バイオリンの発表会とピアノの発表会を比べると、どうもピアノのほうが緊張してしまうというのは、やはりピアノのほうが孤独だからではないだろうか。
←アルカン「ファ」は苦手タイプの曲との闘いでもあった(笑)
バイオリンは合奏で弾くことが多いし、仮にソロでも後ろにピアノ伴奏の人が控えているし。まったく孤独で舞台に立つ(いや弾くときは座ってるんだけど)のはピアノ演奏の大きな特徴だよね。
でも、今日…イロモノオフ「ピアノバトル」にて、狙ったわけじゃないというかちょっとあるんだけど、孤独じゃない分なんかいつもより有利な闘いができたような気がするの。
先週、連弾合わせのために鳥目さんが来たとき、連弾合わせの練習をするほかに、ソロ曲のほうも「当日譜めくりをお願いしたいので一回聞いてください」って聞いてもらいました。
今まで、譜めくりをお願いするのって、連弾のときはともかくソロのときは極力避けてて…ほらチキンだから何か不測の事態があるといっぺんで平常心を失って頭真っ白心臓ばくばく手はぶるぶるになっちゃったりするでしょう…譜めくりの人が意図と違うタイミングでめくったり、めくり損ねたりとかあると余計危険なので、コピー譜のつなぎ方を工夫して、極力譜めくりなしで弾けるようにしていたんです(暗譜という選択肢はない)。
それが、今回のアルカン「ファ」は、何をどうやっても、左手も右手も空く暇がないので、めくりようがなくて、譜めくりをお願いするしかなかったんですね。それならいっそ、譜めくりの人を味方(?)につけちゃおう…味方というのも変だけど、一度聞いてもらってあって、私がどう弾くかわかってると思えるといいかもしれないって。
それで、単に譜めくりの便宜ならちょちょいと当日説明すればいいことだけど、わざわざ聞いてもらったわけです。そしたら、期待以上で、鳥目さんは初めて聞く「ファ」の曲をおもしろがってくれて、ここはもっと差をつけてきれいな感じがでたらおもしろい、とか、最後はアンダンテさんもっと静かに弾けるはずだよ!! とか励ましてくれて。
今日、本番の舞台の上で弾いているときも、最初っから応援オーラが左からびんびん漂ってくるし、弾き進めていくと「今のところ先週よりよかった!!」みたいな光線が飛んでくるので(笑) すごく集中して弾けました。
今日の本番録音
アルカン/歌曲集第2集より「ファ」Op.38b No.2
思いっきり変な、そして馴染みのない曲だけれど、「おもしろい」「(案外)きれいだ」と思ってくれた人が多かったようだし、鳥目さんも「先週よりめっちゃよかった!!」と褒めてくれました。そう、「ココ先週よりいいじゃん!!」のオーラを頼りに弾き進めましたよ。ありがとう!!
今、録音を自分で聞いてみたら、落ち着いて弾いてるときよりキズは多かったけれど、むしろやりたいことがいろいろやれてた感じがしました。
--- プログラムに載せたコメント
最初から最後までずっと「ファ」が世界と闘い続ける曲。「ファ」はいつまでたっても「ファ」だけど周囲が変わると「ファ」のポジションは変化する。しつこく続く違和感、けれど時期によっては調和することもあり、何か幸せなこともあったんだけど、やっぱり最後には取り残される「ファ」。
---
くさぴあさんも、「すごいよくなった」と褒めてくれたんだけど、比較がずいぶん前(時間目安を測るために録音したもの)だったから。その後、おゆき先生レッスンに行って、shigさんミニレッスンもあって、鳥目さんアドバイスもあったんだから、よくなってなきゃーそれこそおかしいけどね。そういえば、shigさんミニレッスンで言われた和声のこととか実は結局よくわかんなかったんだけど、もう理屈を勉強する時間もないし、ただ「ゆっくり」弾いてみて「ファ」とほかの音との関連を響きで聴いてアナリゼの代わり(??)にしたら、弾くのがおもしろくなったし、演奏もちょっと変わったかなという気はします。
上記のプログラムコメントは、練習を始める前に書いたものだから、具体的にどう弾くのかはぜんぜん計画が立ってたわけじゃなくて、そんなこんなでようやく今になってあぁって感じです。
