あられの日記

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新宿御苑菊花壇展

2009年12月22日 06時52分33秒 | 新宿御苑
上野駅でごはんして、JRで移動。
着いた先は新宿御苑。
名前からしておわかりの通り、新宿御苑は皇室ゆかりの場所です。
新宿御苑は、徳川家康の家臣内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われています。明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906)に皇室の庭園となり、戦後昭和24年(1949)に国民公園として一般に公開されました。

上が御苑の全体図。
下が皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ「菊花壇展」の開催場所です。
公開は11月1日から15日。
公開時間は9時から16時。

日本庭園を使っての展示です。
実は菊花壇展は毎年開催されているものの、訪れたのは始めて。
そもそもこの菊花壇展は去年NHKBSの「菊」の番組で知りました。NYの植物園で菊花展を開催するにあたり新宿御苑の栽培技術を勉強勉強してニューヨークで菊花展を成功させた云々…という内容を見たのです。
へえ~、でしょ?
で、今年はぜひ菊花壇展を見たいと前々から思っていたの。
そこへ天皇陛下御在位20年慶祝行事の一環で、新宿御苑では特別展として11月12日を無料開園。またガイドウォーク。新宿御苑旧洋館御休所が特別に公開されます。
で、やってきました。

まずは第一露地花壇。
実はその前に中央入口並びに中央休憩所にも菊の展示があったのですが、今年は見頃が早めだったのかちょっと残念な状態になってましたので、写真は撮ってません。
さて、新宿御苑の菊花壇展についてもう少し語ります。
この菊花展が「皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ」というあおりがついている訳は、ぶっちゃけ菊が皇室の紋章な所にあるわけです。
以下、菊花壇展のパンフレットから。
『日本に園芸品種の菊が渡来したのは、奈良時代から平安時代はじめといわれています。その後、室町、江戸時代と発達をとげ、明治元年(1868)に菊が皇室の紋章に定められました。
明治11年(1878)、宮内省は皇室を中心として菊を鑑賞する初めての『菊花拝観』を赤坂の仮皇居で催しました。展示用の菊は、当初は赤坂離宮内で栽培されていましたが、明治37年(1904)より新宿御苑でも菊の栽培が始まりました。
そして昭和4年(1929)からは、観菊会も御苑で行われるようになりました。
大正から昭和にかけては、観菊会の展示の規模、技術、デザインなどがもっとも充実した時期で、これらによって新宿御苑はパレスガーデンとして、広く海外に知られるようになりました』

●伊勢菊
伊勢菊は伊勢地方(三重県松坂)で発達した菊で、縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。
おもしろい。


コメント
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