アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ベーゼンで連弾三昧!!

2014年06月15日 | ピアノ
今日は、マイミクの紫游さんちにお邪魔して、ベーゼン弾きまくってきました♪

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「ピアノ部屋」に、ベーゼンのグランド+ベーゼンのアップライトがあるという恵まれた環境です(o_o)

「連弾楽譜あんまり持ってないからいろいろ持ってきて」のリクエストにお応えして、「束」にして抱えて行きました。

つまり、だいたいにおいて、私が過去に(何年前であっても)弾いたことのある楽譜を持って行くわけですから…
ココがミソです(^^)

まったくの初見で、私が弾ける連弾曲といったら、
そりゃどんだけ簡単じゃなきゃいけないのってことで、
それじゃあんまりおもしろくないでしょ。

過去にやったことがあるなら、忘れているとはいっても初見とは違います。

んで、紫游さんはまったくの初見。

これでようやくイーブンで遊べるというわけです。

今日弾きまくった曲はこんな感じ:
中田喜直 汽車は走るよ
パッヘルベル カノン
ラフマニノフ 6つの小品よりロシアの歌
サンサーンス 白鳥
フォーレ ドリーより子守唄
バッハ 人の望みの喜びよ
モーツァルト アイネクよりアレグロ
ハイドン 弦楽セレナード
モーツァルト 交響曲40番より第一楽章

(以下、二台ピアノ)
ラフマニノフ ヴォカリーズ
ギロック パリの大通りで
ギロック パリのポートレイト
ギロック リオのカーニバル

だいたい、一回無理くり合わせてみて、ちょいと部分譜読み、さぁ仕上げの一回!! という感じで二回やっては次。

楽しかった~(^-^)

なんかね、突然てきとーに合わせているけど、ちゃんとrit.とか合わせてくれるしね。フレーズ感も納得の進行で、あー、ちゃんと響きの変化聞いてるって感じで、すごくイイんです。そういや紫游さんはピアノ好きの中ではかなりアンサンブル好きなほうかな?? よく連弾とかの話題書いてましたもんね。慣れてます。私も慣れてますけど(違いは、ピアノが下手なだけ-笑)

いつかちゃんと練習してなんかの会でデュオやりたいな♪

この夏の星座では、私も紫游さんも出るんだけど、それぞれ別のパートナーと連弾するという(^^;;

だからまたいつかね。

音楽の星座では、去年と同様、紫游さん+私ペアで二次会幹事させていただきます。

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二時間王政戴冠式から断頭台までコンサート

2014年06月14日 | ピアノ
Shig&夜毎屋さんブライダルに行ってきました~(^^)

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結婚パーティーとコンサートが一体になったイベントでした。松本記念館ってほんとに素敵なところで、
一階にはレセプションルーム。アップライトピアノあり。
二階にはコンサートルーム。グランド二台、チェンバロ、オルガンあり。

最初に一階で乾杯・ランチ・歓談してから二階へ。

主役の二人が登場すると、Shigさんに王冠かぶせてまずモーツァルトの戴冠式でしょ。
途中はいろんな「音楽の捧げもの」があって…

私ときーちゃんさん(さきさん伴奏)はビバルディの調和の霊感を演奏したのですが、
ゆかりちゃんのパイプオルガンとともやんさんチェロでバッハ「パストラーレ」とか
(これは、カリオストロの城で婚礼シーンに使われてた曲ですよ)、
ゆかりちゃんチェンバロとお友達のリコーダーでクープラン、ルイエ、ヴィヴァルディ、テレマン

これがね。

ステンドグラスをバックに、
素敵な装飾のあるチェンバロ、
お二人の渋い赤のドレスが映えて、

音楽だけじゃなくてビジュアル的にもほんとにしっくり。

宮廷ですね~

でも、artomrさんの自作曲(影法師の指示書による)「複写糊(コピペ)祝典行進曲」あたりから雲行きが怪しくなり、
ショパンの革命で急展開、
最後はベルリオーズの断頭台(o_o)ときて、

