平賀源内電気実験の地の碑
前回に続き 平賀源内 に触れる。
説明にもあったエレキテルが有名だが、
その実験場所が清洲橋近く
江東区清澄1-2にある。
説明文には
「 平賀源内は
享保13年(1728)高松藩小史の家に生れ
和洋の学を勉強し物産館の開設、
毛織物の試作、源内焼の製陶、
石綿布の創作利用、水準器寒暖計の創作等
かずかずの発明工夫をなし、
かつ神霊矢口渡の戯作者(げさくしゃ)でもある。
平賀源内は、わが国最初の電気学者にして
安永5年(1777)エレキテルを完成し、
この付近深川清住町現在の清澄1丁目
私宅において電気実験を行ない
安永8年(1780)51歳にて没した。
昭和51年(1976)1月16日
江東区 第31号 」
*エレキテルは
オランダ語(ラテン語)の
elektriciteit(電気、電流)のなまり。
この地は 武田長春院(官医)の
下屋敷があって、
源内はここに居を構えていた。
そこで 1770(明和3)年
源内が2回目の長崎留学の際、
長崎から持ち帰ったエレキテルを
6年後の1776(安永5)年に
摩擦による静電気発生装置
として修理復元している。
なお この復元エレキテルは
郵政博物館(墨田区押上)と
平賀記念館(香川県さぬき市)
に現存しているそうだ。
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