あかない日記

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小田原城 ういろう

2016-06-10 | 国内・神奈川



展示コーナーに「小田原ういらう」があった。

そうだ「ういろう」は 小田原だと。

以前 ラジオ番組で

製造元の社長さんが 出演し「ういろう」の

話をしていたことを 思い起こした。

 

室町時代に中国・元朝から渡来して 

京都の本家が薬としての外郎(ういろう)を販売し


2代目が お菓子のういろうを作ったという。

今でも 650年も続く小田原の外郎家では

薬の外郎とお菓子のういろうの両方を売っており

外郎家の25代当主は外郎武さんで本名とか。

いまでも外郎家が健在することにも驚く。


また 江戸時代の浮世絵や 歌舞伎の「外郎売」に

出てくる役者の背負う荷物には

「小田原 外郎」の文字があり


歌舞伎18番の一つとしての「外郎売」は

その口上が早口で 長セリフであることから


アナウンサーの研修等で

発声練習や滑舌の練習にも用いらているそうだ。