アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

年内最終レッスンはホルベアで

2022年12月28日 | ピアノ
おゆき先生に習い始めた当初、私はいつも月イチレッスンに毎度違う曲を(!)持っていっていたのですが、
少なくとも二回ずつくらい持ってきなさいってことで…

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二年目以降はそのように心がけております(^^;;

前回レッスンではプーランクを見てもらったので(初回)、今回もプーランクというのが流れではあるんですけど、
プーランクは今後特に本番を予定していないし、一方、
ホルベアは三月の発表会にエントリーしているので、ホルベアのほうでお願いしました。

プーランクは、完成したとはいえないかもしれないけど、あとちょっと弾けてない感じのところも自分で練習すればよさそうなところ、
ホルベアは「どうしたもんだか」わからないところがいっぱいあるので、せっかく年末年始に「ひとりでれんしゅう」する前にレッスンしてもらったほうがいいものね。

ホルベアのプレリュード、昔は「速いから無理」と試しもせずスルーだったわけですが、今や成長して(ツラの皮が?)まぁ弾けるテンポで弾けばえぇやんということで腹くくって弾いてみる気になったわけでとりあえず進歩ですね。実際、弾いてみますとそこまで弾きにくくないというか

まぁ弾くだけなら弾けそうな感じですけど、ノリがね。弦楽版のホルベアのプレリュードの明るく軽快な響き、わくわく感、あんな感じにちっとも聞こえず
「どたばたどたばたどたばた…」
いやこれ別の曲ですがな。

しっかり練習して速く弾けるようにしたら多少いい感じに聞こえるかもしれないですけど、それは問題を一部覆い隠しているだけという面もあるような。
おゆき先生いわく、ゆっくりで練習しているときから「わくわく感」を大切にして弾くべき、ということで実演していただきますと確かにそう聞こえる…

右手(速い)のまとまり感、アクセントの付け方というところもポイントの一つではありますが、
左手(ゆっくり)のフレーズ感、拍感というものもけっこう重要であるようです。

あと、手がバッテンになるところ…左手で弾く旋律が目立つように、右手がどたばたうるさくならないようにというのはもうレッスン受ける前から「絶対言われる」と予想のつくポイントだったので、なるべくそのように弾いてたつもりだったのですが「右手もっと小さく」やっぱり言われましたねハイ。難しいです

プレリュードが終わると、サラバンド、ガボット、エア、と昔も(いちおう)弾いたゆっくり系の曲が3つ続きますが(ガボットはゆっくりとまではいわないか)、
今にして思うと、いざきれいに弾こうとすると案外難しいというか弾きにくいところがあって、サラバンドも「いや届かないわ」みたいのが随所に出てくるし、ガボットも私の苦手なオクターブ連続がどたどたしやすいし、エアは「じゃらららーん」と弾く、音の多すぎる和音とか嫌ポイントがけっこうたくさん

リゴードンが実はかえって弾きやすいかもしれない。

弾きにくいポイントのところ、説明してもらったり、実演してもらったりしてひとつずつ検討していくと、
「実はそんなに頑張って弾く音じゃない」とか
「実は間に合うように前もって弾き始めればいい」とか
そんなにものすごく難所というわけではなく、コツを掴めばいいらしかった。連続オクターブは引き続き課題だが。

結局最後まで問題になるのは、「スラーの最後は軽く短め」という100ぺん以上言われているアレになるやもしれない…

まぁともかく。

この曲は、楽しいし美しいし、練習してて楽しい曲ですよということでした。プロが弾く頻度は高くないと思う…いやアマチュアもそんなに弾かないような?? もっと人気あってもよさそうな曲だと思うけどねぇ。

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