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バイオリンは合奏で弾くことが多いし、仮にソロでも後ろにピアノ伴奏の人が控えているし。まったく孤独で舞台に立つ(いや弾くときは座ってるんだけど)のはピアノ演奏の大きな特徴だよね。
でも、今日…イロモノオフ「ピアノバトル」にて、狙ったわけじゃないというかちょっとあるんだけど、孤独じゃない分なんかいつもより有利な闘いができたような気がするの。
先週、連弾合わせのために鳥目さんが来たとき、連弾合わせの練習をするほかに、ソロ曲のほうも「当日譜めくりをお願いしたいので一回聞いてください」って聞いてもらいました。
今まで、譜めくりをお願いするのって、連弾のときはともかくソロのときは極力避けてて…ほらチキンだから何か不測の事態があるといっぺんで平常心を失って頭真っ白心臓ばくばく手はぶるぶるになっちゃったりするでしょう…譜めくりの人が意図と違うタイミングでめくったり、めくり損ねたりとかあると余計危険なので、コピー譜のつなぎ方を工夫して、極力譜めくりなしで弾けるようにしていたんです(暗譜という選択肢はない)。
それが、今回のアルカン「ファ」は、何をどうやっても、左手も右手も空く暇がないので、めくりようがなくて、譜めくりをお願いするしかなかったんですね。それならいっそ、譜めくりの人を味方(?)につけちゃおう…味方というのも変だけど、一度聞いてもらってあって、私がどう弾くかわかってると思えるといいかもしれないって。
それで、単に譜めくりの便宜ならちょちょいと当日説明すればいいことだけど、わざわざ聞いてもらったわけです。そしたら、期待以上で、鳥目さんは初めて聞く「ファ」の曲をおもしろがってくれて、ここはもっと差をつけてきれいな感じがでたらおもしろい、とか、最後はアンダンテさんもっと静かに弾けるはずだよ!! とか励ましてくれて。
今日、本番の舞台の上で弾いているときも、最初っから応援オーラが左からびんびん漂ってくるし、弾き進めていくと「今のところ先週よりよかった!!」みたいな光線が飛んでくるので(笑) すごく集中して弾けました。
今日の本番録音
アルカン/歌曲集第2集より「ファ」Op.38b No.2
思いっきり変な、そして馴染みのない曲だけれど、「おもしろい」「(案外)きれいだ」と思ってくれた人が多かったようだし、鳥目さんも「先週よりめっちゃよかった!!」と褒めてくれました。そう、「ココ先週よりいいじゃん!!」のオーラを頼りに弾き進めましたよ。ありがとう!!
今、録音を自分で聞いてみたら、落ち着いて弾いてるときよりキズは多かったけれど、むしろやりたいことがいろいろやれてた感じがしました。
--- プログラムに載せたコメント
最初から最後までずっと「ファ」が世界と闘い続ける曲。「ファ」はいつまでたっても「ファ」だけど周囲が変わると「ファ」のポジションは変化する。しつこく続く違和感、けれど時期によっては調和することもあり、何か幸せなこともあったんだけど、やっぱり最後には取り残される「ファ」。
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くさぴあさんも、「すごいよくなった」と褒めてくれたんだけど、比較がずいぶん前(時間目安を測るために録音したもの)だったから。その後、おゆき先生レッスンに行って、shigさんミニレッスンもあって、鳥目さんアドバイスもあったんだから、よくなってなきゃーそれこそおかしいけどね。そういえば、shigさんミニレッスンで言われた和声のこととか実は結局よくわかんなかったんだけど、もう理屈を勉強する時間もないし、ただ「ゆっくり」弾いてみて「ファ」とほかの音との関連を響きで聴いてアナリゼの代わり(??)にしたら、弾くのがおもしろくなったし、演奏もちょっと変わったかなという気はします。
上記のプログラムコメントは、練習を始める前に書いたものだから、具体的にどう弾くのかはぜんぜん計画が立ってたわけじゃなくて、そんなこんなでようやく今になってあぁって感じです。
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