暇だから昔話でも話すか、と言うなり船長が唐突に話し始めた。
「私が航空学校に通っていた頃、お約束だが校内七不思議があって、その中の死神が現れると言う鏡の条件を揃えて試してみた。
結論から言うと現れたのは悪魔で何か願い事を言えと迫ってきたので、とりあえず私の魂を代償にするなら宇宙人類の平和共存以外に認める気は無いと答えたら凄まじく狼狽されたが、とにかくやれと首根っこを掴んだら泣いて謝ってきた。
あの悪魔は今でもきちんと仕事をしているだろうか?」
その場にいた全員が無言のまま、名も知らぬ悪魔に深く激しく同情した。
「私が航空学校に通っていた頃、お約束だが校内七不思議があって、その中の死神が現れると言う鏡の条件を揃えて試してみた。
結論から言うと現れたのは悪魔で何か願い事を言えと迫ってきたので、とりあえず私の魂を代償にするなら宇宙人類の平和共存以外に認める気は無いと答えたら凄まじく狼狽されたが、とにかくやれと首根っこを掴んだら泣いて謝ってきた。
あの悪魔は今でもきちんと仕事をしているだろうか?」
その場にいた全員が無言のまま、名も知らぬ悪魔に深く激しく同情した。