アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

せめて弓は堂々と動かして(発表会録音有)

2012年02月28日 | バイオリン
会場は、ピアノが専門のところなのでスタインウェイのフルコン。

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たいへんよく鳴るピアノなんだけれど、部屋がちょっと、縦に細長くて、しかも太い柱があるもんだから、せっかくのピアノの鼻先は柱に隠れているというサロンで、響きはなかなか難しいものがあります。

こまたろう母さんは、ピアノの響きにもしっかりこだわる人なので、会場に入ってすぐからピアノの状況をチェック。ごく短いリハのときにピアノの鳴りやペダルの具合を確かめ、さらに、ピアノの先生がほかの人の伴奏をしているときには客席から聞いて響きを確かめ、低音は抑え目にしてペダルは…などと作戦を練ります。

その行き届いた伴奏ぶりは、あとの打ち上げのときに何人かから「あの方、ピアノの先生?」と聞かれたほど(^^;; それで、私は、もう大船に乗った気持ちで、自分の演奏をすればいい「だけ」なんです、が。

実際は、実力より欲張った選曲をしているとか、なんだかだで(主に中学受験フォロー)バイオリンがあんまり弾けてないとか、そんな具合で、不安をいいたてたらキリがありません。ついでに、肩当ての調子も悪いのに、足を挿げ替えるなり、別のを買いにいくなどのタイミングも逸してしまいました。

けどね…

やっぱり、生で演奏しているとき、特に、ピアノと違ってバイオリンはお客さんの方に向いて立ってますしね。気合いというか、押し出しが大事です。下手な演奏で、自信なさそうに弾くより、同じ下手でも、堂々と弾いているほうが、聞いていても楽しめるものです。

バイオリンは、弓を大きめに動かしたほうが、音の面でも聞き栄えがしますよね。

というわけで、はったりでもいいから堂々と!! が今回のテーマです。
エックレスのソナタ、第一楽章、第四楽章

というわりに、出だしがよろけてますし、音量的にはピアノに負けてますし、録音じゃがんばった感じがわかりにくいとは思うんですが、まぁ、あとは視覚的な問題です。それなりに、演奏している雰囲気で聞いてもらえたような気がしますよ。アラが目立ちますけど。

それにしても、こうして聞いていると、ビブはほとんど痕跡程度(笑)にしか聞こえませんね。私は、どことどこだけかけてるかわかってるからわかるけど、ふつうに聞いたら、かけてないようにしか聞こえないでしょう。現状は、まったくビブラートをかけないで弾いたほうがズレが少なくて聞きやすかったと思うのですが、まぁ何事も練習です…そのうち、ビブラートをかけたほうが明らかによい結果になる日が来ますように(-_-)

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コメント (4)
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