アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「愛の夢第三番」色恋じゃないんです

2020年11月01日 | ピアノ
「愛の夢第三番」絶賛譜読み中です。

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前に、artomr先生レッスン会@zoomで「愛の夢第三番」のレッスンを受けた人がいたんだけど、そのときまだこの曲弾いてなかったんで、わりとスルーしてたというか、なので今日録画を聞き直していました。

まず大きなポイントは、これ、男女の愛じゃないんですね…
詩人が、父親を亡くしたときの詩だとか。
歌詞こんな→愛の夢 第3番 歌詞の意味・和訳

ざっくりいうと「孝行をしたいときには親はなし」のような…いずれ別れの時は来るので「愛しうる限り愛せ」ということになります。

歌で聞いてみよう→Franz Liszt - O lieb, so lang du lieben kannst (Sheet music and lyrics)

確かにあの旋律なんだけどだいぶ感じは違うね。歌聞いて最初に思ったのは「(音域)高っ」ということでした。
ピアノに編曲するときに、ぐっと真ん中らへんに持ってきたところがおもしろいですね。

それと、演奏上のことで先生がまず真っ先に強調したのが「休符がだいじ」ということでした。
大きな切れ目が二度出てくるけど、ここをどう聞かせるか。

旋律も伴奏もなし、まったくなしで休符、それもフェルマータ。しかもlunga(長く)

長い時間沈黙することで人の注意を引き付ける(演説家風に)
あるいは考えさせる時間。
ここでせかせか譜めくりしたりして壊したくない。

先生は、めくらなくていいように(6ページ?)つなげてびろーんと置いておくことを奨めていたけど、そんな細かい楽譜読めるわけはないので(お年頃だから)、まぁGUIDOならがさがさとかしないんでわりと邪魔しないめくり方できるかなと。

休符の前はカデンツァがあって、派手というよりは崩壊するような音形(歌詞も)

あとは、構造とか(珍しい6小節まとまり)、転調プランとか
(同主短調や半音階を使った見事な転調)
歌詞のうえでポイントとなる箇所にちゃんと重要な音を配置したりして、ほんとよくできてる。

旋律の歌い方(強弱とか、ルバートとか)は、まさに歌なんだからそこから考えればだいたいわかる。
ピアノだといったん出しちゃった音をクレッシェンドできないけどそこは伴奏でなんとかする。

とにかく弾いてみてすごくよくできた曲だなと。いろんなことが「しっくり」来ていて、とても弾きやすくて演奏効果高く、天才ですリストさん。やはり弾かないとわからないことってあるもんだし弾いてみてよかった。というか私にも弾ける曲を書いておいてくれてよかった。

------- 今日の録音
スクリャービン/24の前奏曲よりOp.11-11

絶賛譜読み中 リスト/愛の夢第三番
音が並ばないところチェックのための録音

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コメント (2)
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