カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

第六十七夜・神無月の酒宴

2017-09-05 19:51:16 | 百人一首と色名で百物語
たかあきで『神のまにまに』と『山吹色』を使って創作してください。

 婆ちゃんが供えていた蜜柑色の酒が瓶ごと消え、しばらく後に空瓶となって戻ってきた。そう言えは神無月だったなと納得しながら、自分はしがない家神だが婆ちゃん始め家の人間が大事に祀ってくれているので末席でも扱いは良いと自慢げに語ってくれたのを思いだした。

 ちなみに、大陸の神様は序列に関する認識がかなりシビアらしい。
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