函館駅から北東に3.5km 星形の五稜郭へ。
五稜郭は 1857(安政4)年から7年の歳月をかけて 北方警備
強化のため建てられた要塞で 稜堡(りょうほ)と呼ばれる
5つの突角を星形五角形に配し 1867(慶応3)年に完成した
日本初の西洋式の城塞となっている。
堀の内側は約125,500㎡と 東京ドームの約3倍の面積。
また水堀は約56,400㎡ さらに堀の外側は 約69,000㎡の
広さがある。 水堀の幅は 最大約30m 深さは4~5mで
この堀の外周りは 約1.8㎞ の長さがある。
このような型の城砦は長野県佐久市にある龍岡城と二ケ所だけ。
公園の中心部には箱館奉行所が再現されている。
箱館戦争など戦場への思いを寄せながら
夕暮れのなかを行く
水堀に映る五稜郭タワー
旧五稜郭タワー(高さ60m)は 五稜郭築城100年を記念して
1964年(昭和39)年に建造されたが
2006(平成18)年 新タワー(高さ107m)に建て替えられている。