旧市内の玩朝宮の見学を終え 旧市内から約10km南下して
丘陵地帯に作られた「カイディン帝廟」へ
廟は 第12代皇帝カイディン帝の墳墓で
カイディン帝が死亡する前から建設が始まって
死後6年の1931年 11年をかけて完成している。
つまり 死んでから作ったのでは遅く
また次代の皇帝に造らせては 自分好みにはならないという
理由から生前に着手したという。
歴代ベトナムの皇帝は 中国式の庭園を造っていたが
他の皇帝とは違い このカイディン帝は庭園を造らず
当時の宗主国フランスに永く滞在していたこともあり
その影響もあるのか 廟はコンパクトに西洋風建築様式として
また当時としては 珍しいコンクリートで造られている。
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