アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

もっと上を目指しなさいとおゆき先生に言われました

2020年10月11日 | ピアノ
昨日、SCHWESTERの練習会が午後ありましたが、その前、午前中はおゆき先生のうちでレッスンでした。

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台風がひどかったら、リモートでと言っていたのですが、ふつうに雨が降っている程度だったので、やっぱりシードマイヤーさんに会いたくて行きました。

曲は
チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」
スカルラッティ/ソナタK.466,L.118
の二曲で、10月本番のチャイコのほうが11月本番のスカルラッティより急ぎだけれど、まぁゆっくり系の曲だし、「だいたい」音を並べてあるから、あとはおゆき先生レッスンで「なんとか」してもらって、そこから練習すればどうにかなるやろ、的な気持ちでいました。

しかし、まず最初にシードマイヤーさんで弾くと、先生は
やればできることをやりなさいよ
と、全体について苦言を呈しました。つまり、何をいいたいかというと、

・ざざっと譜読みしてとりあえず音を手に当てるまでは早い
・実はソルフェージュ能力もちゃんとある(たとえば、鍵ハモで単旋律を吹くならちゃんと歌える)
・実は演奏する技術もそれなりにある(たとえば音色の弾き分けをするなど)

なのに、一歩踏み込んできちんと譜面を読み、なぜここは休符なのか、アクセントなのか、ピアニッシモなのか…作曲家がわざわざ(面倒くさいのに)ペン先をインクに浸して、記号を書き込んだのか、意図を汲んだうえでそれが聞いている人にも伝わるように「気合い」を入れて弾こうとしないのはいかがなものか。

あと一歩踏み込むにはどうしたらいいかというと、分解して弾いてみて合わせることでだいたい解決する。

レッスンでは、何か所か取り出して、下弾いて(あらさっきより格段にきれい)、上弾いて(そうそう、いいじゃない)、合わせてみたらあら不思議、断然素敵でしょ、いやほんと、そうですね、ってのをやりました。

それから、ペダリングについては、おゆき先生+シードマイヤーの「妙技」を見せてもらいました。おゆき先生のペダル使いはとても複雑微妙で、さっと見、何やってるかわからないし、ご本人も自分のやってることが必ずしも意識に上ってるわけではないようですが、実演しながら、何をやっているのか口で(なるべく)解説してくれました。


とりあえず音を手に当てたらすぐ次の曲、というのはほんとにもったいない。
やればできるんだからやりなさいよ
というのがおゆき先生の主張…いやお奨めでした。選ぶのはあくまで私なんですけど。

「でも、分解練習楽しいと思うよ?」

そうなんだよね、レッスンでやると楽しいと思うんだけど、いまいち、自分ちではとりあえずせっせと両手で弾いちゃうんですよね、つい。

で、こんなレッスンのあと、おゆき先生といっしょに移動して練習会で、さっき見てもらった曲を弾くところを聞かれるという(o_o;;…なにしろレッスン後に練習したわけじゃないから何をどうできるということもないのですが「気合」は入れました。「ペダルちょっとよくなった」「昔よりは安心して聞けるようになった」と言われました。

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今日の録音: チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」

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