ブルグ25番の次に来るものは…

おとといの記事、「今年の心残り曲は」に今年弾いた曲をずらずらまとめてみたんだけど…

　　　　←インベンションは全部弾いておきたいと思いつつ今まで未達

まぁずいぶんいろいろ弾いたようでありながら、「ちょろ」しか弾いてない曲でいろいろ数稼いでるだけで、実質はそんなに多くないです。
一番の大物といえばラヴェルソナチネ全楽章、またはベトソナ28の一、二楽章ということになりますが、でもね。

自分的に一番「今年」を特徴づける曲といえばむしろ
ブルグミュラー／25の練習曲
(全曲分のプレイリスト)
です。

ブルグ25番といえば誰でも弾ける(子供でも弾ける)曲の代表みたいなもんだけど、
これを改めて「全部」弾いてみると、
音楽的に様々な要素が含まれていて(私にとって得意なものも不得意なものもかなり満遍なく)、
どれも弾いていてとても楽しくて、
手軽な短さ、手ごろな難易度で、
とはいえ(ほぼ)ノーミステイクを取ろうとすれば結構たいへん。

(こんな唐突な企画を思い立ったのは、iPhoneを買って気軽に動画アップできるようになったことが大きい)

一か月ちょっとかけてこれを全曲録画してみたのが、弾いてるときにおもしろかっただけではなくて、
なんかそのあと気が付いたらね…
なんとなく、ピアノが弾きやすくなっていたんですよ。

「何か」掴んだ?

その「何か」はあまりに微妙すぎて他の人にはわからないようなことだけれど、自分ではなんとなく、
譜読み、というか音を把握するのが早くなった、とか、
つっかえないように集中して弾くということがほんのわずかしやすくなった、とか
なんかそういう変化があったような気がするんです。

これはほんとよかったなぁ、と思って、それでその続きの企画として、チャイコフスキー／子供のためのアルバムとか、中田喜直／こどものピアノ曲とか、弾いてみたんだけれどこれが…

まぁ、いい曲はあるんです。でも、簡単すぎたり、難しすぎたり、つまんなかったり、いろいろな曲が混じっていて、どれもコンプリートしたくなるようなものじゃないんですね。別にコンプリートはしなくてもいいんだけど。ブルグ25ほどの「完璧」手ごろな名曲揃い、とはいかないんです。

なんかないだろうか?

1曲が2ページくらいで、名曲揃いで、つまんない曲とかなくて、難しすぎない曲集。

で、つらつら考えていて、あ、これかも!? と思ったのが
バッハ／インベンション
です。難しすぎないかどうかだけちょっと怪しいけども(^^;; なにせまったく弾いたことない曲が半分くらいあるし。

まぁ一日一曲ペースで進める必要もないんで。一日で弾ければ一日、一週間か二週間でもそれはそれで。
ちゃんと弾くならおゆき先生レッスンに持っていけばいいんだけど(でも途中で挫折した過去あり)、
あまり難しいことを考えないで、
・右手弾いてみて…
・左手弾いてみて…
・合わせる(ゆっくり)
・合わせる(ふつう)
とかだけやって次々弾いていく。

今日は8番を弾いてみました。これ楽しい。

バッハ／インベンション8番

15曲全部弾き終わったときに、何かまたイイコト(変化)があればそれもまたよし、
でも特に感じられなかったとしても別に損はないので(それぞれ弾いてて楽しければ)。

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