アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

らぁ~めんとピアノの関係に関する一考察

2011年09月17日 | ピアノ
なぜ、らぁ~めんなのか。というと、アフターピアノの活動として「みんなでラーメンを食べる」ということがあるからなのかもしれないが、今日のところはラーメンを食べなかったのでよくわからない。

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ラーメンは特に私の好物ではないが、こないだの会で食べたカレー(マッサマン)はたいへん美味だったので、そのつながりで、本日のらぁ~めん会に行くことは、私にとって必然だった。というかなんというか、要するにカレーのときに忘れ物をして、今日それを持ってきてもらえるって話だけども(^^;;

ラーメンは特に私の好物ではないが、ベヒシュタインとスタインウェイのグランドが並んでいるときけば、そりゃすっとんでいきたくなるというものだ。今日の会場は、ユーロピアノのショールーム。三階にこじんまりしたスタジオルームがあり、そこにグランド二台が並んでいる。

いずれも古いピアノの再生品で、ベヒのほうは1930年代生まれ。でもきれいに再塗装されて、中もじっくり修理されて、新品より高いくらいの値段で並べられている。そう、二台とも売り物なんだな。両方、木目が出ているきれいな茶色の、わりとすっきりしたフォルムのピアノ。べっぴんさんである。ベヒのほうはネコ足。

当然、両方弾いてみる。まずスタインウェイを弾くと、これはこれまでいくつかの発表会会場にあったような黒塗りのスタインウェイとは違い、ずいぶんやわらかい感触である。でもそのやわなかな弾き心地の中で、こうと思ったことがすぐ音に伝わるような反応のよさがあって、これは確かに「スタインウェイらしさ」かもしれない。

ベヒシュタインのほうは、対照的にスパーンと鋭利な弾き心地で、打てば響く感じ、強くかっきりした音も、小さくて繊細な音も出せる。とてもご老体とは思えない。

私はちょっと電車ごっこをしたりなんぞして、ちょいと遅刻で行ったんだけど、なにしろゆるい会なのでそれでも早いほうだった。とりあえず人の少ないうちに両方のピアノを触れてよかった。

参加者が揃ってからも、特に順番を決めるでなく、ノリで交代して弾いていく。二台ピアノが並んでいるところを生かして、近々本番があるというshigさん+夜毎屋さんのデュオ(エクローグという、聞いたことのないややこしい曲)もあったし、ソロでシューマンのクライスレリアーナとかもあった。二台四人八手でブランデンブルグというのも。あと、即興でモーツァルトのトルコ行進曲をジャズで、ってのもあったな。

途中、スタインウェイのほうで古めの曲を弾いてみたくなって、バッハのイタリア協奏曲の楽譜を借りて二楽章…だいぶ忘れていたけどピアノを味わうには問題ない。これはこれで(ピアノが、ってことです)いいなぁ~性格の違うピアノが複数置けたら最高だけどね(^^)

バッハのイタリア協奏曲二楽章は、都合三名が弾いたことになる。弾く人が違うと、別の曲ってくらい印象が変わる曲だ。「イタコン二楽章オフとかいって三十人くらいでこればっかり弾くのどぉ??」とかいう冗談がでたくらいだ。え?? 冗談ですよ。おもしろいとは思うけど。

人が増えてからもやっぱり弾いておこうと思って、グリーグを弾く。すると、譜めくりするくらいの至近距離にshigさんが立って聞き始めた。えっ!? そんな傍に立たれると、めっさ緊張するぅ~これ、譜めくりいらないんですけど。

私が弾き終わると、なんとshigさんがレッスンしてくれるというので(こっ、心の準備が…)、心臓ばくばくになってもう一回最初から。それでフレージングとか、トリルとか…そういえば、私が家でこの曲を練習していたら、こじろうが(ふだんは弾きかたについて特にコメントしたりしないのだが)「そのトリル、変」というもっともな指摘をして、えっ、お母さんもそうは思うんだけれども不器用だから改善できないの~って流してたんだっけ。

それでやっぱりこのトリルですよね、そうですよね、ってことで、でも、こじろうと違って(^^;; 実例と説明で示されてみるとなんかそれらしく変えて弾くことができて。あと、気になってたオクターブ進行のときの手首とか。

ほんのいくつか、アドバイスもらっただけで、響きがけっこう変わったみたい。ちょっと、いい感じを捕まえかけた雰囲気ですよ。ま、ピアノがいいってこともあるんだけど…

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コメント (8)
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