カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

「昼」「コタツ」「危険な小学校」ジャンル「指定なし」より・炬燵猫の恐怖

2015-03-21 18:07:09 | 三題噺
 今年の冬は炬燵猫が異常発生して学校の不登校率が跳ね上がったそうだ。確かに大人ならともかく、朝の準備をしている最中に炬燵から首だけ出した姿で自分を見詰めてくる猫の視線の誘惑に耐えられる子供はそういないだろうと納得していたら、涙ぐんだ友人が「オレだって、オレだって我慢しているんだ!」と心の底からの雄叫びを上げ、別の意味で気の毒になった。
 ちなみに対応策は炬燵を撤去する以外にないらしい。
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