アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

暗譜チャレンジ: いよいよ転調

2012年02月06日 | ピアノ
ようやく短調でも1、4、5の基本的和音に関しては進行をつかんだところで、次の9小節からはいよいよ転調です!!

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って、この調子で楽譜みてて今月末にある発表会に間に合うのかって。ま、間に合わないような気もしますが(^^;; 楽譜をこの調子で見終わらなくても(暗譜できてなくても)弾くことはとりあえず別途練習しておけばいいでしょう。人生先は長いんだから。

フラット四個のヘ短調で始まったこの曲、9小節目になると、臨時記号はないんですががらりと感じが変わって明るくなって、これは同じくフラット四個の「変イ長調」ですよね。たぶん。

変イ長調の1の和音である「ラbドミb」で始まってます。ところがこの「ドミb」を保ったまま、ベースの「ラb」が「ソ-ファ」と下がっていったかと思うと、次の12小節目では「レ」にナチュラルがついています。右手も「レ」はナチュラルです。

前回、「非和声音」というのを見ましたが、これは「刺繍音」とかではなくて、堂々と登場(?)する「レ」です。しかもそれで違和感ないっていうんだから、これはまたさらに転調したと思うべきでしょうか。

「レ」のフラットが取れると「ミbファソラbシbドレミb」の「変ホ長調」になります。そうするとこの12小節目の和音は5+7thということになり、曲はその勢いで、Aパートの盛り上がりに突入します。

強弱記号もこの曲最高のフォルテ、右手の旋律もこの曲最高音の「ド」から下降する目立つフレーズが二回繰り返されます。この間、左手は1の和音と5+7thを行ったり来たりして、フレーズ最後は「1-5-1」ときれいにまとまります。

そしてまたAパートが繰り返されるわけですが、そうするといきなり「暗くなって」へ短調に戻らないといけないですね。それを導入するようなつなぎの部分があって、「レ」に再びフラットが付くことが示されます。

…という具合に、あまりにものろのろと譜読みが進んでおりますが、さすがにAパートは暗譜できたよ。弾くのは別問題だけどね…

この曲で私のお気に入り映像:
ショパン ワルツ第12番

いいよねぇ~この子、小二くらい??(^-^)
私、ショタコンなんでこういう演奏はたまりませんわ。

ところで、この子の弾いてるの、私が持ってる楽譜(全音版)と違うところがあるんだけど…というか、YouTubeでいろいろ聞くと、たいがい私の楽譜とは違うんだけど(笑)、やっぱり別の楽譜も見てみようかな。

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肩当てすべり落ち事件

2012年02月05日 | バイオリン
最近、多発している「事件」(バイオリン関連限定)。

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ひとつは、ペグ戻りの呪い。
なんか、バヨのケースを開けると「びろろぉーん」になっていることがちょくちょくあって、これまでそんなことなかったのにーと困っていた。一度に複数弦がべろんべろんになってるときは、駒が倒れなくてよかった(^^;; とちょっと焦った。

どうも、冬の寒さ厳しき時期に入ってから起きているような気がしたので、バイオリンケースの置き場所を、これまでの窓のわりとそばから、一メートルくらい離した室内壁側に移したところ、おさまった。

先生にも聞いてみたが、やっぱり冬になって「びろろん」事件が発生しているといっている生徒さんがいたそうだ。どんな置き場所になっているのかはわからなかったが。

ちなみに、先生のおうちのピアノがやはり、窓のそばにおいてあったら、調律からほどなく激狂いまくりで、慌てて調律しなおして、ピアノの場所もずらしたんだとか。

もし、心当たりある方は置き場所工夫してみてください。

そういえば、うちのピアノはあからさまに窓際においてあるが、狂わないな別に…よくわかんないけど、もろ窓ではなくて窓脇の壁部分にあるからかな。あと、窓が二重ガラスなのもいいのかも(バイオリンがべろべろになった置き場は、ふつうのガラス)。

というわけで、そっちの問題はとりあえず解決したが、代わりに(?)浮上してきたのが肩当てすべり落ち事件。

私が使っている肩当ては、今のバイオリンであるチョビくんを買ったときに選んだもので、音の響き重視で買った、Kun Bravo。木製で、音はピカイチだが、やや重いのが難点という話だった。私としては重さはあまり気にならなかったので気に入っていたのだが、最近つるつるすべって落ちちゃって、不便している。

