私の母の認知症は面接などもほとんどできないコロナ禍で一層進んで、既に父の顔もわからないくらいになっています。
←10年後に始まるのは早すぎる(o_o)
認知症なんて珍しくもないですし、年を取ればある程度、ねぇ…とは思いますが少し早くないでしょうか。母は現在83歳、認知症初期によく出るといわれる物盗られ妄想などはもう15年以上前からありましたし…
母の母も認知症は早めでした。遺伝がどのくらい効くかわからないのですが、私も早めに来る素因を持っていてもおかしくないとは思います。
それで、
「認知症にならない29の習慣」(鎌田實)
なんて本をつい買ってしまいました…まぁさすがにもうちょっと年上の人が買うことを想定した本だとは思うんですが。
なにしろ「習慣」ということですから早く始めるに越したことはないですよね。
この本のわりと最初のほうで、認知症リスクが高くなる要因として、高血圧、糖尿病、(中年のころの)肥満が挙げられています。私の母の場合でいうと、高血圧と肥満はまったく当てはまらず(低血圧、やせ型)、糖尿病だけは「ボーダーくらい、要注意」といわれたことがあるそうです。
そのへんまとめて防ぐには、野菜とか運動とかということになりますが、母についていえば、野菜はやや不足(料理は苦手で嫌い)、やや運動不足ではあるけど散歩習慣はあったという感じで極端に問題があったわけではありません。
この本のページのうち相当量が割かれているのは「食」についてで、そこはそう極端なことは何もなく常識的なお奨めがいろいろ書かれていました。私の現状の食生活は「鎌田式」でいって理想というわけでもないけれど、大筋は外していないというところです。
懸案の運動習慣ですが、高度なことを提案されてもどうせできない/やらないところ、生活に取り入れやすいことが書いてあってなかなか良いです。
座ってるときに足首をぐるぐる回すとか…何しながらでもできますね…
足首の柔軟性が失われていると転倒の危険が増し、転倒するとそこから認知症が進むのはよくある話なんで、けっこう重要ポイント。
「ワイドスクワット」「壁たて伏せ」「かかと落し」などもリーズナブルと思いましたが、
すぐでも取り入れようと思ったのは
・インターバル速歩
・コグニサイズ足踏み
です。インターバル速歩は一般的なので説明省きますが、ふだんの散歩に「あの信号までは急ごう」って大股で行けばいいですからね。
コグニサイズというのは、体を動かしながら頭も使うと脳にいい刺激がいくということのようです。例としては、足踏みをしながら数を数えて5の倍数のときに手を叩くとか書いてあるのですが…まぁ別におもしろそうじゃないし私がやりそうではありませんね…でも。けん玉かジャグリングの練習はどうでしょう。足踏み程度の運動しながら頭も使いますから。
結局のところ、そういった「習慣」がどの程度効くのかはわかりませんけど。私の母が何か極端に認知症になりやすい生活習慣(食、運動)を持っていたということではないと思うんですよね。
そういう意味では、最終章「意識と習慣を変えれば、毎日が「脳トレ」になる」が興味深かったです。
この中に「歌や楽器の演奏は、脳を刺激する協調運動」なんてのが出てきますが、母はピアノ教師だったわけで…
しかし、章全体を読むと、大事なことは自分の世界をさらに広げていこうとするワクワクドキドキや、音楽を聞き本を読むようなインプットだけでなくアウトプットをしていくこととか、役割や生き甲斐を持つことなど。そして自分を褒めること、笑顔になること。
…母は長らく機嫌悪かったからなぁ…それは誰かのせいというより本人の気質の問題なんだけど。その部分は、母と私でずいぶん違うと思います。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
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認知症なんて珍しくもないですし、年を取ればある程度、ねぇ…とは思いますが少し早くないでしょうか。母は現在83歳、認知症初期によく出るといわれる物盗られ妄想などはもう15年以上前からありましたし…
母の母も認知症は早めでした。遺伝がどのくらい効くかわからないのですが、私も早めに来る素因を持っていてもおかしくないとは思います。
それで、
「認知症にならない29の習慣」(鎌田實)
なんて本をつい買ってしまいました…まぁさすがにもうちょっと年上の人が買うことを想定した本だとは思うんですが。
なにしろ「習慣」ということですから早く始めるに越したことはないですよね。
この本のわりと最初のほうで、認知症リスクが高くなる要因として、高血圧、糖尿病、(中年のころの)肥満が挙げられています。私の母の場合でいうと、高血圧と肥満はまったく当てはまらず(低血圧、やせ型)、糖尿病だけは「ボーダーくらい、要注意」といわれたことがあるそうです。
そのへんまとめて防ぐには、野菜とか運動とかということになりますが、母についていえば、野菜はやや不足(料理は苦手で嫌い)、やや運動不足ではあるけど散歩習慣はあったという感じで極端に問題があったわけではありません。
この本のページのうち相当量が割かれているのは「食」についてで、そこはそう極端なことは何もなく常識的なお奨めがいろいろ書かれていました。私の現状の食生活は「鎌田式」でいって理想というわけでもないけれど、大筋は外していないというところです。
懸案の運動習慣ですが、高度なことを提案されてもどうせできない/やらないところ、生活に取り入れやすいことが書いてあってなかなか良いです。
座ってるときに足首をぐるぐる回すとか…何しながらでもできますね…
足首の柔軟性が失われていると転倒の危険が増し、転倒するとそこから認知症が進むのはよくある話なんで、けっこう重要ポイント。
「ワイドスクワット」「壁たて伏せ」「かかと落し」などもリーズナブルと思いましたが、
すぐでも取り入れようと思ったのは
・インターバル速歩
・コグニサイズ足踏み
です。インターバル速歩は一般的なので説明省きますが、ふだんの散歩に「あの信号までは急ごう」って大股で行けばいいですからね。
コグニサイズというのは、体を動かしながら頭も使うと脳にいい刺激がいくということのようです。例としては、足踏みをしながら数を数えて5の倍数のときに手を叩くとか書いてあるのですが…まぁ別におもしろそうじゃないし私がやりそうではありませんね…でも。けん玉かジャグリングの練習はどうでしょう。足踏み程度の運動しながら頭も使いますから。
結局のところ、そういった「習慣」がどの程度効くのかはわかりませんけど。私の母が何か極端に認知症になりやすい生活習慣(食、運動)を持っていたということではないと思うんですよね。
そういう意味では、最終章「意識と習慣を変えれば、毎日が「脳トレ」になる」が興味深かったです。
この中に「歌や楽器の演奏は、脳を刺激する協調運動」なんてのが出てきますが、母はピアノ教師だったわけで…
しかし、章全体を読むと、大事なことは自分の世界をさらに広げていこうとするワクワクドキドキや、音楽を聞き本を読むようなインプットだけでなくアウトプットをしていくこととか、役割や生き甲斐を持つことなど。そして自分を褒めること、笑顔になること。
…母は長らく機嫌悪かったからなぁ…それは誰かのせいというより本人の気質の問題なんだけど。その部分は、母と私でずいぶん違うと思います。
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