アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンか鍵ハモか?

2022年12月16日 | ピアノ
アンサンブルレッスンにいったとき、中川Vn先生のほうが声をかけてきて、

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「この間の『マサさんの~』シリーズの楽譜今日持ってますか?」

前回レッスンのときに、私と中川Pf先生と片っ端から鍵ハモアンサンブルやってたのがちょこちょこ聞こえてて、いいアレンジだなぁと思ってたんですって。

残念ながら、昨日はほんとに発表会でやる曲のコピー譜しか持っていなかったので(軽量化のため)、お見せできなかったんですけど…

ちょっと意外に思ったのは、
バイオリンはまぁいってみればピアノの次にメジャーな楽器なので、
曲(楽譜)はいくらでもあるだろう、と。

少なくとも、鍵ハモに比べれば。

鍵ハモ用の楽譜があまりないから、バイオリン用の楽譜を見て弾いたり、自分でアレンジするとかいろんな工夫をせざるをえないわけで。

しかしもちろん、バイオリン用の楽譜がしばしば鍵ハモ用に転用できるということは、逆も真なのですが。

音域は…
バイオリンのほうが広い。37鍵のスズキでは弾けない曲がけっこう多く、44鍵のハモンドならわりといける(弾けない曲もある)
鍵ハモ用編曲であれば、バイオリンの音域でカバーできないものはない。

(いっしょに弾く)音の数は…
バイオリンも鍵ハモも、「2つ」一度に鳴らすことはけっこうあって、そういう意味では互換性がありそうだけれども、鍵ハモのほうがその2音が離れていても問題ないから…もしかしたらバイオリンで弾けないようなことも。ごくたまには。

じゃあ「3つ」以上鳴らすのはどうかというと、鍵ハモならいくつもいっぺんに鍵盤を「押す」ことはできるけど、その複数の音のバランスを調節することはできないので、そんなにいい感じにはならないから特殊な場合にしか使わない。なのでまぁあんまり関係ないだろう

私は五十肩になったときに、メントリ(メンデルスゾーンのピアノトリオ)のバイオリンパートを鍵ハモで吹くという暴挙に出て、私に関していえば怪我の功名というかバイオリンで弾くよりだいぶマシに演奏できたと思ったのですが、それは単に私のバイオリンが下手すぎるだけの話で。

音痴なバイオリンと、だいたい合ってる鍵ハモとどっちがいいかっていわれたらアレですけど

ちゃんと弾けるのであれば…
ピアノトリオで、弦二人(バイオリンとチェロ)の音色がいい具合に溶け合うのがいいに決まってるんだけどね。

一般的に、バイオリンのほうがだいぶ音色から表現から幅広い楽器だとは思います(弾ける人なら)。

ただ、あとは音色の好みで、鍵ハモが合う曲はあるよね。ウイスキーがお好きでしょ、とかは鍵ハモのほうがいいかも?

「マサさんの…」シリーズで、バイオリンに合うやつを中川Vn先生の演奏で聞いてみたい気はする。

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