あかない日記

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小説家 三浦綾子

2020-10-12 | 人物忌

(日本経済新聞 2003/10/25 )

10月12日は 
小説家  三浦綾子が亡くなった日

三浦綾子は

1922(大正11)年4月
    北海道旭川市で生まれる。
1939(昭和14)年
 旭川市立高等女学校卒業後

   7年間小学校の教師を務め
1946(昭和21)年 退職
  この年肺結核となり
  のち脊椎カリエスを併発して
  13年間闘病生活を送る。

  この間  病床でキリスト教の
   洗礼を受ける。

1964(昭和39)年
 「氷点」が 朝日新聞1000万円
   懸賞小説に当選し

 12月から翌年11月にかけて
 「朝日新聞」紙上に連載される。



1994・平成6年
   
北海道新聞文化賞
      (社会文化賞 第48回)

1996・平成8年
   井原西鶴賞(第1回)「銃口」
   北海道文化賞
1997・平成9年
   アジア・キリスト教文学賞(第1回)
   北海道開発功労賞

1999・平成11年
  キリスト教功労者賞

1999(平成11)年10月12日 死去


北海道上川郡和寒町塩狩


「長野政雄氏殉職の地」

 

碑の声明文には

「明治42年2月28日夜、
   塩狩峠に於て、最後尾の客車
  突如連結が分離、逆降暴走す。
 
乗客全員、転覆と恐れ色を失い
  騒然となる。時に乗客の一人、
  鉄道旭川運輸事務所庶務主任、
  長野政雄氏
乗客を救わんとして、
  車輪の下に犠牲の死を遂げ、
  全員の命を救う。

  その懐中より、クリスチャンたる
  氏の常持せし遺書発見せらる。

「苦楽生死均しく感謝、
  余は感謝してすべてを神に捧ぐ」
 
右はその一節なり 三十才なり 」


塩狩峠記念館

 

三浦綾子旧宅を復元
「氷点」執筆の部屋や
小説・映画「塩狩峠」に
関する資料を展示されている。

 

 

 



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