引き潮の枡形の先 大鳥居を望む。 左奥は右楽房 右は客神社祓殿
コの字形の東回廊に囲まれて 枡形を作っている。
毎年旧暦の6月には「管絃祭」が執り行われ
対岸の江波(えば)の漁師による先導船が
この20m2 ほどの この枡形の中で
14mの木造船が 社殿を壊すことがなく 三回転するのだそうだ。
なお 船神事であることから 潮の干満を考慮し大潮の日になっている。
この「管絃祭」は 都で行われていた管絃遊び
(池や川に船を浮かべ管絃を合奏する優雅な遊び)を
厳島神社の祀神を慰める神事として 執り行うようになったという。
大阪の「天神祭」 島根県の「ホーランエンヤ」とともに
「日本三大船神事」といわれている。
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