アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

レアチャレ参加: 大辻ゴン「星ぞら」

2020年10月01日 | ピアノ
かつさんのブログの企画に参加しました→第三回、レア・ピアノミュージック・チャレンジ♪後半

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前回はアルカンでしたが今回は大辻ゴン。チャレンジしやすいレアものの宝庫は邦人作品かアルカンか北欧か南米かってところでしょうか…

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作品:幻想小曲集より「星ぞら」
作曲家:大辻ゴン
ひとこと:星ぞらはどこまでも広く、でもその美しさをたった1ページに凝縮して示すところが禅寺の石庭のような、邦人作品ならではかと(←こじつけ)。短い中にけっこういろんなストーリーが隠れているような気がします。
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この曲はなんというか極端に音数の少ない曲で、しかもたった1ページ。「ちょろ」ですよほんと「ちょろ」(打鍵する回数は)
けど、甘く見ていると痛い目に遭うというか…

例えばこの曲を人前で弾くかっていうと、ちょっと怖いですね。この少ない数の音の中でばっちりミスタッチすると、ほんと目立って響きがぶち壊しなんですよ、怖。。
録音なら、うまくいくまで取り直せばいいので(^^;;

空に広がる星の世界は、ちっぽけな人間の存在に比べれば無限といえる大きさと複雑さを持っているんですが、まぁ人の目から見ると、暗い中にぽつ・ぽつ・ぽつ…と、シンプルな美しさですよね。そして配置とか明るさとかはランダムなようなそうでないような。

で、そんなような旋律ですね。

静かで、単調のようでありながら、ひとつずつ辿って見ていくと「あぁ」と心ひかれるおもしろさ、明るさ、きれいさがあったりして。

そういう旋律を、多すぎるほどの余白が引き立てている。
(フェルマータだらけ。)

ま、そんな曲です…


これを人前で弾いたときは、幻想小曲集の中から
「あさがお」
「にわとりの踊り」
「星ぞら」
と、三曲続けて弾きました。我ながらセンスある組み合わせです(どや)

レアチャレの趣旨からいって、「いいな」と思った人に弾いてもらえるように楽譜を貼りたいところですが、今探したところ、買えるサイトは残っていないようです。
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