アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

そしてピアノバトルの結果は

2017年03月05日 | ピアノ
テーマがピアノバトルといっても、それぞれの参加者はバトルに関係ありそうな曲をひねり出してエントリーしてるだけで、誰かと闘うわけじゃないんです。

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大元のネタのピアノバトル(ベートーヴェンのとか)は、VSだったりするわけですけどね。

----- イロモノオフのパンフレットより「シュタイベルト対ベートーヴェン」
先にシュタイベルトは即興演奏(と見せかけて実は事前に作曲したもの)を弾いたのだが、ベートーヴェンはシュタイベルトの使っていた楽譜をひっくり返すとその主題を元に見事な即興演奏を行った。シュタイベルトはベートーヴェンの演奏が終わる前に裏口から逃げだし、以後パーティーに呼ばれたときは招待客にベートーヴェンの名前がないか調べ、絶対に同席しなかったという。
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…かわいそうなシュタイベルト。相手が悪すぎるよね(^^;;

まぁコンサートとしてはそれぞれの曲を聞けばいいことなんですが、イベントとしてはそれじゃ、自分との闘いだらけになってしまいますので、ピアノバトルっぽい雰囲気は、それ以外の部分で演出をしていくんです。

コンサートは六部構成になってたんですが、各部が終わると寸劇があったり…

第四部の最後にはなんとコアスタッフ渾身の作である映画が上演されたり…

コンサート全体を通してピアノバトルが進んでいきます。

ピアノ教室を訪ね歩いては道場破りをして看板を奪っていくピアノファイター(artomr)

そのピアノファイターがカノジョを連れているところを見て妬む男(たなぴ)

男は筋トレに励み、ツェルニー50番の速弾きを練習して、ピアノファイターに果たし状を送ります。

…などといっても意味不明だと思いますが、実際見ても意味不明なのであまり気にしないでください。
ま、ともかく笑いました。

映画の出来はすばらしくて、凝った編集はたなぴくん担当です。ほんとがんばった。

たなぴくんはふつうの出番(演奏)がなくて、映画だけの登場でした。

でも、今回いちばんがんばったのは、映画主演、かつ編集のたなぴくんなので、
私としてはたなぴくんが今回の投票でぶっちぎり一位になるものと思ってたのですが。

投票というのは、ピアノバトルでなくてもイロモノオフ恒例の、聴衆賞を決めるものです。プログラムに並んでる中から二人を選んで投じます。それで私は、たなぴくんとおゆきさんに投票したのですが、一位はおゆきさんでした。

おゆきさんは、ネタかましたのでもなく、コスプレしたわけでもなく、ただ演奏がすごかったんでみんな投票したくなっちゃったみたいです。演奏は確かに別格でしたが…それはもう…しかしそういう投票だったか!? コレ(と、自分が投票しておいて何を)

それはともかく、寸劇と映画を交えた壮大なストーリーの結末はですね、
私の解釈によりますと、
音楽というものは、筋トレとか、バトルとか、金儲けとかではなくて、だ。
(ちなみに、結末部分のセリフをかっこよくキメてくれたのは、七海さんです)

ということなのです。みんなわかったかな。

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コメント (6)
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