この下田街道は
東海道三島宿の三島大社の鳥居前からまっすぐ南下して
伊豆の国市韮山・大仁・伊豆市湯ヶ島を通り
天城峠を越えて河津町梨本に至り
更に小鍋峠を越え
下田市箕作・河内を経て下田に至る
通計17里14町21歩の口伊豆(北伊豆)と
奥伊豆(南伊豆)とを結び
伊豆半島中央部を縦断する幹線道路であった。
江戸時代には「下田路」と呼ばれた。
現在の国道414号
(一部区間は国道136号と重複)にあたる。
平安末期には源頼朝が旗挙げし
戦勝に感謝して下田街道が整備され
江戸時代には吉田松陰やハリスが往来した。
現代では 川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張「天城越え」
また天城湯ヶ島出身の井上靖らの
文学作品の舞台になっている。
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