アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

趣味のリスク分散

2022年01月26日 | 生活
現在、「趣味」といえるものは、ピアノのほか、囲碁・将棋・書道・鍵ハモといったところで…

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バイオリンは…休眠中につき趣味とは言い難い…
鍵ハモは、ふだん練習はしないけどアンサンブルを楽しむならコレよ!! 的なポジション
ギターは、三か月間お試しするけど趣味になるかどうかは微妙
囲碁と将棋は、自分ではまったくやらないけどよく観戦してますね。頻度としてはそれぞれ週イチくらいか(NHK杯またはYoutube)

音楽は、やっぱり好きだし、興味のある楽器にどんどん手をつけていったらいくらでも増えそうだけど、多様な趣味というよりひとつの大きな趣味といったほうがいいかも。

ぜんぜん違うんだけど、書道は、不思議なことに趣味として成り立ってるんですよね。
ふだんはまったくさわりもしないけど、
月イチのレッスンはうきうき楽しみでちゃんと行くし、それで、実際書いていると楽しいんです。

お手本見て書くわけだから、まずは形をとるのが大前提で、
それはもちろんもあまり形が崩れすぎていたらば何の字だか読めないし、
読めてもきれいじゃないからね。

なんとかお手本のとおりに、きっちりと、真似しようとするんだけど、
形を真似する「だけ」って案外たいへんなことで、結局のところ、筆の運び方というか、動きやリズムが理にかなってないと形も似ないのですよね。

で、その動きやリズムは、「お手本」に明示的に表れているものではなくて、そこから読み取る…推測しなくちゃいけない。
ある程度は、先生がやって見せてくれるのを真似することで近くなるんだけど、
それだけでもなかなかうまくはいかなくて、動作を真似することと、お手本を真似して書くことの両方を自分で何度も試してみて「こうかな」って思えてくる。

できあがった作品の「良さ」は、形がちゃんとしてるかどうかだけではなくて、
「線質」がキモで、生き生きしている、勢いがある、というところが土台になる。

そのうえで、メリハリがある…細い太い、余白の大きさなど全体にバランスが取れていたら、いうことなし。

通常の「作品」であれば、「お手本」に似ているかどうかじゃなくて、「作品」として良ければ良いということになるし、
今、私がやっている「臨書」であれば、元に似ていることがまずは大事ということになります。



なんか、ピアノのおもしろさとあまりにも似ているので、ほんと書道に出会ったのは、これもご縁だなと思います。

そして、おもしろさは似ていても、実際にやることはまったく異なるわけで…

これから先の人生で、目や耳や足や、場所とか移動とか金銭面とか、いろいろな制約が出てきたときに、それでも何かしら楽しめるものがある、というところも大きいし、(老人ホームにはめるちゃんは持っていけないけれど書道とか囲碁将棋ならどこでもできるからね)

いろいろな知人友人がいる…人数が多ければいいという意味ではないけど、でもある程度人数も多くて、そして多様であるということが良いですね。
これがほんとに鍵となるリスク分散だと思います。

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書道に行くと、家の近くにはない店でお気に入りおやつを買えるのもいいところ


----- 今日の録音
バッハ/半音階的幻想曲とフーガより「幻想曲」

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