バイオリンをあごからはずしてぶら下げたとたん、つるり。

弾いてても、気がつくとずれてるという調子。

発表会のとき、舞台で「ぼとっ」とかイヤだなー。

買ったすぐのところは、樹脂の摩擦(?)がよかったのが、変質してきたのだろうか。たいして時間たっていないけれど…

肩当てつるり事件について、解決策はまだ見つかっていないんだけど、誰かなんかいい知恵ありませんか。

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暗譜チャレンジ: 和音のキャラ

2012年02月04日 | ピアノ
「短調の基本の和音ってこれかっ!!」というのがわかったところで、話を戻してショパンのワルツ。

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5小節目は5の和音、よく見たら8小節目も5の和音ですね、めっさ幅広いけど。

1~4小節は、1の和音に始まり1の和音に終わったので、落ち着いてるまとまりな感じだったけど、
5~8小節は、5の和音に始まり5の和音に終わったので、ぜんぜん落ち着かずに次に続く感じ。
和音がどんどん幅広になっていくところは同じだけれど、5~8小節のほうがずっと幅が広い。

1~4小節の和音は、
1-1(+7th)-4-1
5~8小節の和音は、
5-1-4(?)-5
となっている。

聞いた感じの違いでいうと、1~4小節は、明るくはないけれども(短調だからね)、優しい感じかな。それに比べて、5~8小節は感情の振れ幅が大きいというか、ドラマティックな感じがする。特に、8小節目のミ(ナチュラル)を鳴らすときに、「あ~ドラマティック♪」って(^^;;

その違いは、和音が「4っぽい」のと「5っぽい」の違いかもしれないし、あと左手の和音の幅が広いだけではなくて、旋律も音飛び激しいし、いろいろ総合的なものなんだと思う。5~8小節の場合は、ベース音が小節線をまたいで「ラb-シb」「シb-ド」という動きがあるところが、力強い雰囲気に一役買っているような気がする。

ところで、上で「4(?)」となっているところは、「シbレbファ」だけなら4の和音のところ、「おまけ」で「ソ」がついている。こういうのはなんて書くのか…とりあえず4+6thでいいかな? これがあるとないとで試してみると、うーん、なくても別におかしくはないところなんだけど、あるとぐっとドラマティック度が増すみたい。

と、ここまで来て、そうだあの本に…

「和声と楽式のアナリーゼ」(島岡譲著、音楽之友社)
というのを、前に買って拾い読みして放ってあったんだけど、引っ張り出してみてみると、あったあった。

安定した状態(1の和音)から、不安定な状態(4または5の和音)にいって、また安定した状態に戻る、この振り子のような動きの複合で曲が作られているんだけど、5の和音と4の和音の違いについて「強いていうならば、5はひきしまった男性的な感じであり、これに反して4はやさしい女性的な感じをもっている。」と書かれている。

そういえば、私は先日、5小節目の旋律の頭にある臨時記号(シのナチュラル)について「転調したとかではないし」と書いていたけど、そのことの説明もこの本にある。

和声に含まれていない音を「非和声音」といい、経過音とか刺繍音とかいくつかあるけど、「下側にある刺繍音は臨時記号で半音高めることが多い」と。だから、臨時記号があるからといって転調を示してるわけじゃないのだ。

いやー、私って、本にはけっこうハナが効くから、いい本持ってたりするんだよね(^^) ただ、自分にとってなんらかの切迫感や現実感がないうちは読めてないだけの話(笑)

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古巣へ帰るバイオリンレッスン

2012年02月03日 | バイオリン
今週は、月曜がバイオリンのレッスンで、二日おいてまた昨日がレッスン(^^;;

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なんでそんなことになってるかというと、えと、月曜はまだ一月でしたね。ということで、一月までお世話になってる教室でのレッスン(月曜)、木曜日はもう二月になってたので、二月からお世話になる教室でのレッスン(木曜)。

はなひめの塾のある日に合わせるため、この一年は、数駅先の教室に通っていたのだ。二月からは、木曜日も塾になるのでめでたく出戻り~

教室のドアを開けると、馴染みの受付さんが歓待してくれる。さして広くはない住居用マンションを無理やり改造した教室は、受付でもレッスン室でも狭いことこの上ないんだけど、やっぱり落ち着くわ~ここ。

一月まで通ってた教室は、まともな広さがあってきれいで、受付さんもふつーに親切で文句を言う筋合いはまったくない(ピアノの調律に関しては文句ありますが)。けどね、家の最寄り駅のこの教室は、もうこじろうが幼児だったころからのおつきあい。

