アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

グラピのある三部屋で大規模オフ会

2011年09月19日 | ピアノ
今日は初めて行く練習会~

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マイミクのYUMIさんに誘ってもらったCantabileという会で申し込み、ミクシィで見たところ参加人数六人。ずいぶんこじんまりした会なのかな…と深く考えずいくとそこは!!

スタインウェイのグランドがあるとても美しいサロンがひとつ、そして下の階には同じくスタインウェイのある小さめの部屋ひとつ、ヤマハのグランド&アップライトがある部屋ひとつ。なんと三部屋を借りての会でした。適当に分散して適当に弾く。全部で三十数名の参加者。あ、そういえば、Cantabileとピアノ楽しもう会の共催だっていってたな。よく見てなかった(^^;;

人が増える前にささっと試し弾きしたところによると、サロンのスタインウェイは弾き心地すばらしく、鳴りも素敵な一級品。おととい触ったスタインウェイに比べると、若々しいピアノらしい。キートップがつるつるでなくちょっとざらっとした、象牙っぽい(象牙なわけはないだろうが)感触なのも弾きやすい。

初参加の人と初心者は、緊張しにくいこじんまりした部屋へどうぞという案内があったので、素直に下へ向かう。10人くらいでゆるっと開始。バッハのインベンションとかブルグミュラーとかこじんまりした曲が多く、さくさくと進んでいく。初心者といってもそこは大人の初心者なので、ブルグミュラー25番より「パストラル」なんてすばらしい演奏だった。丁寧で、歌心のこめられた演奏で、今度のWebピアノ発表会のお手本にしたいみたいだったよ…

そして、初参加ってのは初心者に限らない。手足が余ってるくらい長身な、とーるさん(ドからファまで届く手を持つ)はさらりと暗譜で危なげなく説得力のあるスクリャービン。あとで休憩のときに聞いてみると、10年間ほど(!)スクリャービン一筋だとか(o_o;; それで、スクリャービン弾いたことない私にお奨めの一曲を教えてくださいというと、プレリュードop11-11(*)を推薦してくれた。「ロマン派はお好きですか?」と聞かれたので、元気よくハイ!!と答えてみたらば「じゃあ大丈夫ですよ」だって。なかなか丁寧な方だ。なにがどう大丈夫なのかはおいとくとして。

私はもちろん、グリーグのホルベルク組曲を弾いたわけだが、上にあったスタインウェイよりだいぶ鍵盤が重い。重いけど弾きにくくはない。けどやっぱりたぶんサロンにあるほうが高級品ぽい。

でもとにかく、こじんまりした雰囲気のよい聴衆を得て、いつになく気分よく弾き出した。ワインも入ってないのにがちがちにならないで弾けたよ。

グリーグ ホルベルク組曲よりガボット
グリーグ ホルベルク組曲よりリゴードン

リゴードンはどうしても、その場で弾く一回目にはひっかけないで弾くことができないらしい。これは、緊張がどうのこうのいう以前に、家で一人で弾いても同じ。繰り返しで戻ってくるとマシになる。「はーい、次、本番いきまーす」みたいな感じがいいんだけどネ。

ま、要は弾けていないってことなんだけど、それでもガボット単独で弾くよりもリゴードンまで弾いたほうがまとまりがいいような気がする。時間が許せばやっぱりクラスコンサートでも両方弾かせてもらおうかな。

そして、なぜだか「聴き参加」とかいって弾かないっていってる人がいたのだが、説得されて「ほんとにぜんぜんピアノ触れてなくて」とかいいながら手に持っているのは、使い古されたヘンレ版ショパンエチュード集。弾いてくれたのはエオリアンハープ、まぁ確かに最近はあまり弾いてない、のかもしれないけど、これはめちゃくちゃ弾ける人だよ~ぜんぜん、弾けないかもってのは、ちょいとミスタッチするくらいの意味で使われてるらしい。