王様と女王は遁走。

それからはみんなでおいしいカレー食べたり、
王政の残存物品を分配するためのビンゴゲーム(*)やったり、
そんでまたコンサートするの。

濃いぃ曲が目白押し…

最後はなんでだか一台八手連弾とかで〆


細かい装飾とか衣装とかおみやげとか、隅々まで凝っててほんとよくできてた!!
準備ほんとにたいへんだったと思います。

友人のブライダルなんてほんと、何年ぶりか覚えがないほどでしょ。
それで、これまで、自分のブライダル以来着たことがなかったロングドレスを買いました。

ドレスでバイオリン弾いたら、ちょっとふだんと違って、なんか演奏してる、というか、堂々と弾ける感じ??
これいいですね。夏の星座のときはロングでいこう、とちょっと思った。

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(*)みょーな楽譜がいっぱい放出されてて、ビンゴでそれをもらうと、前のピアノでそれをワンフレーズ弾けとか言われたりする(んで、ちゃんと弾いてる-笑)。私はものすごく最後のほうでやっとビンゴになったので弾きませんでしたけど
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長持ちする調律とコンサート用調律

2014年06月10日 | ピアノ
その、赤坂ベヒシュタイン・サロンでの調律師さんの話の中で、

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「コンサート用の調律と、一般家庭用の調律は違う」
というのが出てきて、おぉ、キタキタキター!! って思いました。

常々疑問に思ってたんですよ。

うちに来る調律師さんは、某楽器店の看板調律師さんで、超ビッグネームのリサイタルのチューニングなどもやっていらっしゃると聞きますが、うちでやる調律はね。なんか、直後に弾いたときはそんなに「いいっ」て感じしないんですよ。

それで、翌日か、翌々日くらいにベストな感じになるの。

もちろん、そのあとは、次の調律のときまで、ゆるやかに落ちていきますけど。

でも、コンサート用にそんなチューニングしてるわけないじゃない??


今回の話をしてくれた調律師さんも、「二時間持てばいい」コンサートの調律と、「一年持たせたい」ご家庭の調律は分けてるっていうんですよ。

「長持ちを旨とすると、音色はやや犠牲になる」そういうトレードオフがあるとも言いました。

それで、そんな説明と実演をここから聞けるとは、と、ゴゴゴゴーっハイテンションになったところで、

実際、二種類のチューニングを実演していただいたんですけど。
んー確かに違うような…

けど説明はよくわかりませんでした。どうも、理屈じゃないそうです。そうか、そんなもんなんだ。

一般家庭用のチューニングのときには、弱い叩き方から、演奏ではあまりやらないような強いガンガンした叩き方までやって音を確かめていっているのですが、そのほうが安定するそうです。

それで、コンサート用のときには、ピアニストが弾くような範囲できれいに(?)叩いて音を確かめているんですね。そのほうが、音色をよく聞けるんだそうです。

でもその説明だと、じゃ、もし、がんがん叩きモードでご家庭用チューニングしたあと、やさしく弾いて微調整したらば、音色よく長持ちする調律というものがあるんだろうか?? とかね。疑問がよけい膨らむんだけど。

謎です。

ま、いずれにせよ、うちでは「長持ちで!!」とお願いするしかありませんけど(^^;;

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調律・整調・整音

2014年06月08日 | ピアノ
ピアノメンテナンス講座@赤坂ベヒシュタイン・サロンに行ってきました。

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ユーロピアノの技術者さんが、ベヒグランドを使っていろいろ実演しながら、ピアノメンテナンスについて語ってくれるうえ、なんと調律のマネゴトもさせてくれるというので(いったい、どうやるんだ??)いそいそと、でかけてきました。

下心(ピアノを弾かせてほしいという)があったので、楽譜の束(いろんな本番で使ったコピー譜を溜めたもの)を持って、かなり早めに到着。

古いピアノ(20世紀すぐ?)を外装リニューアルしたものがあって、これが見た目もかっこいいし、弾き心地もたいへんよかったんです。みなさん到着する前に、しばーらく、弾かせてもらいました。ショパンノク15もよかったけれど、大辻ゴンの「あさがお」がたいへん具合よく、きれいに響きます。