またろうがどうしてもレッスンの時間に間に合っていけなくて挫折したときも(-_-;;
こじろうがグループレッスンでぐだぐだになって床で尺取虫をしてたときも、
私のレッスン中、はなひめの面倒を見てもらってたときも、
みんなここの受付のIさんにお世話になってたんだからね。

それでレッスンのほうは、平日の中二日ではまったくバイオリンの蓋すら開けられず(今週ははなひめの塾がないから)、まっさらの自分でいく。先生もそこは織り込み済み。

先生がペンを取りに行った数分のスキで一回弾いてみて、ホーマンのアルペジオ的練習のやつはなんとかマルをもらう。移弦したとき同じ指で半音違うところを押さえなければならないところの、音程が取りにくい。何度か試して、よーく位置を確かめてからえいやっと弾くとうまくいくが、これは翌日いきなり弾いたらまたダメになってるだろう(^^;;

そしてエックレス。一楽章はビブラートがかかるかどうかがテーマ(?)。練習してない中二日だけど、なんかびみょーに改善していて、苦笑。先生はそこで欲を出して、「弓をもっと長く使ってみましょう」

左手にやたら気を取られているので、ともすればいつもよりもっと、根元を使わない弓運びになってしまっている。それを、ぐわーっと根元まで使って、やわらかく折り返すことが「できれば」。

ためしにやってみると、うまくハマったときは、おーとってもそれらしい。でも、「がきっ」とか事故率もハンパない(^^;; こんなこと当日できるかいな。

「慣れれば大丈夫ですよ(^-^)」と先生。慣れれば、って、一週間とかそういう単位?? それとも一ヶ月とか一年とか??

四楽章のほうは、フレーズの分解組み立てについて細かくみていく。わかったようなわからないような…先生が弾くといい感じなんだけど。私がやるとなんだか木に竹を接いだような感じに。こんど、録音機持ってきて、先生のお手本を録音して帰ろうかな。

ということで、練習してないレッスンは、あるかなきかの前進をして終了。受付のIさんと先生と三人で、がーーっと雑談で盛り上がって帰る。

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短調の基本の和音ってこれかっ!!

2012年02月02日 | ピアノ
現状、和音で知ってること…っつーか、ほとんど知らないんですが…

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簡単な童謡なら、耳コピで旋律を弾きつつ、「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」で伴奏をつけることができます。えと、保育士さんに必要なピアノレベルぐらい?

たとえば、うちの子どもたちがもう毎日のように歌っていたこの曲に、伴奏をつけてみましょう。
「せんせい(1)おはよう(1)みなさん(4)おはよう(1)ことりも(1)ちっちと(1)うたって(1)います(5)おーは(1)よう(4)おはよう(1)」
この、(1)ではドミソ、(4)ではドファラ、(5)ではシレソを弾くと思ってください。

(4)がファラド、(5)がソシレってのが基本の「おだんご和音(三度ずつ並んでるやつ)」だけど、それじゃあちこちして弾くのがたいへんだからね…

ありがちな和音の並びとして、
1-4-5-1 とか
1-4-1-5-1 とか
あるけど、5-4というのは並ばないらしい。聞いた感じ、変だものね。

ところで、この「5」のところで、「シレソ」と弾く代わりに、「シファソ」と弾いてもぜんぜんおっけー。おだんご和音「ソシレ」にもういっこのっけて「ソシレファ」にするとちょっとおしゃれな、というか注意を引く感じになるけど、それで「レ」を飛ばすとまぁ「シファソ」だから。

で、以上、私の知ってる和音の知識すべて(すくなっ)。

童謡はいいの。ぶっちゃけぜんぶハ長調で考えてればいいし、おしゃれなコードはいらないし、簡単。でも、自分で弾くピアノ曲って、滅多にハ長調じゃないし(^^;; 今、何調なのかとか考える習慣がないので、上記の知識と、ピアノ曲を弾くときの頭ってのは、すっぱり、切れちゃってるというのが現状です。

それで、今弾こうとしているショパンのワルツですが、やっぱり短調だからピンと来てないってのは大きいような気がする…

で、あらためて、ピアノの前に座って、ヘ短調でもって
1-4-1-5-1
と鳴らしてみようとしたらば。

ファラbド-ファシbレb-ファラbド-ミソド(またはミシbド)-ファラbド

となるじゃありませんか、自然に。ミはフラットついてないよ!!
じゃ、あの5小節目は

ふつーの、5の和音(^^;; ですね。あ…みんな知ってるの?? わかってなかったの私だけ??

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三色弁当にしたので久しぶりに写真とってみた↓
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