アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

美女と野獣(マメールロア)

2019年04月15日 | ピアノ
ラヴェルのマ・メール・ロア連弾の楽譜自体はずいぶんむかーしから持っていたのですが、楽譜のココの部分:

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ここはスルーしてました。英語ならまだしもフランス語じゃしょうがない。

でも、前にしばらくラジオのフランス語講座を聞いていた(聞き流していた)ことがあるので、よく見ると「Quand」とか「je」とか「votre」とか…そのへんはわかるしあといくつか辞書引けば内容がわかるのではないかと。それで、娘の電子辞書(フランス語が入ってる)を貸してもらって「心」とか「醜い」とか引いていって解読してみた。

したら、

「あなたの心が美しいのでそれを思うと私にとってあなたは醜くみえない」とか「人間でももっとモンスターっぽい人はいっぱいいますよ」とかなんか言ってるんですよこのお姫様は。でもって
「私と結婚してくれますか?」って言われると、にべもなく断っちゃってるわけですがね(-_-;;

でもそのあとで、しばらくお姫様に会えなかった野獣が具合悪くなっちゃって、死ぬ~とかそういう話になると慌てて、
「だめよあなたは死なないわ。あなたは生きて私の配偶者になるんですから」

そのセリフきっかけで野獣が王子様になるらしいんですが、

Elle ne vit plus a ses pieds qu'un prince plus beau que l'Amour qui la remerciait d'avoir fini son enchantement.

ここのところ、辞書を引いてもどうも自信がなかったので、そうだgoogle翻訳を使ってみよう…

ご存知のとおり、近年google翻訳の日英とか英日とか、画期的によくなってずいぶん頼りになったりするじゃないですか。

仏日はどんなもんでしょうか。

すると結果:
彼女は自分の足元に、自分の魅惑を終えたことに感謝していた愛よりも美しい王子に過ぎないことを見た。

なんじゃこら(o_o) 英日とかよりgoogleさんの学習材料が足りなかったんだろうか。

いちおうこれをヒントに考えれば
彼女の足元には美しい王子様しかおらず、彼はついに魔法が解けたことを感謝していた。
という感じ? (文法がわからないのでテキトーである)

それで、何が書いてあるかわかったところで曲を見直すと、そういえば最後のページの

このグリッサンドはつまり、魔法がとけるシーンを示しているのですね。

それに続く不思議なフレーズは、不思議なことが起こったところ(野獣が消えて、王子が現れる)。

Presque lentからは二人が手を取り合って踊るみたいな雰囲気、

最後二小節の、あまり終わらない感じの終わり方は、「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」、かな?

そう思って弾くとよりおもしろいかも!! 弾きたい(美魔女シスターズでまだ弾いてないのはこの第四曲のみ)。

いやそれにしても、この話よく知らなかったんだけど、ご面相がなんでも気にすんな、って話じゃなくて結局「美」こそ正義みたいな話ね。
だって、素晴らしく美しい王子様に戻ったからよかったんだし、そもそも美女だからよかったんだものね。


そんなとこいちいち突っ込んでたらおとぎ話は読めないか…

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