アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

安い電子ピアノはどう安いのか

2022年02月16日 | ピアノ
電子ピアノって、別に私はほしくないけども、独立して暮らしているまたろうにお奨めしようかな、とか、

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よしぞうが発声練習するなら電子ピアノでいいんじゃないの、とか(つまりよしぞうの部屋でやってもらえるように)、
関心はあります。

どのくらい安いものでイケるかという話なんだけと…

こんな動画を見つけました。
Amazon激安電子ピアノの正体に迫る

ここでいう「電子ピアノ」は「とにかく88鍵あるもの」という意味です。ピアノの曲を…少なくとも音域的にはカバーしているものです。
なのに、2万円を切るくらいの値段のものがずらりと、いろんなメーカー名で並んでいる。これってすごくない?? (昔はここまで安いのはなかった)
この動画でレビューに使われているのは
NikoMaku 電子ピアノ 88鍵盤 …19,200円

で、そのクラスの「電子ピアノ」をいろいろ見ていくと、見た目がほぼ同じものが別のメーカー名で出ていることに気づきます。これは、いくつ以上まとまれば安く作りますよ、OEM提供しますよというメーカーがあって云々(ここらへんは私的には特に興味ないので飛ばしますが)

肝心の、音はどうよという話で、この価格帯のピアノと、その倍以上くらいの価格帯のピアノを比較しながら解説が進みます…

電子ピアノというのは、要するに音を「録音」してあって、鍵盤操作に応じてその音を再生するわけなんだけど、
どのくらい「いちいち」録音するかで情報量が違ってくるわけで、たとえばデジピといっても高級品なら88鍵それぞれの音が録音してあるわけ。
(それが当たり前なのかと思ったよ…)

それが、2万円クラスの場合は、近い音程の4~9個くらいの鍵盤をまとめてひとつの録音で済ましてるんです。それをピッチだけ変えて出す。
もう少し高いピアノ(この動画では、KORG 電子ピアノ D1 88鍵盤)ならそこまでまとめないでそこそこ細かく録音してあるんです。88個バラバラではないけども。

いくつもの鍵盤で同じ音色(の波長だけ変えて)になっているとどうなるかというと、和音弾いたときとか、すごくつまんない響きになります。

あと、音量を変えて弾いたときも、単にひとつのサンプルした音を大きくしているのか、いくつかの段階で別々にサンプリングしているかが違います。

なーるほど…

この動画では、情報量が何倍である、というふうに「数」で比べています。情報量が倍になれば「倍」いい音に感じられるのかといえばまぁちょっと違うかもしれませんが、とにかくこの二つの電子ピアノでいえばまったく違うレベルの音色に感じられることは確かです。

また、意外でしたがこの安いほうのだと「長い音」が出せないんです。3~5秒くらいで完全に音がなくなってしまう。KORGのほうは、ちゃんとループさせて長い音を作っているのだそうです。そんなところまで違うとは。

ただ、音色に関しては、この鍵盤をパソコンへの入力として使い、パソコンのほうで豊かな音を作るということも考えられます。それなら電子ピアノ自体の音がけちょくても問題ないんじゃないかと思いますが…

この動画の最後らへんで力説されているのは、それであっても、弾き心地が別物なので、とにかくハンマーアクションのものから選ぶべきだ、ということです。
2万円のピアノは、「バネ」で抵抗を作っているため、

スーと下がって、コツンと当たる鍵盤。←アコースティックピアノ、ある程度の値段の電子ピアノ
押し始めはやや軽く、下へ行くほど抵抗が強くなる鍵盤。←激安電子ピアノ

そりゃ、別物ですよね? 後者で慣れていたら前者は弾けない、その逆もしかりです。それなら、慣れてれば大丈夫かというとそうでもなくて、結局のところ「バネ」のほうが弾くのが難しいのだと。

初心者が、安いからといってこっち買って、より難しかったら、挫折しますよね??

とFrieve-Aさんは言っていて、私も深く納得してしまいました。またろうは、めるちゃんの弾き心地を幸せだと感じるようなので、まぁ2万円のは、ダメだろうねぇ。
(発声練習用なら、まぁタッチとか関係ないし、音程だけ合ってればいいかもしれない。その場合、88鍵である必要もないか…)


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水系の曲!?

2022年02月15日 | ピアノ
かつさん主催ピアノWeb発表会には、締め切りギリになって無理くり捻りだすことが多かったのですが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←水の曲、いっぱいありますね

せっかく、かつさんが「今回は先手先手の告知!!第七回ピアノWeb発表会」ということで前もって明快に!! 告知してくれているので、先手先手に準備してみようかと(^^)

