられている。
集中豪雨となった当時、広島市付近では、太平洋高気圧の縁を通るようにして流れ込む、南からの湿った空気と、日本海の前線に向かう南西からの湿った空気が合流し、山などの斜面にぶつかって、行き場をなくしたことで、発達した雨雲ができやすい状況にあった。
そして雨雲が、上空を吹く南西の風に乗って移動したあと、再び同じ場所で発達した雨雲が新たに発生した。
これが繰り返され、次々に発生した雨雲が一列に並ぶ、「バックビルディング現象」が起きた影響で、広島市付近では、記録的な豪雨になったとみられている。
平成24年8月には北九州北部豪雨でも同じような現象が起きていた。条件さえそろえば日本のどこでも線状降水帯ができ「バックビルデング現象」が起き大きな災害につながる恐れがある。会津でも起きないとは言えない。小規模ではあるが飯盛団地や慶山地区では起きていた。
 県内では、大雨や地震などが起きる恐れがある「土砂災害危険箇所」が8,689ヶ所ある。県がホームページで公表しているが見たことがない。私たちは自分の住む地域が危険個所になっているかどうか確認し、万一の際の避難経路をきめておくことが必要ですね。

 

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