「一級河川 韮山古川 起点 静岡県」と 橋の欄干“砲弾”形が見える。
反射炉の脇に流れる準用河川「韮山古川」から水路を引き
反射炉で鋳込まれた鉄の塊を大砲として完成させるためには
砲身の内部をくりぬく必要があり、
1か月をかけて砲身の内部をくりぬいたという。
説明文には
「反射炉の敷地内には 鉄を熔解する反射炉の他に
砲身をくりぬく錐台小屋や仕上げを行う御筒仕上げ小屋
鍛冶小屋等があり 一連の工程を経て
大砲を完成させる砲製工場でした。
この韮山反射炉で行われていた製砲の工程で
重要なものの一つに
砲身をくりぬくサン開という工程がありました。
反射炉で鋳込まれた鉄の塊を大砲として完成させるためには
砲身の内部をくりぬく必要があり、
、 この作業が行われたのが錐台小屋でした。
錐台小屋には水車が設置され、錐台に動力を伝えていました。
韮山反射炉の操業当時のようすを示す
「反射炉小屋場御用地鹿絵絵図」には、
反射炉のほとりを流れる韮山古川から箱桶で
水が引き込まれていることが描かれています。
韮山古川の水力は製砲工場としての
操業するために不可欠なものでした。」
反射炉と韮山古川
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