テーマがダブルで:
テーマ1:『水の世界』
テーマ2:『子どもたちへプレゼント

となっています。テーマが「水」ということで、水ね…

真っ先に「水の戯れ」とか思いつくけど今から弾けるわけないし

でもそういえば「舟歌」、去年はショパン舟歌もアルカン舟歌も弾いてて、まぁ水っちゃ水ですかね、舟は水がなくちゃー進まないもんね。

舟系はいくらでもありますね。ブルグミュラーでも、メンデルスゾーンでも、チャイコフスキーでも。これなら、今からでも弾けるかも。

ショパンの舟歌だけは今からは弾けないな…

あ、ショパンつながりで「雨だれ」。別にショパンが雨だと言ってたわけではないけど。

もうちょっと、ほかの人が選ばなそうな曲というと…
吉松の「雨の雅歌」なら弾いたことあるし、まっさらな曲でよければ「水によせる間奏曲」(←むずそう)
大辻ゴンの「あさしずく」。

迷う…ありすぎて…

はっ(o_o)

そもそも、今、絶賛譜読み中のショパンバラ三、「水の精」っぽい(「ぽい」だけだけど)ってことでこれもアリかも。

いやー締め切り(4/25)に間に合えば…

小さい曲を押さえで録音しておいて、せっせとバラ三を進めよう。。

「子ども」は…これまたたくさんありすぎて悩む…



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オケパート甘くない…(モツコン)

2022年02月14日 | ピアノ
ソロピアノについては、ショパンバラード三番の譜読みを思ったより快調に進めておりますが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←音が多いの手ごわい

そうだ二台ピアノもぼちぼち進めたほうがいいな。と思い立ち、一部弾いてみましたところ。

…むずい(o_o) これやばい

前に、モーツァルトピアノ協奏曲第23番の二、三楽章を弾いたことがありますが(ピアノパート)、今回はその逆を弾いてみようという趣旨で、オケパート。曲もわかってるし、とっつきやすいね、と思っておりましたが、なかなかどうして。

ラフマニノフの組曲第二番ロマンスを「逆」からやってみたときは、1stと2ndのあまり難易度変わらないうえ、逆を弾いたことあって把握しやすいというアドバンテージがあるのでだいぶ弾きやすい感じがしたんですけども。

ピアノ協奏曲の、ピアノパートとオケパートということになると、ぜんぜん別ものですね。

私、ピアノパートなら二楽章、自信あるんですけど
何がいいって、あのシンプルな音配置です。ゆっくりで、音数少なくて、手にも馴染んで弾きやすい。

オケパートは音が多くて、手にも馴染まない。

三楽章なんて忙しいからもっと…

のっけから弾きにくい、ジャンプ


ややこしい


音が多い

うぅぅぅ。

まぁ、オケはたくさんの楽器がいっせいに演奏してるわけで、それを寄せ集めてくればそういうことになりますね。昔むかし、ほんとに昔(高校生のころ)、ベートーヴェンピアノ協奏曲第一番第三楽章のオケパートを弾いたときはどうやったのかといえば、私の母が「これなくていい…こんなのオクターブじゃなくていいから…」、ばっさばっさ、音を減らしてくれたんでしたねそういえば(笑)

このたびは、自力で音を減らしましょう。減らすのはいいとして
思い切って減らして→練習しつつ完成テンポをにらみつつ余裕があったら音追加
としたいようにも思いますがそうすると、指使いの計画も違ってきてやり直しになりそうでそれも効率悪いのかな。

楽譜どおりをまず弾いてみて、ある程度のところまできて弾けるようにならないところに見切りをつけて減らす?

また、減らすにしたって上手に減らすか下手に減らすかっていうのがあるだろうけども。

やっぱり早めに手をつけて、やばそうならおゆき先生のところへ駆け込むか(え?)

まぁ、こういうのもさらっと対応できるようにはなりたいんですよね。
「オケパ? いいですよやりましょう♪」っていいたい。アンサンブル好きだから。

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昔より楽に弾けるようになったわけ

2022年02月13日 | ピアノ
これまでいろいろな曲を、しばらく練習して…しばらくまったり寝かして…また弾いてみる…ということをしてみましたけど、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←同じ曲を取り出して弾いてみれば自分の側の変化がわかるよね

十数年間の長きにわたり凍結していたものの解凍(ショパンバラード三番)というのはわりとレアですね。

忘れてるっちゃ完璧に忘れてるはずなんですけど、弾いてみると、ゼロから譜読みしてるわりに譜読みしやすい曲という雰囲気になります。

弾きやすさという面からいうと…
昔はそれこそ「もしかして、半音階弾けないの?」と言われるくらいの状態だったので、何一つ「自動運転」で済むものはなくて、音を一つひとつ読んでは並べていくしかなかったのでとてもたいへんでした。今はいろいろなパターンに既に慣れていますからいろいろと話が早くなりますよね。

そのように「把握が早くなる」ということのほかに、今回弾いていて気が付いたことがあります。

打鍵の仕方そのものが違うため、今回のほうが弾くこと(動作)自体が楽であるということです。

こういう曲の場合、指がパタパタ動いて「ドレミファソ」と打鍵するような弾き方だけではなくて、
和音…片方の手で複数の鍵盤を押さえる…を連続して打鍵するような弾き方が頻繁に出てきます。

それが、いっこずつ「よっこらしょ、よっこらしょ」だったらたいへん疲れるわけですが、
「ポンポンポンポン…」であればすっすっと進めるわけです。うーん、何いってるかわからんなこれじゃ…

