アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バッハシャコンヌ、バイオリンとピアノで

2019年04月07日 | ピアノ
今日はきーちゃんさんと一緒に、千住真理子&横山幸雄デュオリサイタルを聞きにいきました。
    
   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←バイオリンという楽器のすごさに感じ入りました

前にも千住さんを生で聞いたことがあって、バッハ無伴奏をソナタもパルティータも!! というとってもインパクトのあるプログラムでした。だから今日で二回目です。千住さんの生シャコンヌ。

今日のは、千住さんのバイオリンばっかりどっぷり聞く会ではないので、パルティータ二番のアルマンドとシャコンヌのみ。
アルマンドのほうは、何しろ私もいちおう弾いてみた!!(弾けたとはいわんが)というくらいのシンプルな曲ですが、
その一方、シャコンヌといったらもう…まぁ解説不要ですよね。超絶難曲。

かなり広いホールで(2000人くらい)、バイオリンたったひとつ、
アルマンドのシンプルな響きが会場に染みわたっていくのがもぅ、
なんかもう泣きたいくらいいい曲なんですよ、これ。

今日の趣向は、バイオリンのシャコンヌと、ピアノのシャコンヌ(ブゾーニ編曲)を続けて聞いてみようということなので、
それだったらシャコンヌだけでもいいところ、
アルマンドだけはその前に弾く、ということ。

特に意図が説明されていたわけではないんですが、
そうそう、アルマンドだけは聞きたい!! という感じがします。

シャコンヌになると、アルマンドと対照的に、バイオリンの限界を追求した音の多さです。
でも音が多いといっても、なにしろバイオリン一人分ですから、音量的にはうるさくないというか、大ホールの中では「しんと」響くといってもいいくらい。それがじっくりと空間を満たしていくと、なんだかとっても「広さ」「大きさ」を感じます。

バイオリンひとつの大規模曲(へんな言い方ですが)

千住さんの、ざらりとした肌触りのある音色とよく合って、迫力があります。

そしてブゾーニ編曲のシャコンヌは…

いやぁ~いくらなんでも、バイオリン一本の曲からもってきてこんなに音を「盛り」ますかね~

これはこれで名編曲なんでしょうけど。ブゾーニの名前を何で知られるかといったら一番コレだよね?
でも、原曲の「しんとした迫力」とはちょっと違うものになってると思うの。

で、また、それを横山さんが「ドヤァ!!」って弾くんだわ(^^;;

私的には、シャコンヌ対決はバイオリンの圧勝だと思うんだけどね…

またほかのピアニストのシャコンヌを聞いたら違う印象になるのか??
それともやっぱりブゾーニはこんな感じ??


今日の目玉のもうひとつは、ベートーベンのクロイツェル。これ、私もきーちゃんさんもすごく好きな曲なので期待してて、実際、やっぱり生で聞くクロイツェルはすごいわ(^^) 素晴らしかった

けど、アンサンブルとしては、千住さん容赦なくピアノ置いてく感じで、横山さんちょっと追っついてなかったりして、あんまりぴったりしてなかった。

目玉以外の小品、「主よ、人の望みの喜びよ」「愛の挨拶」「春の歌」それとアンコールの「G線上のアリア」はすべてゆったりくつろいで聞ける、これは文句なしでよかった。特に「愛の挨拶」、こんな何度も聞いた曲だけどあらためてぐっと来ました。なんでかな。


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする