アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

調を意識して弾けてみた

2022年01月25日 | ピアノ
いや私もね、シャープいくつなのは…何調とか、わかりますよ。ちゃんと考えればね(時間かかる)。

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しかし、そういうことって、実際に曲を弾いてる中ではそんなに役に立っていないと思います。考えるのに時間がかかることなんて、必死で音ひろって弾いてるときには知ったこっちゃないっていうか、今なに調かなんて、頭にありません。ただあるがまま、楽譜に書いてある音を、ドっちゃド、レっちゃレ、って、鍵盤の上に対応させているだけで、この場合、ドといったら鍵盤上のドです。固定ド。

そういう「無」で弾いているから、複雑な転調をされようが、ゴテゴテと臨時記号がつこうが、あまり混乱せず、譜読みが苦痛にならないというのは利点かもしれません(利点じゃないかもしれません)。

ふだん弾いてる、欲張り曲ってたいていはややこしいからね…

この状態からの脱却って、難しいです。

おゆき先生にお奨めされた
ツェルニー 初歩者のためのレクリエーション
が届いたので、いくつか弾いてみると…

まぁそんな、レクリエーションというほど楽しい曲でもないんですがね(爆)

新鮮というか、おもしろいと思ったことがいくつかあります。
・私でも(だいたい)初見で弾ける。
・短い。
・耳で知らない曲だけど、なんとなくどこかで聞いたような耳馴染のある曲(笑)
・私でも調を意識したままで弾ける。

たとえば


ヘ長調ですね。「ファラド」の和音という、ものすごくスタンダードなところでダーッと続いて、「ドミシb」に変わるけどまたすぐ「ファラド」に戻ってね…
なんか、めっちゃわかりやすい。飾りとかほとんどない、ストレートな感じの曲です。

おゆき先生が「移調して弾けるかやってみる」みたいなことを言ってたなと思って、この場合この曲がヘ長調だったんで、ハ長調に移調して弾いてみました。

楽譜の見た目と違うところを弾くのは混乱するけど、さりとて記憶だけで弾けるわけじゃないから、薄目を開けて眺める感じで弾いたら弾けたw

ハ長調にして弾いてみると、さっき「ファラド」だったものが、いわゆる「ドミソ」、1の和音だったことが明々白々になります(さすがにわかってはいたが)。
そしてさっき「ドミソ」だったものが、いわゆる「ソシレ」、5の和音だったこともわかります。

というか、「ドミソ」よりよく使われてたのが「ドミシb」だけど、それってハ長調でいえば「ソシレファ」つまり5の和音に第7音足してレを抜いたやつよね。あぁ、言葉にするとなんかまだるっこしい(だけでなく、正しい表現かどうかよくわからん)けど、結局のところ、ハ長調に移調してみたら一目瞭然、というか一耳瞭然になるわけです。

そういうことがわかる、ということと、もう無意識に「ドミシb」に手がいくというような慣れと合わせて「パターン」を身につけるということなんでしょうか。

つまらなくならない範囲でちょちょっと試してみます。実際の時間はたいしてかかりません(書くと長いけど!)。

----- 今日の録音
バッハ/半音階的幻想曲とフーガより「フーガ」
すこーしは、弾きやすくなった?

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