あかない日記

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ポーランド・クラクフ 77 民族衣装

2018-07-06 | ポーランド紀行

 

 

小市場広場の一角に ステージが設けられ
「ポーランド文化祭」が催されている。 

壇上では 楽団が演奏し 
集まった人々は 手拍子で参加している。

彼らの着ている民族衣装が気になった。
街角で 女性の民族衣装も見ていたから。

資料によれば ポーランドは 
東西ヨーロッパの中継点にして
古くから栄えた多民族国家であった歴史を物語るように
他国からの影響を強く受け時代ごと
地域ごとの変遷や差異が大きい。

ポーランドは
 ポメラニア 大ポーランド クヤヴィ シロンスク
 小ポーランド マゾフシェの地方に分類される。

男性服は コシューシコの乱や 
プロイセンなどのドイツ化政策への
蜂起のシンボルであり

軍服に転用されていた歴史がある。

女性服は 繊細な刺繍のポディスや
色鮮やかなスカートとエプロンに特徴がある。

「小ポーランド地方」は 
クラクフを中心に発展した南部の地帯であるが

この地方のものが代表的で もっとも有名。

 


白いブラウスに、アンダースカートで
可能な限り膨らませた無地の踝丈のスカートをはいて、

白か細かい花模様のエプロンを締める。
エプロンは刺繍などで飾り、
裾をギザギザ模様に飾り断ちしている。
既婚女性はスカーフを被る。

 

 

なお 市内カジミエシュ地区にある
「民族史博物館」には衣装やその変遷等が展示されているという

 


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