ピアノのメンテナンスというと、とにもかくにも「調律」のことを思い浮かべると思うんですけど、今日の話の前半は「ユーザーの行うメンテ」。要するに、温度管理・湿度管理、それから「クリーニング(拭く)」ということですね。正直いって、今その件についてはあんまり関心ないんです。なーんにも管理してないけど、うちのこは元気だし(一般家庭のリビングの中では比較的安定した環境だとは思うけど、理想とは程遠いはず。ヤマハピアノは世界に冠たる丈夫さなんですよね)。

それで、湿度管理の話がえんえん続いたときは、ちょっと眠気で気を失ってたりしたところもあったけど、「調律・整調・整音」の話あたりからがぜんおもしろくなりました。

ふつうは、調律師さんに「調律」(音の高さを合わせる)をお願いすると思うけど、そのほかに「整調・整音」というのもあるということ。話としては知っていたけど、実際のところ、どんなことをするのかよくわからないんですよね。いつも来ている調律師さんが、そこまで踏み込んで作業しているのかどうかもいまいち不明でした。

調律では、まずAの音を取りますよね。442Hzが一般的ですか今なら。ただ「高いほど華やか」という傾向があるので、「そのうちもっと高くなることもあるかもしれませんね」といってました。(大学のピアノの会の人たちなんて、445だったよ)

そこから、一オクターブ下のAを取って…それから、一オクターブを12分割していく話、のところはどうせ聞いても理解できないからざっくり略。四度・五度の音を取りながらこんなふうに、という実演を聞くとみんな、「そういえば調律してるときにそういう音が聞こえるわ」。それから、各音からオクターブで展開していくわけですね。

ひとつの音に対して二本とか三本とか弦があるから、次にその複数の弦を合わせる(ユニゾン)という作業があります。触らせてもらったのはココで、チューニングがずれるとにごる、うなる(けど、高いほうにずれているのか、低いほうにずれているのかはわからない)ので、ずらしてみて、よくなるかどうかでどっちに回すべきかを判断する。でもほんと微妙なもんで、すぐ行き過ぎちゃいます。で、あたふたしてると何がなんだかわかんなくなっちゃう。

それと、ピンを回す手の加減がね。慣れないと、思ったくらい回すのが難しいです。まー私は、バイオリンの調弦も下手だし話にならない。

整調というのは、ピアノのアクションのところを調整して、スムーズに弾ける、好みのタッチで弾けるようにする作業のところ。たとえば、鍵盤の深さというのも、1cmを標準としてその前後あり、深ければつまり大きい動きでハンマーを動かすので「軽く」なり、浅ければつまり小さい動きで同じハンマーを動かすので「重く」なる。

また、キーを押したときにハンマーがぐぐっとあがって最後に下がる、そのいわば「ボールを投げるときにいつ手を離すか」のタイミングがちょうどよくないと、力が十分伝わらなくて弱い音しか出なかったり、べたっと当たって音がにごったりする。両方、極端な調整をして見せてその違いを解説してくれました。すごい(o_o)

整音というのは、ハンマーの状態を整えて、音色をよくする作業。長く弾かれたピアノはハンマーの先がつぶれて、丸い形が四角っぽくなってたり、弦に当たるところが溝になってたりするんです。それだと、硬い感じの音になるし、音色の変化もつけにくいので、必要とあらば削ったり、針を刺したりして、形を整え、やわらかくするんです。

これも、ベヒシュタインの新品グランドに、古くなったハンマーをつけてまず音が悪くなったところを確かめ、それから(ざざっとですけど)整音によって音がよくなるところを実演。おぉーーっ(o_o)

よくわかりました。

コンサートホールなどでは、一年に一回とかまとめて二日間くらいとって、大掛かりに整調・整音の作業をするらしいですけど、一般家庭でそういう依頼を明示的に調律師さんにしているところは少ないハズ。私ももちろんしていませんが(^^;; 今回の説明を聞いてみて、うちに来ている調律師さんは、ふだんの調律をしながら、気になったところの整調・整音を追加でしてくれているということがわかりました。

