あかない日記

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北海道旅行(107)  夕張市

2012-01-03 | 国内・北海道

       

  

   「夕張市」は
  1891(明治24)年の炭鉱開始以来 炭鉱の街として栄え、
 1943(昭和18)年 市制となり 一時は大小24の鉱山
   人口12万人を数える。
 1960年代後半から次々に閉山し 最後の三菱大夕張炭鉱も
 1990年に閉山して 「炭鉱から観光へ」の政策を展開するが 

 2007(平成19年)3月事実上 財政破綻し 全国唯一の
   財政再生団体になる。 

    この財政再建に向けて 2011年4月 市長選があり
  全国最年少市長 鈴木直道(30歳)が誕生した。
  市長は元東京都職員でそれまでは東京都から
  この夕張市に派遣されていた職員であった。

   市長の所信表明では
   『依存心や前例主義からの脱却を大胆に進める必要があると
    考えます。 「財政再生団体だから」というネガティブな
    考え方から、「夕張だからこそ出来る、やれる」という
    ポジティブな発想への転換が必要なのです。』 と
    
  地域再生のかじ取り役として 宣言している。

    つまり市職員だけでなく 住民も意識改革が必要
   今までの「炭鉱から観光へ」政策により 炭鉱関係の箱物と
   人件費の負の財産をいかに払拭ができるかが問題ですね。