常立寺

大船から湘南モノレールで終点の湘南江の島駅へ移動。時刻を確認したらすでに１１時半だった。
湘南モノレールの駅から徒歩で数分、常立寺に到着。
径からしだれ梅が見える吸い寄せられるように近づいたら…。
既に見頃が過ぎてましたようやく咲いたんじゃなかったんかい
う～む。寒さが厳しくて開花が遅れたのに、散るのはあっちゅー間なのか！？梅って長い間咲いてる印象があったのに…。
まあな。チューリップも１月に咲くと長い間咲いてるけど、４月に咲けばすぐ散ってしまうものな。
がっくり肩を落としつつ散策開始。

山号：龍口山
宗派：日蓮宗
創建年・開基ともに不明
常立寺は近所にあった龍の口処刑場で処刑された罪人を弔うために建てられた真言宗の寺。その後日蓮宗の寺となり現在に至る。





境内の撮影を終え、寺を出ようとした時説明板を発見。「伝　元使塚
五輪塔は、密教がいう万物の構成要素の地水火風空をそれぞれ方、円、三角、半月、宝珠の形で重ねて表したもので、平安後期に出現し鎌倉時代以降に主に供養塔や墓標として全国的に流行しました。
この五輪塔は、文永の役（１２７４）の翌年の建治元年に元より降伏勧告に使わされ、鎌倉幕府の執権北条時宗の命によって龍の口（片瀬川から腰越あたり）で斬首された杜世忠ら五人の元使の供養塔と伝えられています。その後、元は再度日本を襲撃（弘安の役１２８１）しましたが、前回同様に台風で多くの船・兵を失い退散しました」
へえ～へえヘえ～っ！！
この寺には元寇で降伏勧告に来た使いの供養塔があるのね。
探さねばなるまい。
探しましたが見つかりませんでした。
今一あきらめ切れず、帰宅後wikiで検索かけたら、実は境内に青いゴミ袋が撮影の邪魔だと近寄らなかった場所があったんですが、その青いゴミ袋こそ伝元使塚だったんです。
し～か～も～っ！！
ゴミ袋はゴミ袋じゃなかったのだ。
WIKIによりますと、平成１７年（２００５）、朝青龍や白鵬らモンゴル出身の幕内・十両力士が元使塚を参拝。モンゴルで英雄を意味する青い布を五輪塔に巻き、元使を弔った。その後も毎年、藤沢に巡業で来るとモンゴル出身力士の参拝がなされている。
平成１９年（２００７）にはモンゴル大統領夫妻が元使塚を参拝した。
あのゴミ袋～～っ！！という訳で、元使の塚の画像はありません。
}へ、凹む
常立寺さんは結構な歴史ポイントだったのです。　　　日本史 ブログランキングへ