演奏が一巡したあとは、上に行ってみる。どうやら、こっちは大きい曲メインらしくて、ショパンのバラードとかブラームスのラプソディとかそんな感じ。でも力自慢ががんがんバラード弾いてもそんなに印象に残らない。私的にはさっきのブルグミュラーのほうがツボ。

数曲聴いたら休憩になった。休憩のあとは、重たい曲ラッシュが過ぎて、わりとカジュアルな感じになったので、こちらのピアノでもグリーグを弾かせてもらう。やっぱり、だんぜんこっちのピアノのほうがいい!! でも録音機回すの忘れた。

さっきエオリアン弾いた人は、ショパンのノクターンの楽譜も持ってきてたので、リクエストして13番を弾いてもらう。ものすごい久しぶりとかなんとかいいながら弾いてくれた13番は、確かに細部で忘れてるところもあったみたいだけど、曲全体の骨格がしっかりして、「聴ける」演奏だった。弾くたびに違う曲弾けるといいね。私もなんか、別の楽譜も持ってくればよかった。っていっても、どれを?? ってくらい、今弾ける曲がないけどね。クライスラーの伴奏のみとか!?

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(*)ちなみに、帰ってから検索してみたらこんな曲→「スクリャービン 前奏曲 op11-11
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先生とサシのアンサンブルレッスンの行方

2011年09月19日 | バイオリン
先生と一対一のものを、アンサンブルレッスンと呼んでいいのかどうか?

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確かに、二人はアンサンブルの始まりというか、アンサンブルはできるんだけどね。時間と値段の設定が、数人いっしょにいることを前提としているから、このまま続けてていいのかどうか(営業的に)。

仮に、生徒一人だったらやめたいと先生の側が思っていたとしても、先生からは言い出しにくいだろうからねー。ぶっちゃけ、どんなもんなんだろう。あるいは、新しい生徒から引き合いがあったらさっとアンサンブルレッスンとして受けられるように、人員は確保しておきたいとかあるかな。それだったら、「体験レッスンの申し込みありました!!」って連絡もらったらそのときに行けばいいわけで、それまで休眠してればいいかも。

そんな余分なことを考えながら、レッスン。

篠崎二巻から、「アリア」の続き。今回はだいぶ曲っぽくなって、いい感じ。1stは、移弦ラッシュがテーマ(テクニック的には)なんだけど、その点については慣れたので問題なし。強弱も思ったようにつけられるようになった。

交代して2ndになると、音が頭に入ってない分かえって難しい…けど、修正/リトライしてクリア。

そのあとは、チェロの体験レッスン参加があった場合に備えて先生が用意していた楽譜の中から、いくつか試しにやってみた。

ビバルディーの四季より、「冬」の一部…これはよく知ってるメロディー。明るくて美しい。私が1stを弾いて先生がその他のパート(ビオラ・チェロ)から適当に弾いてみると、全体進行はまぁわかるんだけどあんまりきれいじゃない。やっぱり、1st+2ndで合わせてみるとしっくり。

ハーモニーという意味で「しっくり」くるだけではなくて、弓の動かし方とかが同じになって、私が先生に「つられる」ところがミソらしい。つまり、私はふだん、初心者っぽいぎこちない弓の動かし方をしているわけだが、「同時マネ能力」がわりと高いので、隣に上手に動かしてる人がいるとある程度シンクロする。そしてこの曲は、弓を伸びやかに動かしているかどうかが響きの鍵になるというわけ。

テレマンは、まったく知らなかった曲だけど、1回目、ゆっくり弾いて、2回目、せっかくAllegroなのでと欲張ったテンポで弾いて、おぉ~なかなかいい曲。

というように、先生と二人のレッスンは、それはそれで楽しい。私のほうとしてはこれでもいいけれど…

それで、先生の本音についてもちょっと打診してみた感じでは、営業的にどうこうというより、レッスン枠を維持して気長に勧誘していきたい雰囲気だったので、これはこれでいいかと。

先生は「私がバイオリンかビオラ弾いて、アンダンテさんがピアノ伴奏するのでもいいですよ」…なるほど、そのアンサンブルもやりたいですね。


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