…たとえば、同じ重さで、
中にお米の粒が入った「お手玉」と、
ゴム製で弾力のある「ボール」があったとしますね。

「お手玉」を持って、持ち上げる→おろす→持ち上げる→おろす…
と連続でやることを考えますと、いちいち「べちゃー」「べちゃー」となってあまりスムーズな動作になりませんが、

「ボール」を持って、保持する→ぽよん→保持する→ぽよん…
と連続でやることを考えますと、弾力があって跳ね返る感じで、連続で軽くいけちゃいますね。

うー-ん…どこまで当たっているたとえになっているか心もとないですが、たぶん、半分くらい当たっている気がします。

基本となる高さが、「お手玉」だと「床面」、「ボール」だと「上」ですよね。

「お手玉」のほうは持ち上げるときに力を入れていて、「どさっ」と下ろすんです。で、またよっこらしょと持ち上げる。

「ボール」だと、まず空中で保持されていて、すっと降りてきたらぽんと跳ね返って元の位置に戻る感じです。

「ボール」のほうの弾き方の場合は、おゆき先生のいう「下腹でしっかり支える」が大事で、手は鍵盤のすれすれ上の辺りにふんわりと自然に保持されています。
それと、当たり前ですが「弾力」が肝心なところです。弾く瞬間に(ごくわずかであっても)指が手の内側に曲がる動作をしているから跳ね返るんですね。

跳ね返る瞬間の直前、「ボール」は下向きに動いていても、静止していても、あるいは、ごくわずか上向きに反転したあとであっても、それはどれもアリだと思います(…というところは実際のボールと違うが)。それはほしい音量や音色に応じてどれもあるはず。

で、弾くのが楽になっただけじゃなくて、「お手玉」と「ボール」だと音色も違うと思います。

そんなこんなで、昔この曲弾くのって本当にたいへんだったはずなんですよね。
よくそんなの付き合っててくれたなぁ(ヤマハの先生)。
なんとか弾けるようにするにはどうすればいいか、丁寧にいっこずつ考えてくれたんですよ。

---- 今日の録音
ショパン/バラード三番(練習2)

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ファツィオリ練習会+zoom

2022年02月12日 | ピアノ
今日は元々、遠方のマイミクさんが東京に来るのに合わせて練習会をしようって企画になってたんだけど、こんな状況なので来られなくなって、

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で、せっかくファツィオリが弾ける会場を押さえているから、東京にいる人で練習会をやって、zoomで繋ごうという話になりました。

zoomの会は、よくやっているんだけど、これまでやったときはいつもおうちのパソコン使っているので、外出先でスマホでというのは初です。

実はキカイに弱いので自信がなくて(^^;; ドキドキでしたが
(家で会をやるときは、トラブった場合もよしぞうのヘルプをあてにしている)
wi-fiの繋ぎ方とかを娘に教えてもらっていざ出陣。

ピアノの音をきれいに通すにはどうするか…パソコンでなら「オリジナル音声をオン…」その他の設定もよくわかっていますが、iPhoneでのzoom設定画面は、パソコンのと違っててよくわかんない。ちゃんと試す時間も取れないまま、ぶっつけ本番の設置:



音のいい設定がわからなくても、外付けマイク付けとけばなんとかなる、らしいので今日はマイク頼み。三脚は、百均で売ってる100円じゃないやつで、すごく軽くて便利です。

「えいや」とつないでみたら、通信はそんなに問題なくだいたいうまくいきました。音の出し方がわからず(たぶん、外付けマイクにヘッドホン挿せば音声は聞こえたんだろうけど)、別のスマホでもひとつzoomに入って、そこから音声出すようにしておしゃべりしました(*)。

ピアノ演奏については、ちゃんと、人による音色の違いとかもわかるレベルの音質だったとのことなので、よかったです。


ここのファツィオリは何度か弾いていて、「ファツィオリっぽいオーラがない」とかdisったこともありましたが、今日はとてもコンディションよくて、弾きやすく、かつ響きも良かったです。

演奏のほうも、聞きごたえあり雰囲気のよいのが目白押しで、耳福でした。バッハとショパン多め。

私もショパン(バラード三番)とバッハ(半音階的幻想曲とフーガ)弾いたんだけど。

今週はフーガの指使いに悩んでただけで、決めたあと練習できてないので、今弾いても混乱してボロボロになりそう。かといって幻想曲部分は練習してなかったから細かいことを忘れている。そしてもちろんだけどバラ三は譜読みしたてという状態で、「詰んだ」(o_o)

仕方なく、バラ三をところどころ迷走しながらも最後まで弾いて、幻想曲をところどころ忘れながら途中まで弾くという体たらくでした。ちょっと、ご機嫌なファツィオリ弾ける機会がもったいなかったけども、とにかくみんなでピアノ楽しめた、充実の練習会でした。


(*) どう設定するのがスマートだったのかわかってないんですが。今日のやり方でやる場合は、ハウリング注意です。つまり、二代目のスマホの音がマイクにあまり入らないようにマイクの後ろ側に回り、かつ距離を取る。

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