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弾き語り、その高い壁

2014年06月06日 | ピアノ
「アナと雪の女王」見てきまして…
ま、映画としてもよかったと思うんですが、ミュージカルとして、とてもよかったです。超有名になってる「Let it go」だけじゃなくて、ほかのもね。

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それで、ついこんなものをポチりまして↓
ピアノソロ/弾き語り 中級 アナと雪の女王~日本版サウンドトラックより~

こういう楽譜って、「初級」とか「中級」とか書いてあって、さすがに人気映画だけあっていろんなのが出てます。「中級」が何を意味するのかいまいち不明ですからちょっとおっかなびっくりですが、いくらなんでも「初級」だとねぇ、すごくつまんないのだといけないから。

届いたものを見ると、まぁいい線かな?? 練習したら楽しめるくらい??

で、とりあえず「Let it go」を見てみますと、なんと「ソロ」「弾き語り」「連弾」と三バージョンご丁寧に載っていまして(^^;;
「連弾」おもしろそう~でもひとりじゃ試せないからね。
「ソロ」はまぁいいんだけど、やっぱこの曲は歌ですか。

それで弾き語り用の譜面を見ると、ピアノ部分はとても簡単…音数がぱらりという意味でもそうですが、手になじむ感じで弾きやすく作ってあります。やーこれは楽勝!?

しかし。

ピアノを弾きながら歌をうたうということがどうしてもできない。やるとしたら、一小節弾いて~ちょっと間が空いて(頭のじゅんび)~一小節弾いて~みたいになりそう。なんか、脳みそがそういうふうにできてないのよ、って感じです。

それを見越して、ほかの楽譜よりぐぐっと易しくして「弾き語り用」を編曲してあるんだろうけど。それでもぜんっぜんダメ。

これはあれですね…

話が飛ぶんですけど、ファインマン(物理学者)のエッセイで、「困ります、ファインマンさん」って知ってます? あの「ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー」っていう話、私好きなんですけど、要するに「脳みその同じところ使う課題をダブルでやろうとすると停滞する」ってこと。

何も見ないで、「1,2,3,,,」って60まで数えて、「はい」と、これが実際何秒だったかってのを測ります。1つ一秒で数えているとちょうど一分ですけど、いいんですなんでも、ただその人の固定ペースを知りたいだけで。

この、「60まで数える課題」と、何ならいっしょにしてもペースが変わらなくて、何だとずれちゃうか、そういうのを実験するわけ。

階段の上り下りをがたがたやって、心臓ばくばくさせても、数えるスピードに影響がなかったとか、洗濯したあとの靴下を数えるのはいっしょにできないが、四角く並べるとかして視覚的に(←だじゃれじゃないです)数えればOKとか、新聞を読むことさえできるとか。ファインマンさんは本気でいろいろ試してみたところ、けっこういろんなことが可能だったけど、しゃべることだけはどうしてもできなかった。

その「研究成果」を寮仲間に発表すると、「そんなはずはない」と反論する人がいて、「しゃべるのなんかなんでもないが、読むことだけはできないハズ」というんですね。それで実験してみるとなんとそのとおりで、どうも、ファインマンさんとその人では、「1,2,3,,,」とリズムを取ってるときの処理方法が違うみたいだった、とか。

脱線が長くなりましたけど、要するに、歌をうたう、ピアノを弾くというのは、それぞれがその人にとって「可能な課題」であっても、おそらくはかなり多くの部分のリソースを共有してるから、いっぺんにはできないのね。

これを練習するとできるようになるのかどうか…できるようになるとしても、

両方の課題が余裕でこなせるようになったため、リソース共有しても処理オチがなくなるという方向なのか、
違うリソースを使うようになるという方向なのか、

練習すると、ボケ防止にもいいかも!?
興味ありますねー。

矢野顕子とか頭の中どうなってるんだろう。

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