(CD「怪獣行進曲・伊福部昭」)
前回 円谷英二に触れ
「ゴジラ」を話題にしたが
そのゴジラで作曲を担当した
伊福部 昭が
2月8日になくなっている。
伊福部 昭(いふくべ あきら)は
1914(T3)年5月
北海道釧路町に生まれる。
1935(S10)年
パリでアレクサンドル・チェレプニン賞が催され
「日本狂詩」が第1位に入賞し、世界的評価を得る。
同年 厚岸森林事務所に林務官として勤務
1940(S15)年
北海道帝国大学の演習林事務所に勤務
1943(S18)年
「交響譚詩」がビクターの管弦楽懸賞に1位入賞
1944(S19)年
レコード盤が文部大臣賞を受賞
1946(S21)~1953(S28)年
東京音楽学校(現東京藝術大学)
作曲科講師を勤め
芥川也寸志、黛敏郎、矢代秋雄、
池野成、今井重幸、眞鍋理一郎、
石井真木ら多くの作曲家を育てた。
1947(S22)年
「銀嶺の果て」
(谷口千吉監督)をはじめ
「ゴジラ」(1954-95)
「座頭市」(1962-73)
「ビルマの竪琴」(1956)
「無法松の一生」(1965)など
300本以上の映画音楽をてがけた。
1974(S49)年 東京音楽大学教授就任
1976(S51)年 同大学長
1987(S62)年
同大学民族音楽研究所所長を経て
同大名誉教授
1980(S55)年 紫綬褒章
1987(S62)年 勲三等瑞宝章
1996(H8)年 日本文化デザイン大賞
2003(H15)年 文化功労者
2006(H18)年 2月8日死去 享年91
あの独特な旋律などは
どこからと思うが
伊福部家は 因幡(鳥取県)の
古代豪族を先祖とし
幼少期、父親が(北海道・十勝)
音更村長だったため
アイヌの集落との交流に同行し
そこでアイヌの舞踊、アイヌ音楽、
またムックリやトンコリなどの
民族楽器に触れ
大和民族とは異なる文化と
音楽に興味を持つ。
10代前半から独学で作曲をはじめ
日本の民族性を追求した
民族主義的な力強さが
特徴の数多くの管弦楽作品や
「ゴジラ」を初めとする
映画音楽を作曲している。
(参考:ウィキペデア)
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