あかない日記

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静岡紀行 伊豆の国市 反射炉の構造

2019-01-19 | 国内・静岡

 

 



  反射炉とは 銑鉄(砂鉄や鉄鉱石から作った粗製の鉄で

  不純物を多く含む)を溶かして優良な鉄を生産するための炉。

  銑鉄を溶かすためには千数百度の高温が必要となるが
  反射炉内部の溶解室の天井部分が浅いドーム形となっており
  そこに炎や熱を「反射」させて 銑鉄に集中させることで
  高温を実現する構造となっている。
  このことから反射炉と呼ばれている。

  溶かした鉄は 鋳型に流し込んで大砲などに加工された。
  発掘調査では 砲弾の鋳型なども発見されている。

  炉体と煙突の部分を合わせた高さは約15.7mある。

  炉体部の外部には伊豆石も使われているが
  この伊豆石は 伊豆半島特産の石材で
  硬質で重く耐久性に優れたものと
  軟質で軽く加工しやすいものの2種類があり

  どちらも耐火性に優れ遠赤外線効果が高いという。

 

   こちらは「湯出口側」 
「  方孔」「出滓口」「出湯口」「炉下通風口」の説明がある。

 

 


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